ディーン・フジオカ、五代友厚役でNHK大河ドラマ『青天を衝け』出演が決定　「時を超えた不思議な縁を感じております」

ディーン・フジオカが、2月14日（日）より放送がスタートするNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演することがわかった。

『青天を衝け』（せいてんをつけ）は、NHK大河ドラマの第60作にあたる作品。幕末から明治を舞台に、「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の姿を描いたドラマだ。吉沢亮が主人公の渋沢栄一を演じ、連続テレビ小説『あさが来た』などの大森美香氏が脚本を手がけている。

出演が発表されたディーン・フジオカは、渋沢栄一と同時代に活躍した実業家・五代才助（友厚）役で出演。五代友厚は、薩英戦争で捕虜となるも釈放。長年の長崎遊学から世界情勢に通じており、貿易による富国強兵を唱えて渡英。留学中には、パリ万国博覧会の情報をいち早く得て、薩摩藩としての参加を実現し、幕府の威信を落とした。この時、幕府側の一員として渋沢栄一も参加しており、ふたりは実業家として「西の五代、東の渋沢」と称されることになる。近年では、映画『天外者』で題材にされ、三浦春馬さんが演じたことでも知られる人物だ。

ディーン・フジオカは、2015年から2016年にかけて放送されたNHK連続テレビ小説『あさが来た』でも同じく五代友厚を演じており、本作で再び同役を担当することに。なお、ディーン・フジオカは本作で大河ドラマ初出演を果たすとのこと。

ディーン・フジオカのコメントは以下のとおり。

 

ディーン・フジオカ

大河ドラマに初めて出演させていただけることをとても光栄に思います。そして、連続テレビ小説「あさが来た」の時と同じ五代友厚役を再び演じる機会をいただいたことを心から嬉しく思うと共に、時を超えた不思議な縁を感じております。 日本の近代史において「西の五代」が「東の渋沢」とどう関わり、大阪経済復興に身を捧げたのか。その力強い生き様や、成し遂げた偉業について、視聴者の皆様と共に更なる理解を深めていけるよう「五代さん」を全身全霊で演じます。