松村北斗(SixTONES)、森七菜らの「オモテの顔」と「ウラの顔」が明らかに 映画『ライアー×ライアー』完成報告イベント

2021.1.21
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映画『ライアー×ライアー』の完成報告イベントが1月20日(水)、東京・有楽町朝日ホールで行われ、松村北斗(SixTONES)、森七菜、小関裕太、堀田真由、七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)、耶雲哉治監督が登壇した。

『ライアー×ライアー』は、単行本の累計発行部数が170万部を突破し、2012年度「このマンガがすごい!オンナ編」にランクイン、2015年には第39回講談社漫画賞・少女部門にもノミネートされた金田一蓮十郎氏の同名コミックを実写化するもの。女子大学生の湊、両親の再婚で湊の義理の弟になった同い年の透、そして、高校生姿になった湊である“みな”の恋模様を描いたラブストーリーだ。W主演で本作に出演するのは、ジャニーズのグループSixTONESのメンバー・松村北斗と、NHK連続テレビ小説『エール』などで知られる森七菜。松村は、高校生姿の義姉・湊を別人の“みな”と信じてベタ惚れしてしまう透を演じ、湊の前で見せる“女癖の悪いクール系モテ男”と、みなの前だけで見せる“とことん一途な甘々男子”の顔を演じ分ける。一方の森は、“潔癖症の地味系の湊”と、ギャルメイクの“みな”として透に一目惚れされるキャラクターを演じている。そのほか、湊の親友・真樹役で堀田真由、幼馴染の烏丸役で小関裕太がキャストに名を連ねる。メガホンをとったのは、『暗黒女子』、『映画刀剣乱舞 -継承-』などの耶雲哉治監督。

 

 

イベントに登壇した松村は、「最初はラブコメと伺ったので僕にはできないと思ったけれど、壁ドンやドSセリフなどではなく、素直に反応する時にキュンキュンしたり、トキメク要素のあるラブコメだとわかって安心しました」と胸を張る。また、劇中の“キュンキュン要素”について、「下手したら自分も私生活で誰かをときめかせているのではないか?と思うほどに素直。僕は普段から仏頂面と言われますが、今後の松村に期待です」と笑わせた。

松村北斗

大学生の湊と高校生・ギャルメイクのみなをコミカルに演じた森は「今どっちを演じているんだっけ?と頭がゴチャゴチャになりましたが、演じ分ける上では金髪がスイッチになりました。気持ちが違うし、背が高くなったような気分にもなりました」と振り返る。そんな森と初共演を果たした松村は「天才の方って素直じゃない。あまり表に感情を出さないイメージがあった」と対面前の印象を語りつつ、「晴れてほしいロケの際に、森さんが『あたし、晴れさせられるから』と豪語。実際に森さんが晴れの儀式をおこなったら30分後くらいに雲を割ったみたいに晴れました。『晴れた!』とみんなで盛り上がって、森さんも誇らしい顔をしているのかと思ったら、太陽を見ながら『あっちいな!』と言っていた。素直な方だなと、そこで距離が縮まりました」と逸話を語った。当の森は、「あっちーかった、それは!」とコミカルに当時を回想し、「いいロケ日和になりました!」と満面の笑みを浮かべる。

森七菜

その森は、松村について「ミステリアスでクールなイメージを持っていた」とコメント。さらに、「あるシーンで両手を振るというアドリブをやられたときはビックリした。そういうこともされるんだと、よりミステリアスに感じました」と予想外の一面を明かした。

堀田は、森との共演について、「テイクを重ねるごとにいいものが生まれたし、役柄同様に本当の親友のような間柄を築くことができました」と手応え十分。これを受け、森は「全集中!阿吽の呼吸でしたよね!ウフフ」と『鬼滅の刃』にかけてコメントし、ふたりで仲睦まじい様子を見せる。

堀田真由

松村との共演に、七五三掛は「僕は皆さんに比べて一週間後にクランクインしましたが、北斗が率先して輪の中に入れてくれた」と感謝の言葉も。松村の「ミステリアス」との評価には、「もう10年以上一緒にいますが、俺から見ても北斗はミステリアスです」と太鼓判を押していた。

七五三掛龍也

また、この日は映画の内容にかけ、自分の表の顔・裏の顔をカミングアウトする企画を実施。松村は「皆さんには明るいと言われますが、結構な人見知り。友達も多いと思われがちだけれど、結構なのけ者です。人として何かが足りない」と自虐も。しかし、耶雲監督から「誰よりも喋っていたよ」と言われ、七五三掛からも「明るかった」と人見知り説を否定されていた。そして、「表の顔はいつでもスマイル。もちろん裏でもしています!」と破顔。耶雲監督から、「撮影中は人を寄せ付けないオーラがあって、役者としてやるべきタイミングや時間を作れる人」と称賛の言葉を贈られると、「今のコメントをネットの記事に沢山してください!新聞の一面でもぜひ!」と報道陣にアピールしていた。

小関裕太

小関は、「几帳面そうだと思われるけれど、洗濯機を回した後にビショビショのまま放置しがち。洋服を生臭くする系男子です。残念な私生活を持っています。洗濯に関しては苦手」と告白。これには、松村が「小関さんは完璧そうに見えるので、今のエピソードを聞いて安心しました」とコメント。堀田は、「22年間、シャワーを浴びるときは前からではなく後ろからの美容室スタイル。顔に水がかかるのがイヤで、一時期はシャワーキャップをつけていたときもあります」秘めたこだわりをカミングアウト。七五三掛は「色々な人に優しそうだと言われるけれど、実は怒ったら怖いかなと思う」と告白し、「仕事で嫌なことがあると、家に帰ってクッションをブンブンと振り回します」と具体的に解説も。しかし、松村からは、「今の話を聞く限り優しそう」とツッコまれていた。
 

最後に、森が「素敵な原作のある映画で、原作の持つ魅力はもちろんのこと、映画ならではの新しい魅力も存分に出ています。気軽に観に来てもらえたら、いい意味で裏切る満足感を得てもらえるはず」とアピール。続いて松村も「ウソをテーマにした映画ですが、ウソを描くことで純粋さや素直さにもスポットライトを当てた作品になりました。このような時代だからこそ観てほしい、すごく優しい気持ちになる映画です」と劇場公開日に期待を込めていた。

『ライアー×ライアー』は2月19日(金)全国ロードショー。

作品情報

映画『ライアー×ライアー』
出演:松村北斗(SixTONES)  森七菜
小関裕太 堀田真由 七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)/ 板橋駿谷 竹井亮介 相田翔子
原作:金田一蓮十郎『ライアー×ライアー』(講談社「KCデザート」刊)
監督:耶雲哉治
脚本:徳永友一
音楽:遠藤浩二
主題歌:「僕が僕じゃないみたいだ」 SixTONES (Sony Music Labels)
 
製作:『ライアー×ライアー』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、ROBOT
配給:アスミック・エース
(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社
 
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