川﨑宗則が西岡剛選手と合同会見! 栃木ゴールデンブレーブスで9/13の試合に登場も

2020.9.8
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栃木ゴールデンブレーブスに入団の決まった川﨑宗則選手が会見。「餃子が決め手」とムネリン節がさく裂した

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ルートインBCリーグ栃木ゴールデンブレーブスに入団の決まった、元福岡ソフトバンクホークスの川﨑宗則選手が9月7日、同球団と契約を更新した西岡剛選手と共に合同記者会見を行った。

川﨑宗則選手(左)、寺内崇幸監督(中央)、西岡剛選手(右)

“ニセアライバ”としてチームを引っ張ると約束する川﨑選手(右)と西岡選手

寺内監督から帽子をかぶせてもらう川﨑選手(左)

「皆さんこんにちは。栃木ゴールデンブレーブスに入団することになりました川﨑宗則です。よろしくお願いします。以上です」と入団のあいさつを一言で済ませた川﨑選手。多くの言葉を期待していた報道陣を肩透かしにするなど、“ムネリン流”で会見は始まった。

川﨑選手は2000年に福岡ダイエーホークスに入団。2012年にMLBシアトル・マリナーズへと移籍し、トロント・ブルージェイズ、シカゴ・カブスを経て、2017年に福岡ソフトバンクホークスに入団。日本球界に復帰していた。昨季は台湾プロ野球の味全ドラゴンズにてコーチ兼任でプレー。今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって無所属となっていた。

ゴールデンブレーブスでプレーすることに決めた理由を問われると、「去年から西岡選手や五十嵐さんというホークスの先輩からいいチームと聞いていた」と答えた川﨑選手。「そして実際に素晴らしいところだった」と野球に関する環境の良さを挙げた。

さらに「栃木は餃子が美味い。そして人がいい」と続け、「まあ、まだ2人くらいしか会っていないんですけね」と言って報道陣を笑わせた。

終始報道陣を笑わせた川﨑選手

プレーに関しては、今年39歳になったことを受けて「熟女って言葉ありますけど、“熟男”なプレーをしていきたい」と発言。経験を活かしたプレーを見せたいと意気込みを語った。

一緒に会見に臨んだ西岡剛選手とは、世界一に輝いた2006年のWBCで二遊間を組んだ“名コンビ”。ほぼ同時期にMLBへ渡ったことも含めてプライベートでも仲が良く、昨年には川﨑選手を見に台湾まで訪れて再会をはたしていた。

「2人でできるのは心強い。感謝ですね」と川﨑選手の入団を歓迎する西岡選手

西岡選手は「(川﨑選手と)2人でできるのは心強い。感謝ですね」と話し、「一緒にプレーするのは最初で最後になるかもしれない。しっかりムネさんのモチベーションも上げたいなと思います」と川﨑選手の入団を歓迎した。

二人の共通点はと問われると、川﨑選手は「ぼくと剛はチャレンジャーなんですよね。チャレンジをやめない」としつつ、「でも実はふたりとも超ビビリな点も同じ」と言って笑わせた。

世界に名をとどろかせた二遊間の新コンビ名を要望されると、川﨑選手が「ニセアライバで」とかつての中日ドラゴンズの名二遊間コンビにあやかった名前を出し、会場は爆笑に包まれた。

会見に同席した元読売ジャイアンツの寺内崇幸監督は、「次の人生のステップとして、いい環境をつくってあげたい」と、二人のバックアップを約束。川﨑選手は「台湾リーグへの復帰」、西岡選手は「NPB復帰」という目標に向かって、チームが協力する体制となっている。

寺内監督は「西岡選手はすぐにでも、川﨑選手は13日からを想定している」と語っており、早ければ9月13日(日)の茨城アストロプラネッツ戦からふたりの雄姿を観ることができるかもしれない。

会見場の様子

会見当初から“ムネリン節”全開で、終始和やかな雰囲気で行われた記者会見。栃木のファンには「夜ラン(公園を大勢で夜走る)をしましょう」と呼びかけ、これまで応援してくれた福岡のファンには「ぜひプレーを観てほしい。栃木まで来てください」と語りかけるなど、ファンへのサービスも忘れない。BCリーグの顔として、ムネリンの活躍が期待される。

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