『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』Blu-ray&DVDの発売が決定

2022.2.18
ニュース
舞台

『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』 (C)ART KABUKI Project

画像を全て表示(3件)


日本の古典芸能を担う表現者たちが作り出した「映像」で魅せる新しい形の新作歌舞伎『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』のBlu-ray&DVDが2022年6月3日に発売が決定した。

上方歌舞伎の新星として注目を集める中村壱太郎が基盤をつくりあげた本作。歌舞伎はもちろんのこと、近年では映画・ドラマと活躍の幅を広げている、歌舞伎俳優の尾上右近が本プロジェクトに賛同し出演。歌舞伎の次世代を担う二人が共鳴し、歌舞伎という枠に収まらない、美しくアートな世界が誕生した。

『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』

『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』

他に、日本舞踊家の花柳源九郎、藤間涼太朗が出演。音楽は、中井智弥、浅野祥、藤舎推峰、山部泰嗣、友吉鶴心といった、和楽器奏者たちが参加。さらにモード界でワールドワイドに活躍する、冨沢ノボル、里山拓斗、edenworksが集結し、ヘアメイク・衣装も本作のために構想・製作したオリジナルとなる。

舞台芸術である歌舞伎の魅力を存分に収めるために、あえて能舞台での一発録りで撮影。90分間ノンストップにこだわり、演者の動きに合わせた7台のマルチアングルからの収録と、演者の1人というスタンスを追求し作り上げた照明演出により、まるで演者が画面から飛び出してくるような立体感を表現している

ロックやポップスのアーティストのMVやコンサート映像を得意と
するクリエイターたちの参加により、歌舞伎が織りなす舞台上のでグルーヴ感をより引き立たせるような作品に仕上げた。

音楽も撮影と同様、能舞台での一発録りを実施し、臨場感あふれるダイナミックな演奏を記録することに成功。雨や風の音にも呼応しセッションするような、まさに瞬間を収めた贅沢な音楽体験となる。

初出しとなる映像も加えたメイキングはもちろんのこと、対談を新たに撮影し収録している。

リリース情報

『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』
 
【発売日】2022年6月3日(金)
【価格】Blu-ray:5,280円(税込)、 DVD:4,290円(税込)
【特典】
■映像特典(予定)
・特別対談(中村壱太郎×映画評論家・松崎健夫/尾上右近×バァフアウト!編集長・山崎二郎)
・メイキング

発売・販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
(C)ART KABUKI Project

 
【キャスト】
中村壱太郎、 尾上右近
花柳源九郎、 藤間涼太朗
浅野祥(津軽三味線)、 藤舎推峰(笛)、 中井智弥(箏・二 十五絃箏)、 山部泰嗣(太鼓)、 友吉鶴心(琵琶)

【スタッフ】
総合演出:中村壱太郎、 監督:牛島悟郎、 脚本:春虹
照明:伊地知新、 音響:高根晋作、 ヘアメイク:冨沢ノボル、 衣装:里山拓斗、 ヘッドピース:edenworks

 
【ストーリー】
■第一幕:四神降臨(ししんこうりん)
天の四方の方角を司る霊獣、 青龍・朱雀・白虎・玄武が集う時、 厄難は去り、 人々は宴を求め、 新たな物語が始まる。

■第二幕:五穀豊穣(ごこくほうじょう)
民は豊作を祈り、 それを歌にのせて唱え、 祈りとして納める。 民謡は郷土への想いを呼び起こし、 神への感謝、 土地への感謝を表現する術として、 人から人へと伝承される。

■第三幕:祈望祭事(きぼうさいじ)
鈴を鳴らし「豊作」を、 大地を踏み鳴らし「天下泰平」を祈り、 人々は舞う。 「神と目を合わせてはいけない」という習わしに即した装束を身に着け、 静粛な雰囲気の中、 儀式は執り行われる。 天地人、 全てが一体となりトランス状態になった時、 果たして人間はどのような姿をみせるのだろうか…

■第四幕:―創作舞踊物語― 花のこゝろ
輪廻転生。 人は生まれ、 そして死ぬ。 でも、 どこかでその「こゝろ」は続いている。 夫と子を亡くした女と、 戦いで傷を負った男。 2人は何を求め、 互いに信じ合うのか。 この世なのか、 あの世なのか、 「美しき世界」は必ずや存在する。 琵琶の語りで繋ぐ創作舞踊物語。  
 
中村壱太郎と尾上右近よりコメントが到着
https://www.youtube.com/watch?v=wpqKPVvZSAY