主演・柳楽優弥×有村架純×三浦春馬さん共演『映画 太陽の子』本予告編を解禁 福山雅治の「彼方で」が主題歌に
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(C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
8月6日(金)公開の『映画 太陽の子』から、本予告編が解禁された。また、主題歌を福山雅治が担当することも発表されている。
『太陽の子』はNHKとELEVEN ARTS Studios(USA)による日米合作。原爆開発を背景に、時代に翻弄される若者たちの苦悩と青春を、事実を元に描いた作品で、NHK総合、NHK BS4K、NHK BS8Kで終戦記念日の2020年8月15日(土)に放送された。映画『太陽の子』は、テレビドラマ版とは異なった視点で、主演の柳楽優弥演じる修、有村架純演じる世津、そして、三浦春馬さん演じる裕之という3人の若者それぞれの想いが交錯するドラマと共に、原爆開発の依頼を受けた修ら研究員の情熱と葛藤を描き出す。メガホンをとったのは、映画『セカンドバージン』やNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の黒崎博監督。音楽には、『愛を読む人』のニコ・ミューリー氏、サウンドディレクターに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレス氏が参加。また、『ジョン・ウィック』など多数の映画で知られるピーター・ストーメアが声の出演で参加している。
解禁された本予告編は、修、世津、裕之ら3人が笑顔で「いっぱい未来の話しよう」と固く手を結びあう姿からスタート。目を輝かせ「実験しましょう」と研究に夢中になる修や、「戦争が終わったら仕事する。結婚はその後や」と現実を見据える世津(有村架純)、「怖いよ。俺だけ死なんわけにはいかん」と戦場への恐怖を口にする裕之(三浦春馬)らそれぞれの表情が映し出されている。
なお、福山の主題歌への起用は、彼が故郷長崎に現存する被爆樹木を通じ、「平和への願い、生命の逞しさ」を発信する『KUSUNOKIプロジェクト』のプロデューサーであることから、その楽曲を製作陣が熱望したことがきっかけで決定。本作に共感した福山は、鑑賞後に製作陣の思いとテーマをヒアリングし、打ち合わせを重ね、理解を深めていく中で、作品の世界観と合致する「彼方で」が主題歌に決まったという。同曲は、2020年12月に発売された、福山の父親の名前をタイトルに冠したアルバム『AKIRA』のラストに収録されており、サビをすべてファルセット(裏声)で表現していることが大きな特徴だ。
アルバム『AKIRA』ジャケット
福山のコメントは以下のとおり。
福山雅治
福山雅治
僕自身の祖父母、両親は、1945年8月9日の長崎を生きていました。奇跡的に大きな被害を免れましたが、それは恐ろしく苛烈な現実だったと聞いています。『映画 太陽の子』は、そんな過酷な時代を懸命に生きた人たちの物語。人間は、その生まれた時代や逃れられない現実によって、かくも美しく、と同時に、時に愚かな選択をしてしまうのかと。僕にとって本作は、遠い過去の話ではなく、自分ごととして、そして今に続く『平和な世界への願い』という人類の未来へ向けてのメッセージを受け取った映画でした。すべての生命が等しく生きられる世界、また、そういう時代へと、未来へと向かっていくための願いが込められた本作に、歌という形で関わらせていただけるこのオファーを、大切に、光栄に受け止めています。
また、6月4日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか、一部劇場を除く全国の上映劇場にて、特製クリアファイル付ムビチケの発売がスタートする。
『映画 太陽の子』は8月6日(金)より公開。