ザ・キャプテンズ傷彦、初のソロアルバムを4月5日にリリース 二度の脳手術を経て感じた想いを歌に

2021.3.25
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『傷バラ~傷彦のバラードアルバム~』ジャケット

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“最後のグループサウンズ”ザ・キャプテンズのリーダーであり、ほとんどの楽曲を手掛ける傷彦。脳腫瘍治療のための二度の大手術を経た彼が、初のソロアルバム『傷バラ~傷彦のバラードアルバム~』(通常盤)を群馬県の情報サイト・ぐんラボ!にて4月5日(月)にリリースする。

全曲が傷彦の作詞・作曲によるもので、演奏にはテッド(ザ・キャプテンズ)、ホーリー(ナショヲナル、らいむらいと)、おおくぼけい(アーバンギャルド)らが参加している。

傷彦 コメント

傷彦にとって初のソロアルバムです。二度の脳手術を経て感じた想いを歌にしました。
ザ・キャプテンズは純然たるエンタテイメントであって欲しいので、
こういう僕の影の部分は持ち込みたくなかった。なのでソロ。
コロナ禍でバンドは動けず、だったし制作の時間を充分とれた。
ただ、作っていく中で「ザ・キャプテンズ」「グループサウンズ」「バンド」
という縛りの無い作曲はこんなにも面白かったのか!と新鮮な驚きもありました。
僕の骨を埋める場所は「バンド」と決めてはいるのですが、
今回は傷彦のパーソナルな部分、お聴きいただければ幸いです。

リリース情報

『傷バラ~傷彦のバラードアルバム』(VRJR-1003)
全作詞・全作曲:傷彦
4月5日(月)群馬県の情報サイト・ぐんラボ!にてリリース
http://www.gunlabo-shop.net/?mode=cate&cbid=2204299&csid=0

 
①「アフター・ジ・オペレーション」
【本人による解説】手術時の麻酔から目覚めた時の気持ちを歌にしました。声がだんだんくっきりしてくるのは麻酔から覚めたことをイメージ。
②「Us」
【本人による解説】手術後しばらくの間、顔が腫れて別人のようになった自分を鏡で見ながら、皆はこれが僕だと分かってくれるだろうかと不安に駆られて作った歌。
③「辻馬車のワルツ」
【本人による解説】以前から温めていた曲。「みんなのうた」に時たま登場する、闇を感じる楽曲のようなイメージ。「メトロポリタン・ミュージアム」とか。
寄り添うようにテッドも歌ってくれています。
④「甘やかな関係」
【本人による解説】生配信のリスナーたちが日々頑張っているのを曲で癒せないかと思って作りました。
M2、M3、M4がこのアルバムの中核だと思います。新しい傷彦。
バンドではガツンといくばかりだった歌い方を、ソロでは柔らかくしてみたら傷彦の声には意外と癒やし効果もあることが判明。
⑤「愛のカメリア」
【本人による解説】これはGSライクな楽曲。歌詞は僕と同じ病気で天に召されたバンドマンへの追悼の想い。
⑥「アポストロフィS」
【本人による解説】ここからの二曲は軽めの小曲。あんまり重い僕のエピソードばかりでもどうかなあ、と思って。
イントロとアウトロでシュワシュワいってるのは傷彦がギターシンセで弾きました。
⑦「おやつのじかん」
【本人による解説】食べ物テーマの曲を作りたかった。参考はザ・ブルーハーツの「レストラン」
⑧「トランスファー」
【本人による解説】生配信でも必ずと言っていいほど最後に歌う曲。切ない別れの情景。それぞれの想いを抱えて別々の電車に乗る。ホーリーが弓で演奏してくれています。
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