田中圭が“女子高生に殺されたい”狂気を孕んだ教師に 映画『女子高生に殺されたい』ビジュアル&超特報を解禁

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2021.12.24
田中圭演じる“女子高生に殺されたい”教師・東山春人 (C)2022 日活

田中圭演じる“女子高生に殺されたい”教師・東山春人 (C)2022 日活

映画『女子高生に殺されたい』が2022年4月に公開されることが決定。あわせて、スペシャルビジュアルと超特報映像が解禁された。

本作は、『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などで知られる漫画家・古屋兎丸氏の画業20周年記念作品として発表された漫画『女子高生に殺されたい』を実写映画化したもの。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ“自分”殺害計画を描いた作品だ。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人は、人気教師として日常を送りながらも “理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に、“これしかない完璧な計画”を練ってきた。彼の理想の条件は二つ「完全犯罪であること」「全力で殺されること」。明るく平和な学園内で、静かに着実に男の計画は進んでいく。

 


主人公・東山春人を演じるのは『総理の夫』『そして、バトンは渡された』『あなたの番です 劇場版』などの田中圭。田中演じる東山は、一見すると常識的な人間でありながら、自らに潜む衝動を抑えられない、狂気を孕んだ男というキャラクターだ。メガホンをとったのは、『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』などの城定秀夫監督。城定監督は、自身の脚本で原作を映画的に大胆にアレンジしているという。

主演の田中のほか、城定監督、原作者・古屋氏のコメントは以下のとおり。

 

主演・田中圭(東山春人 役)

皆様メリークリスマス!どんなイブを過ごされているでしょうか。

「女子高生に殺されたい」という、クリスマスに発表するようなタイトルではない映画が公開されます!

そんな物騒なタイトルではありますが、初めて台本を読んだ時撮影に入るのが物凄く楽しみになった、ワクワクする台本でした。

不気味なのにカッコいい雰囲気が漂うスタッフさんの画作りや、監督のこだわりに唸っていた日々を思い出します。

新たな役と出会い不思議な毎日を過ごしていたらあっという間に撮影が終わってしまい…。しばらくフワフワしていたら、最初の5分を編集した場に立ち会ったプロデューサーから、「田中さん、これ傑作です。」という言葉を頂きました。田中、色々やらせていただいておりますが、たった 5 分で傑作と言わせる作品に出会ったことはありません。

これはより完成が楽しみだなと、今からわくわくしています。

なかなか見る事のできない邦画好きにはたまらない作品になっていると思います。是非楽しみにしてください!!

「女子高生に殺されたい」とは、どういう意味なのか。不思議なサスペンスを味わってください!!

 

城定秀夫(監督)

古屋兎丸先生の漫画はガロでのデビュー作「Palepoli」からリアルタイムで読んでおり、あの繊細な線が紡ぎだすダークな世界に、当時映画を志す大学生だった僕は魅了されていたわけですが、まさか将来自分が古屋漫画原作の映画を監督できるとはゆめゆめ思ってもいませんでした。しかも主演は田中圭さんです。田中さんが女子高生に殺されたくて殺されたくてたまらないマッドティーチャー東山春人を生き生きと演じているわけですから、これはもうオモシロイに決まってますよ!

受動型猟奇願望を扱った従来のサスペンス映画にはない古屋先生の発明的物語と、まだ誰も見たことのない田中圭さんをお披露目できる日が今から楽しみで仕方ありません。

 

古屋兎丸(原作)

「もしも僕が映画を撮るとしたらどんな物語にするか」このお題を元にこのお話は出来ました。

勿論自分で撮ることは出来なかったのですが今回こうして最強の布陣で映画化されることを嬉しく思います。

城定監督はこれまでメジャーとマイナーの垣根を越えて数多くの映画を生み出してきた方でその立ち位置が僭越ながら自分と共通する部分を感じていて、この映画化にはピッタリな方だと思います。監督が執筆されたオリジナル要素を足した脚本も「こうすれば良かった」感ありましたし、撮影現場での職人的な手際の良さにも感嘆しました。

そして主演の田中圭さんはいい人役のイメージがあったので強烈な二面性と狂気が漂う今作の春人役でどんな演技を見せてくれるのか楽しみにしてます。

誰にも言えない二面性と願望。

異様だけど儚く美しい。そんな今作を皆様も楽しみに待ってて下さい。

 

『女子高生に殺されたい』は2022年4月全国ロードショー。

作品情報

映画『女子高生に殺されたい』
主演:田中圭
原作:古屋兎丸「女子高生に殺されたい」(新潮社バンチコミックス)
監督・脚本:城定秀夫
企画・プロデュース:谷戸豊
制作プロダクション:ダブ
企画・配給:日活 
公式サイト:http://joshikoro.com/
(C)2022 日活
 
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