『リング0』の鶴田法男監督による映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』が中国5,000館で公開 

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2020.11.3
映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(原題)

映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(原題)

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映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(原題)の公開が10月30日より中国で始まったことがわかった。

映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(直訳「ネットワークのリング」)は、『リング0』の鶴田法男監督による中国製ホラー・スリラー映画。中国の作家マ・ボヨン(马伯庸)のスリラー小説『她死在QQ上』(直訳「彼女はQQで死んだ」)を映画化した作品で、「呪われたネット小説を読んだ者が、作中と同じ死に方で死んでいく」物語を描いている。中国資本のみで製作されており、鶴田監督は2016年秋に北京の映画会社から依頼を受け、現地の作家と共同で脚本を完成させたとのこと。

映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(原題)より

映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(原題)より

映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(原題)より

映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』(原題)より

主演は、コミック『花より男子』の中国実写ドラマ『流星花園2018』(Netflixで配信中)で藤堂静役スン・イハン(孙伊涵)。また、『范保德』(ホウ・シャオシェン製作総指揮)やドラマ『成化十四年』(ジャッキー・チェン製作総指揮)、映画『返校 Detention』で知られる台湾のフー・モンポー(傅孟柏)がもう一人の主演を務めている。

公開中の中国劇場の様子

公開中の中国劇場の様子

公開中の中国劇場の様子

公開中の中国劇場の様子

公開中の中国劇場の様子

公開中の中国劇場の様子

中国で5000館で封切られた本作は、10月30日から11月1日の3日間で1億円の興行収入を記録。鶴田監督は当初、公開前日に中国で舞台挨拶を行う予定だったが、新型コロナウィルスの状況により渡航を断念している。なお、現在、日本語字幕付きの中国版予告編が公開中だ。

 


鶴田監督のコメントは以下のとおり。

 

鶴田法男(監督)

中国映画界から私のようなホラー専門監督に声がかかったことにまずは驚きました。一方で、日本と違って様々な制約がある難しさに大いに悩みました。ですが、喜怒哀楽と同様に、恐怖も人間に必要な感情です。そこには国境も民族もありません。日本生まれの良質な恐怖を中国の皆さんに届けることで、両国の更なる交流のお役に立てるならばと全身全霊で挑ませていただきました。自分のホラー作品の中で最高の1本が完成したと思っています。日本の皆さんにも楽しんでいただける日がくればと願っております。

 

『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』は中国で公開中。日本公開は未定。

 

作品情報

映画『ワンリューシュンリン(网络凶鈴/網絡凶鈴)』
 
【ストーリー】
女子大生シャオノー(スン・イハン)の従姉が謎の死を遂げた。警察は自殺と判断したが、そこには呪われたネット小説「ザンセイロウ(残生楼)」が絡んでいた。その小説を読み呪われてしまったシャオノーは、記者志望の男子学生マーミン(フー・ムンポー)と共にその恐怖に挑む。
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