『ワールドトリガー』×『声優パーク建設計画VR部』がコラボ　声優×芸人の名物企画“ラフレコ”でワートリ声優の個性が炸裂

『ワールドトリガー 3rdシーズン』の最新情報を発表するYouTube生配信イベント『ワールドトリガーチャンネル』が、2021年8月15日(日)に開催され、村中知・梶裕貴・田村奈央・島﨑信長ら“新生・玉狛第2”の声優陣が出演した。2部制で行われたイベントの内、第2部のレポ－トをお届けする。

【レポ－ト】『声優パーク建設計画VR部』とコラボ！

第2部は、『ワールドトリガー』と『声優パーク建設計画VR部』がコラボ。『ワールドトリガー』からは、村中知・梶裕貴・田村奈央・島﨑信長が、『声優パーク建設計画VR部』からはぺこぱと関智一が出演。

まずはVR体験型アトラクション『VRワールドトリガーパーク』のオープンを記念して、VR空間のなかでキャスト陣が記念撮影をしたり、作中に登場する敵・トリオン兵のバムスターに登ってみたりとアトラクションを楽しんだ。

声優×芸人の名物企画“ラフレコ”で個性が炸裂

さらに、芸人の漫才に声優が生でアフレコを入れる、同番組の名物企画“ラフレコ”にも挑戦。コロコロチキチキペッパーズ・永野・小島よしお・流れ星☆の4組が登場し、声優陣がそれぞれの芸人のネタにぶっつけ本番で挑戦した。

梶は、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルにラフレコ。ナダルを意識した“いい声”で声をあて、架空の早口言葉という難しいネタを見事にクリア。村中は、元気いっぱいの明るい少年のような声でナダルにラフレコ。村中の声とナダルの顔のギャップでスタジオを盛り上げた。

永野にラフレコしたのは、島﨑と田村。島﨑は、クールに行くかと思いきや、まさかの大絶叫！ トリッキーな島﨑に負けず、永野も自分を貫くという、あえて歩み寄らない両者のバトルのようなラフレコとなった。続く田村が「どーもー！永野でーす！」と第一声のセリフを読むと、早々に永野がこらえきれずツッコミをいれるという事態に。少年の声で、永野のキレと勢いのあるネタを見事に演じ切った。

小島よしおにラフレコしたのは、梶と田村。歌ネタ満載のショートコントで、様々な「ピーヤ」を披露し、お馴染みの「はい！おっぱっぴー!!」ではふたりの息もぴったり。これには梶も、「一緒にやれて光栄でした」と大喜びだ。全身を使って全力で振り切っていく田村の芝居には、小島が自らテンションを合わせていく場面も。「そんなの関係ねえ」を「そんなの関係ねえ～よ」と言うなど、個性を思う存分発揮した。

流れ星☆のちゅうえいにラフレコしたのは、島﨑と村中。島﨑がネタ中に台本につっこんだり、声の高さを自由自在に変えたりと、アドリブ満載。声優と芸人が終始せめぎ合う勝負となった。これには流れ星☆も「ネタ2本分（のエネルギーを）使いました」と爆笑。すっかりハードルがあがったところで、村中が登場。ネタ中の唐突な歌も見事にこなし、さらに、ちゅうえいの動きとぴったりのアフレコを披露。「さるぼぼ」を挟む暇もないくらい見事なシンクロっぷりに、スタジオからも大きな拍手が起きた。

“声優世代表”についに梶が登場

さらに、人気企画“声優世代表”にもゲストの4人が登場。中でも梶は、これまでも番組内で様々なゲストから名前が挙がっていた声優のひとりだ。『ワールドトリガー』に出演する田中秀幸（レプリカ役）、中村悠一（迅悠一役）や杉田智和（影浦雅人役）がどの世代にあたるのかを決めほか、同期声優や先輩後輩とのエピソードを明かし盛り上がった。

梶は、『進撃の巨人』や『NO.6』で共演した細谷佳正とのエピソードを、島﨑は、同期でありいいライバルだという松岡禎丞の魅力を語った。村中は、憧れの先輩として深見梨加の名前をあげ、「セーラーヴィーナスになりたかった」という子どもの頃の夢とともに、深見への尊敬を熱く語った。田村は、まだ会ったことはない憧れの先輩として矢島晶子の名前をあげ、吹替え作品で矢島が演じているナチュラルな少年の芝居の魅力を語るとともに、「いつか生でお聞きしてみたい」と共演への夢を語った。

第1部と第2部に分けて行われた、『ワールドトリガー』の生配信イベント。作品の魅力はもちろん、ゲストの声優の個性も光った生配信イベントとなった。第1部の模様は、アーカイブ配信中。

『ワールドトリガーチャンネル』の第2弾は、9月8日(水)に配信決定。玉狛支部から空閑遊真役の村中知、三雲修役の梶裕貴、雨取千佳役の田村奈央、そしてボーダー本部より城戸正宗役の桐本拓哉が出演する。

アニメ『ワールドトリガー3rd シーズン』は、2021年10月9日(土)よりテレビ朝日系列にて放送開始。

文・撮影=実川瑞穂