成田凌演じる数学教師が「女性特有のアレか」発言で怒られる　映画『まともじゃないのは君も一緒』3分26秒の長尺予告編を公開

3月19日（金）公開の映画『まともじゃないのは君も一緒』から、3分26秒にわたる長尺予告編が解禁された。

『まともじゃないのは君も一緒』は、成田凌と清原果耶が初共演でW主演を果たしたコメディ映画。「普通が分からない」と言う予備校講師と、「普通を知ったぶる」教え子があるきっかけから交流する姿を通して、コミュニケーションのすれ違いや不器用さをオリジナル脚本で描いた作品だ。

成田が演じるのは、「普通に結婚して、普通に暮らしたい」と願いながらも世間に馴染めず、自分の何が普通と違うのか分からないでいる予備校講師・大野。清原が演じるのはSNSなどで世の中を知ってるつもりの教え子・香住。実は恋愛未経験にもかかわらず、「先生は普通以下。だから私の言うことを聞いて」と恋愛指南する香住によって、大野は初めて異性に好意を抱き、様々なことを知っていくことに。しかし、香住がある女性に大野を接近させることで、 物語はあらぬ方向へ進んでいく。成田と清原のほか、香住の憧れの実業家・宮本役で小泉孝太郎、宮本の才色兼備の婚約者・美奈子役で泉里香が出演。『婚前特急』や『セーラー服と機関銃 卒業』などの前田弘二監督がメガホンをとり、『そこのみにて光輝く』の高田亮氏が脚本を手がけている。

解禁された予告編には、成田演じる数学教師・大野と、清原演じる香住のちぐはぐな掛け合いシーンが多数登場。冒頭では、大野が「何で機嫌が悪いの？」「女性特有のアレか」と無自覚なセクハラ発言を繰り出して怒られるシーンが登場。さらに、理屈を並べる大野に「はやくち」「ちょっとなに言ってるのかよくわからない」「でもスーツ似合う」「顔はイケメン」といったテロップが重なる演出など、ふたりの個性がぶつかる映像が満載だ。また、小泉演じる宮本と泉演じる美奈子の登場により、大野と香住の関係に徐々に変化していく様子も映し出されている。一方、カットがかかった後の成田と清原の和やかな一幕も収められている。
 

また、本作が4月9日から台湾・台北市で開催される台北金馬ファンタスティック映画祭で上映されることが決定。同映画祭は1962年に台湾映画の普及を目的に発足した、台湾金馬映画祭のひとつで、ファンタスティック系(ホラー、スリラー、SF、恋愛、コメディ)をメインに構成。最近では、サム・ライミ監督、デイヴィッド・リンチ監督、宮藤官九郎監督の作品が上映されている。『まともじゃないのは君も一緒』は、今回上映される50作品の上映作のうち、8つの日本作品のひとつに選ばれ、「Ain‘t No Cure For Love」部門にて上映されるとのこと。

 

『まともじゃないのは君も一緒』は3月19日(金)全国公開。