RENAvsパク・シウ戦が決定！ 『Yogibo presents RIZIN.33』には “キングカズ次男”三浦孝太も出場

『Yogibo presents RIZIN.33』が、12月31日（金）にさいたまスーパーアリーナで開催される。

追加対戦カード発表の記者会見では、RENAvsパク・シウ、祖根寿麻vs太田忍、三浦孝太vsYUSHIの計3カードが発表された。会見には榊原信行CEOに加えて、参戦が決定した計6名のファイターが登壇している。

■スペシャルワンマッチ
RIZIN 女子MMAルール：5分3R（50.0kg）
RENA vs. パク・シウ

11月に行われたRIZIN沖縄大会のメインイベントで、山本美憂に劇的なTKO勝利を飾ったRENAは、『Yogibo presents RIZIN.33』に連続参戦することが決定。RIZIN女子スーパーアトム級元王者ハム・ソヒの妹分、パク・シウと対戦する。

RENAは「11月からまだ1ヵ月経っていないので、まだ正直、勝利の余韻というものを楽しみたいと思っていた」と、死闘となった山本美憂戦の勝利が冷めやらない様子。しかし、気持ちを切り替え、「やっぱりここはきっちり仕留めて一年を締めくくりたい」と意気込みを語った。

対するパクは「12月31日大晦日、試合を組んでくださってありがとうございます。とても嬉しいですし、とても光栄です」とコメント。山本美憂はパクのスパーリングパートナーであるだけに、山本の敗戦は「試合を見て非常に悔しかった。私が仇をとりたい」と闘志を燃やす。RENAのMMAファイターとしての印象を聞かれると「シュートボクシング時代からRENA選手を見ているので、打撃に対しての怖さはない」ときっぱりと語った。

ストライカーとして実力を見せるパクとの打ち合いに関して、RENAは「ストライカーと言っても打撃の技術、威力では全然負ける気はしないので、テクニックでも上回りたい。スリリングな打撃戦を見てもらいたい」と堂々と打ち合うことを宣言した。

■スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）
祖根寿麻 vs. 太田忍

11月沖縄大会で皇治とキックボクシングルールで対戦した祖根寿麻は、9月の『Yogibo presents RIZIN.30』で久保優太を下してMMA初勝利を挙げた太田忍との対戦が決定した。太田はレスリングのリオデジャネイロオリンピック銀メダリストで、2020年に総合格闘技に転向している。

祖根は「太田忍選手とやらせてもらえると聞いて『おー、何か大晦日だな』という感じがします。レスリングでメダリストは凄い尊敬しているんですけど、MMAだと確実に勝てると思っているので、大晦日、一緒に面白い試合を盛り上げましょう！」とコメント。

対する太田は「去年は所英男選手でデビューしましたが、今回の対戦相手は祖根選手ということで正直役不足です」と祖根を挑発。「この前の久保さんとの試合はちょっとタラタラやってしまったので、1Rでしっかり決着をつけたい」と1R決着を宣言した。

■スペシャルワンマッチ
RIZIN MMAチャレンジルール：3分 3R（66.0kg）
三浦孝太 vs. YUSHI

以前より大晦日参戦が決まっていた“キング・カズ”次男・三浦孝太は、今回MMAデビュー戦となるYUSHIとの対戦が決定した。三浦は当初はブラジル人との対戦が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響による海外からの入国制限により、急遽YUSHIと対戦することになった。

三浦は「出してもらうからには、格闘技のコアなファンの人や一般の人にも楽しんでもらえるような試合を見せる」とコメント。YUSHIへの印象は「凄い格好良いなと言う印象ですね」と語り、「（YUSHI戦での）フィニッシュのイメージはありますね。（内容は）言えないです」と答えた。

YUSHIは「RIZINの大晦日という大きな舞台に立たせてもらうこと、本当に幸せに思います。僕には僕にしか見せられない役割があると思うので、見てくれる皆さんを魅了させられるような格好いい姿を見せたい」と語る。

三浦の対戦相手に選ばれたことで日本中から注目が集まっていることについては、「プレッシャーはないです。楽しみですし、こんなチャンス一生に一度あるかないかと思うので、このチャンスをもらったからにはしっかりモノしにしたいし、孝太くんには申し訳ないが踏み台になってもらって僕が今大会のスターになる」と、この対戦を自身浮上のきっかけとする考えを明かした。

これで全13カードが発表された『Yogibo presents RIZIN.33』。今後も大晦日を盛り上げる追加カードの情報が見逃せない。