皇治の直談判で実現！『Yogibo presents RIZIN.29』キックワンナイトトーナメントを開催

『RIZIN.29』が5月30日（日）に丸善インテックアリーナ大阪で開催される。

この大会では、皇治、白鳥大珠、梅野源治、髙橋亮の4選手による「キックワンナイトトーナメント」が行われる。これは、榊原信行CEOが「皇治を大阪大会のメインイベントで考えている」と発言したことに対し、「実力でメインを奪ってやろうと思っているので、トーナメントを開催して欲しい」と皇治が直訴したことで実現したもの。榊原CEOが「皇治の思いも分かる部分はある」としたことで、『RIZIN.29』大阪大会での実現が決定した。

4月30日に行われた記者会見では、4人のファイターが一回戦の対戦相手指名権をめぐる抽選会に参加。アタリくじを引いた梅野源治が皇治を指名したことで、皇治vs.梅野源治、白鳥大珠vs.髙橋亮の組み合わせが決まった。

キックワンナイトトーナメントの発案者である皇治は「ずっと言い続けてきたので、トーナメントが開催されて嬉しい。俺が中心でこの子達は俺の脇役なんで、しっかり俺がそれを証明してやろうと思う」と他の出場選手を挑発。特にファンから対戦を熱望されていた白鳥に対しては「黙って天心のカバン持って頑張ってりゃいいのにね。俺が実力で黙らせてやろうと思います」と、むき出しの敵意をあらわにした。

それに対し白鳥は「去年から（皇治が）知名度ばっかりでマウントを取ってきていたので、頑張って決勝に上がってきてもらいたい」と切り返し、頂点を争う場で、宿敵と決着をつける心意気を示した。

初戦の相手に皇治を指名した梅野は「皇治選手をすごい尊敬していて、言動力も行動力も結果につながっているという印象をずっと持っていた。一回戦からそういう男と拳を交えたい。一緒に盛り上げましょう！」と呼びかけた。

一方、白鳥と初戦で激突する髙橋は「このトーナメントで格闘技人生を変えようと思っている。白鳥選手は一番厄介な選手。しっかり勝って、決勝で皇治くんとやりたい」と発言し、この戦いに望む並並ならぬ決意を示した。

これまで総合がメインの舞台として認識されていたRIZINのリングで開催される、キックの実力者決定戦。皇治が宣言通りに頂点まで駆け上がるか。はたまた、白鳥、梅野、髙橋の誰かが、それを阻止するか。大阪大会はメインの戦いまで目が離せそうにない。

▼BODYMAKER presents RIZIN KICK ワンナイトトーナメント 1回戦
RIZIN キックボクシングトーナメントルール:3分 3R（61.0kg）
皇治 vs. 梅野源治

▼BODYMAKER presents RIZIN KICK ワンナイトトーナメント 1回戦
RIZIN キックボクシングトーナメントルール:3分 3R（61.0kg）
白鳥大珠 vs. 髙橋亮

その他、発表済みの対戦カードは以下の通り。

▼バンタム級トーナメント 1回戦
RIZIN MMAトーナメントルール:5分 3R(61.0kg)
金太郎 vs. 伊藤空也

▼バンタム級トーナメント 1回戦
RIZIN MMAトーナメントルール:5分 3R(61.0kg)
大塚隆史 vs. 獅庵

▼バンタム級トーナメント 1回戦
RIZIN MMAトーナメントルール:5分 3R(61.0kg)
瀧澤謙太 vs. 今成正和

▼バンタム級トーナメント 1回戦
RIZIN MMAトーナメントルール:5分 3R(61.0kg)
倉本一真 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハ

▼スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)※肘あり
矢地祐介 vs. 川名雄生

▼スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)※肘あり
白川陸斗 vs. 青井人

▼スペシャルワンマッチ
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(56.0kg)
植山征紀 vs. 泉丈成

▼スペシャルワンマッチ
RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(63.0kg)
山畑雄摩 vs. 高橋聖人