那須川龍心インタビュー『自分がいい勝ち方して天心にいいバトンを渡したい』
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来る4月2日(土)国立代々木競技場第一体育館で開催される『Cygames presents RISE ELDORADO 2022~TenshinNasukwa Final Match』でプロデビュー戦を迎える那須川龍心が、TEPPEN GYM(千葉県松戸市)で練習を公開した。
――こういうインタビューっていうのはどうですか?
那須川:こういうインタビューは初めてなのでちょっとわくわくしてます。
――いよいよプロデビューを迎えるわけですけれどもご自分としてプロとアマチュアの違いっていうのはどんな風に感じてますか?
那須川:多分リングの中の緊張感とかそういうのじゃないですか。アマチュアはまだ試せるし、自分はまだアマチュアだったら言い方はちょっとあれですけど負けてもいいとは思ってるんで。けど、プロだったら負けちゃいけないんでやっぱりそこの違いだと思いますね。
――その辺はやっぱりお兄さんの天心選手からも色々アドバイスを受けてるんですか?
那須川:特にアドバイスっていうアドバイスは受けてないですけど、軽くは言ってました。
――ジムの代表であるお父さんからは?
那須川:まだ早いとは言われてます。
――その意見に対する反発心ってやっぱりありますか?
那須川:まだ早いと思われてるなら試合で見せるしかないと思ってるんで、そこで安心させるっていうか驚かせるっていうか、そういう気持ちはあります。
――でしたらデビュー戦でまずお父さんを納得させる、安心させるっていうのもある訳ですね。
那須川:そうですね、そういうのもあります。
――対戦相手の笠原選手に関してはどんな印象ですか?
那須川:手足が長いなっていうのはありますね。身長は僕と一緒ぐらいなんですけど手足とか、足ですね。足が長いなってのはあります。
――笠原直希選手といえばお兄さん二人もやっててシュートボクシングで格闘三兄弟って感じの位置付けだと思うんですけど、その辺どうですか? 那須川家は那須川家でやってる訳じゃないですか。その辺で比較される部分もあるとは思うんですけど。
那須川:いや? 特にそこに関しては何も気にしてないです。
――ちなみにこの間、笠原選手がシュートボクシングでやった試合っていうのをご覧になってどんな感想を持ちました?
那須川:左利きだったんで相手が難しいですけど、蹴りが上手いなっていうのは感じます。
――那須川選手はお兄さんと違ってオーソドックスじゃないですか。だからオーソドックスとして対サウスポーっていうのはそんなにやっぱり得意ではない?
那須川:いや特にTEPPEN GYMって結構左利きが多くて、左の苦手意識は全くないですね。どっちもできます。
――現状ではちょっと難しいかもしれないですけど、どんな試合をイメージしてどんな勝ち方したいっていうのはありますか?
那須川:パンチは僕の方が上手いと思うんで、そうですね総合力で勝ちたいですね。やっぱパンチだけで勝つとかそういうんじゃなくて総合力で勝って、KOしたいですね。
――じゃあ総合力で勝ってお父さんをまず納得させると。
那須川:そうですね。
――恐らくみんなから聞かれると思うんですけれども、那須川天心選手の弟として重圧とかプレッシャーっていうのは試合が近づくにつれて出てきたりします?
那須川:本当はあるんでしょうけど多分、それが全くなくてプレッシャーがなくて。まだそういう実感がわいてないのか分かんないです。試合前になってもしかしたらプレッシャー感じるのかもしれないし分かんないですよね。
――天心選手が弟の試合を温かく見守ってほしいってコメント出してたんですけれどもそれに対してどう思いますか?
那須川:周りからも凄いデビュー戦ってこともあって大きい大会っていうのもあって期待されてると思うんですけど、期待以上の試合を見せたいですね。自信あります。
――第1試合に抜擢されたと思うんですけれど、ファンイベントでもちょっと意気込みは言ってましたけれどもやっぱり第1試合っていうのは嬉しいですか?
那須川:第1試合目っていうのはプレッシャーとかもあるじゃないですか。やっぱり盛り上げなきゃいけないっていう。メインとか遅めの方が自分的にはありがたいですけど、まだそういうのは早いと思うんで、いずれかは第1試合じゃなくてメイン張れるようになりたいです。
――伊藤代表が「那須川で始まり那須川で終わる」っていう言い方をされてましたけれど、ご自身にはすごく意味のある大会だなっていう感じはしますか?
那須川:そうですね。天心のRISEラストの試合でもありますし、そこで自分がいい勝ち方していいバトンを渡せたらなとは思ってますね。
――先ほどお父さんの方からまだ早いって言われたっておっしゃってましたけどそれはどういう意味ですか?
那須川:多分メンタル面とか体付きとか、やっぱそういうのがまだ全然子供なんでそういう部分じゃないですか。
――天心選手はデビュー戦から物凄いインパクトを残したじゃないですか。あのデビュー戦は映像でご覧になりましたか?
那須川:実際見てましたね、その時。
――その時どういう風に思いました?
那須川:全然覚えてないです。
――あのインパクトを超えるようなデビュー戦を自分が見せられるっていう自信はどうですか?
那須川:そのインパクトを超えるっていうか圧倒させたいですよね。あっと驚かせたいです。
――以前アマチュアの時に戦った塚本望夢選手がDEEP☆KICKチャンピオンになったじゃないですか。意識されますか?
那須川:実際試合も見ましたし、意識する部分もありますし悔しいですし。いずれかはやり返したいです。
記事提供:RISE
Cygamespresents RISE ELDORADO 2022試合順
▼メインイベント 那須川天心 RISE Final Match バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kg級王者)
風 音(TEAM TEPPEN/RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝)
▼セミファイナル Super Fight!ライト級(-63kg)3分3R延長1R
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/ RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者)
ロンペット・Y'ZD GYM(Y'ZD豊見城/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)
▼第10試合 Super Fight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
鈴木真彦(山口道場/第7代RISEバンタム級王者)
江幡 睦(伊原道場/WKBA世界バンタム級王者、第5代新日本キックボクシング協会フライ級王者)
▼第9試合 Super Fight! -56kg契約 3分3R延長1R
志 朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝)
江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者、KING OF KNOCK OUT初代スーパーバンタム級王者)
▼第8試合 SuperFight! 71.5kg契約 3分3R延長1R
海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者)
▼第7試合 Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
直 樹(BRING IT ONパラエストラAKK/第7代RISEライト級王者)
山田洸誓(正道会館KCIEL/第4代RISEスーパーライト級王者)
▼第6試合 SuperFight! ライト級(-63kg)3分3R延長1R
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/同級1位、RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者)
秀樹(新宿レフティージム/同級2位、K-1 REVOLUTION FINAL -65㎏級世界王者)
▼第5試合 オープンフィンガーグローブマッチ -64kg契約 3分3R
YA-MAN(TARGET SHIBUYA/ライト級9位)
伊藤澄哉(戦ジム/スーパーライト級5位、元益荒男KICK 65kg王者)
▼第4試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
北井智大(チームドラゴン/同級3位)
中村 寛(BK GYM/第6代DEEP☆KICK-60kg級王者)
▼第3試合 ヘビー級 3分3R延長1R
カルリ・ギブレイン(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元HEATヘビー級王者)
南原健太(極真会館/第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会準優勝)
▼第2試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
石月祐作(KAGAYAKI/同級1位、DBSスーパーフェザー級、KROSS×OVER同級王者)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級2位)
▼第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
那須川龍心(TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova 全日本大会 -55kg級トーナメント優勝)
笠原直希(シーザージム/SB全国大会-45kg級優勝)
▼オープニングファイト.4 バンタム級(-55kg) 3分3R
鷹 介(魁塾/同級10位)
福井萌矢(建武館/King of Rookie 2021 -55kg級優勝)
▼オープニングファイト.3 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
佐藤九里虎(FAITH/同級10位、WMC日本スーパーフライ級王者)
彪 司(TEAM TEPPEN/King of Rookie 2021 -53kg級優勝)
▼オープニングファイト.2 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
藍之輔(STRIFE)
細越竜之介(TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova全日本大会-65kg級トーナメント優勝・大会MVP)
▼オープニングファイト.1 フェザー級(-57.5kg) 3分3R
野村勇人(GONG-GYM坂戸/Stand up アマチュア vol.4 一般部Aクラストーナメント‐60kg優勝)
永松進之介(FJ KICK ASS/RISE Nova 全日本トーナメント-60kg級 準優勝)
イベント情報
『Cygamespresents RISE ELDORADO 2022~TenshinNasukawa Final Match~』
日時:4月2日(土)15:00本戦開始(オープニングファイト13:30開始予定)
会場:国立代々木競技場 第一体育館(東京都)