本名陽子・ゆかな・田中理恵、『ふたりはプリキュアMaxHeart総集編』キャスト座談会をチラ見せ

本名陽子（美墨なぎさ／キュアブラック役）、ゆかな（雪城ほのか／キュアホワイト役）、田中理恵（九条ひかり／シャイニールミナス）のメインキャスト3人が作品エピソードを語る座談会が、6月16日（水）発売の『ふたりはプリキュアMaxHeart総集編 ありがとう＆あいしてる ～2021edition～』Bu-ray＆DVDに収録されることが決定、その映像が一部公開された。

映像特典「ありがとう＆あいしてる！MaxHeartな日々！」

さらに、西尾大介監督と東映アニメーションエグゼクティブプロデューサー 鷲尾 天氏からコメントも到着した。

【コメント】監督 西尾大介

大変な作業だったと思います。
まずはその労を労い総集編制作スタッフの皆さんにお疲れ様でしたと言いたい。
だからと言って何かあげる訳ではないけど、リリースおめでとうございます。
総集編という形になった事でより明確に感じ取られる事も幾つかあったと思います。
製作の真っ最中はとにかく無我夢中で、二年間を必死で走り続けた印象なので、今現在のような心境で見直すという事はとても考えられなかったように思うので尚更です。
なぎさやほのかは、その時その時の出来事や人々との関係に時に戸惑いながらも正直に向き合っています。
ひかりはひかりで文字通り自分探しに翻弄されています。それでも自分なりに考えていきます。
やがて向かる大円団は目標に向かって努力した末に掴み取ったというよりは、日々の積み重ねの結果そうなってしまったもの。 本人達も想像しなかったものとして訪れます。
時には辛い思いをしながらも日々の目の前の課題に誠実に向き合った、あくまで結果として訪れたと言えます。
ストーリーのラストはもともと予定としてあったものではありません。
スタッフとの議論や、キャストとの会話によって形作られて姿勢や、 望みのようなものが作りながらと並行して徐々に形をなしていったのです。
コロナ禍の今、この総集編がリリースされる事に偶然以上の何かを感じてしまう程です。
今更ですが製作に携わった全てのスタッフ、キャストの皆さん、お疲れ様でした。
この作品を通して出会った全ての出会いに感謝します。
「それではまた来週～～！」

【コメント】鷲尾 天氏（東映アニメーション エグゼクティブプロデューサー ）

前弾に引き続き『MaxHeart』も総集編が出ることになり、大変喜んでおります。 改めて当時のシリーズを見直すと、キャラクターの表情がとても生き生きしていることに驚きました。感情表現が豊かで「実在感」に溢れていました。日常生活での笑いや驚き、闇の存在と向き合う緊迫感、技を放つときの必死の形相、そして「ブレスよ来い！」と叫んだときのギャップ…（笑）
当時観てくれていた方々がこの作品を受け入れてくださったのも、きっとそういうところだったのではないかと思います。
この総集編を観て、あの頃の気持ちをもう一度ぜひ味わってください。きっとさらに新しい発見があると思います！

『ふたりはプリキュアMaxHeart ～ありがとう＆あいしてる 2021edition～』Blu-ray＆DVDは、『ふたりはプリキュアMaxHeart』の1年間の物語を凝縮した入門編にして決定版。数々の名シーンを初のHDリマスター化で収録、新規ナレーションも追加した約310分の総集編となっている。6月16日（水）発売。