指揮者・原田慶太楼とNHK交響楽団による初のアルバムが発売決定

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クラシック
2021.4.28

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日米で活躍が目覚ましい注目の指揮者・原田慶太楼NHK交響楽団による、初のアルバムが発売される。

原田慶太楼

原田慶太楼

国内で注目を集める原田は、アメリカとロシアで指揮法を学んだ後、 20歳の時にモスクワ交響楽団でラフマニノフの交響曲第2番を指揮して、プロ・デビュー。その後アメリカに戻り、ロリン・マゼールに師事、またレヴァインのアシスタントを務め、アリゾナ・オペラのアソシエート・コンダクター、名門シンシナティ交響楽団のアソシエート・コンダクターなどのポジションを歴任し、2020年からアメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督に就任している。

昨年コロナ禍で、国内でも急速にプレゼンスを高め、弱冠36歳の若さながら、今や国内の主要オーケストラから引っ張りだこの人気となり、21年4月には東京交響楽団の正指揮者に就任したばかりだ。

本格的デビュー録音となる当作品は、19年8月に初共演し、一気に信頼関係を築いたNHK交響楽団と、原田にとって得意中の得意ともいえる、アメリカとメキシコで書かれた作品を集めたもの。ダンスのリズムを取り入れ、アメリカらしい情熱が感じられる名曲ばかりで、N響の名手たちのソロも含めて非常に完成度の高いアルバムとなった。

アメリカ音楽のメインストリームといえる、コープランド、バーンスタインから、黒人作曲家のウォーカー、ニューヨークに住んでいたアルゼンチン人のピアソラ、メキシコのマルケスと、アメリカの多様性を象徴するようなラインナップも、大きな魅力といえるだろう。

リリース情報

『Danzón(ダンソン)~コープランド、 バーンスタイン、 ウォーカー、 ピアソラ、 マルケス』
原田慶太楼指揮NHK交響楽団
DENON/COCQ-85527(UHQCD) 2021.6.23 RELEASE ¥3,300税込み

[収録内容]  
1~3        
バーンスタイン:《オン・ザ・タウン》
から《3つのダンス・エピソード》
Leonard Bernstein : ‘Three Dance Episodes’ from ‘On the Town’  

4       
 G・ウォーカー:弦楽のための叙情詩
George Walker : Lyric for Strings  

5           
 ピアソラ:タンガーソ(ブエノスアイレス変奏曲)」
Astor Piazzolla : Tangazo (Variations on Buenos Aires)

6~13     
コープランド:バレエ組曲《アパラチアの春》
Aaron Copland : Appalachian Spring   

14           
マルケス:ダンソン第2番
Arturo Márquez: Danzón no.2 

[録音]
2020年11月25,26日 サントリーホール

 
【2021年5月~9月の主なコンサート情報】

2021/5/7(金) コン・コン・コンサート2021
東京混声合唱団 東京芸術劇場コンサートホール

2021/5/16(日) 愛知室内オーケストラ 第28回定期演奏会
愛知室内オーケストラ 三井住友海上しらかわホール (愛知県)

2021/5/21(金) 、 22(土)  NHK交響楽団  5月公演
NHK交響楽団 東京芸術劇場コンサートホール

2021/5/29(土) オーケストラ・アンサンブル金沢 第442回定期公演
オーケストラ・アンサンブル金沢 石川県立音楽堂コンサートホール

2021/6/5(土) 東京佼成ウインドオーケストラ 第154回定期演奏会
東京佼成ウインドオーケストラ 東京芸術劇場コンサートホール 

2021/6/8(火)
読売日本交響楽団 和歌山県民文化会館

2021/7/11(日)   京都ミューズクラシックシリーズ 2021
京都市交響楽団 京都コンサートホール大ホール

2021/7/23(金)、 24(土) パシフィック・ミュージック・フェスティバル
PMFオーケストラJAPAN 札幌コンサートホール Kitara

2021/8/1(日) N響ほっとコンサート
NHK交響楽団 東京芸術劇場コンサートホール

2021/8/9(月) サマーミューザ フィナーレコンサート
東京交響楽団 ミューザ川崎シンフォニーホール

2021/9/18(土) 東京交響楽団 名曲全集第169回
東京交響楽団 ミューザ川崎シンフォニーホール
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