17歳の娘は母の歪んだ愛から逃れられるか？『search／サーチ』監督×『ラチェッド』サラ・ポールソンで贈る『RUN／ラン』公開が決定

映画『RUN／ラン』（原題：『RUN』）が6月に劇場公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアルと場面写真が解禁されている。

『RUN／ラン』は、失踪した娘を捜索する父親の苦闘をほぼPC上の表現だけで描いたスリラー『search／サーチ』のアニーシュ・チャガンティ監督による最新作。アメリカでは新型コロナ感染拡大の影響を受け、2020年11月にHuluで配信され、初週同サービス最高視聴者数の記録を更新したスリラー映画だ。

本作で描かれるのは、17歳の娘と、彼女に歪んだ愛情を注ぐモンスター毒母の物語。ある郊外の一軒家で暮らすクロエは生まれつき慢性の病気のため、車椅子生活を余儀なくされていた。地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた彼女だったが、自分の体調や食事を管理し、進学の夢を後押しする母・ダイアンに不信感を抱き始める。それは、ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセルが、「人間が服用してはならない薬」とわかったからだ。母親の歪んだ愛と隔離生活から逃げようとするクロエだが、その行く手には想像を絶する試練と衝撃の真実が待ち受けていた。

主人公のクロエを演じるのは、オーディションで選ばれた新人女優キーラ・アレン。また、ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』やNetflix『ラチェッド』などで知られるサラ・ポールソンが、歪んだ愛に憑りつかれた母親・ダイアンを怪演している。

映画『RUN／ラン』は、6月TOHOシネマズ 日本橋他全国ロードショー。