世界最高峰リーグ『スーパーラグビー』日本上陸!

2015.12.28
レポート
イベント/レジャー

左から、垣永真之介、矢富勇毅、マーク・ハメット、エドワード・カーク

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世界最高峰リーグ『スーパーラグビー』日本上陸!日本チーム「サンウルブズ」発表記者会見レポート

ラグビーワールドカップの興奮からまもなく、トップリーグ、大学選手権、全国高校ラグビー大会の開催と、益々盛り上がりをみせていく日本ラグビーシーンが、2016年もまだまだ我々に、興奮と感動を与えてくれそうだ。

なんと、あの世界最高峰リーグ『スーパーラグビー』が、日本に上陸する。

スーパーラグビー

『スーパーラグビー』は、1996年から20年に渡り、南半球の強豪国である、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3か国において、人気・実力ともに世界をけん引するリーグとして開催されてきた。

その『スーパーラグビー』が2016年からチーム数を拡大。ラグビーワールドカップ2015イングランド大会の上位3カ国ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカに加えて、ベスト4のアルゼンチンと、日本の参戦も決定。南アフリカから1チームを加えて全18チームのリーグとなる。

日本チームとして参戦する「サンウルブズ」のチーム発表記者会見が12/21に行われた。

「サンウルブズ」チーム発表記者会見

はじめに、日本ラグビーフットボール協会副会長・矢部達三が挨拶。【ワールドカップで世界に示した実力を維持し、さらに発展させるためにも、この『スーパーラグビー』での戦いは重要。『スーパーラグビー』を通じて、日本ラグビーの強化を行い、2019年ワールドカップ日本開催に向けて、より多くの方に愛されるようなスポーツにしていきたい】と語った。

日本ラグビーフットボール協会副会長・矢部達三

続いて、「サンウルブズ」を運営するジャパンエスアール・上野裕一が挨拶。【世界と勝負できるチームを作ること、世界中のファンに愛されるチームにすること】とビジョンを掲げた。

「サンウルブズ」を運営するジャパンエスアール・上野裕一

次に、この「サンウルブズ」を率いるヘッドコーチとして、マーク・ハメットが登場し挨拶。【2015年、ラグビー日本代表は非常に素晴らしい活躍をした。そして、2019年には日本でワールドカップが開催される。それに向けて選手たちを成長させていきたい。まずは、2/27東京での『スーパーラグビー』キックオフを楽しみにしている】と語り、さらに、【私がかつて所属していたクルセイダーズは強いチームだったが、1996年最初の大会では最下位だった。最下位の中でも苦労しながら、チームとして勝てる礎を徐々に築いていった。「サンウルブズ」のヘッドコーチとして、チームを成功に導く礎を築いていきたい】と抱負を語った。

「サンウルブズ」ヘッドコーチ マーク・ハメット

<マーク・ハメット>
ニュージーランド代表で29CAP、1999年と2003年のラグビーW杯に出場。カンタベリー州代表として76CAP、クルセイダーズでは81CAPを獲得。引退後の5年間は、クルセイダーズのアシスタントコーチとして3度チームを優勝に導く。その後、ハリケーンズのヘッドコーチを4年。ウェールズに渡り、カーディフではディレクターオブラグビーを1年間務めた。指導した選手には、先のワールドカップで大活躍したリッチーマコウ、ダンカーター、コンラッドスミスなどがいる。

そして、注目の「サンウルブズ」のメンバーが上野裕一より発表。発表されたメンバーの中から垣永真之介、エドワード・カーク、矢富勇毅、山田章仁の4選手が登場。

トップリーグ・サントリーサンゴリアス所属でプロップの垣永真之介は、【2019年に向けていいチャンスをもらった。世界のトップレベルを感じながらプレーできることは幸せ。このチャンスを活かして頑張りたい】と意気込みを語った。

垣永真之介

『スーパーラグビー』39試合の出場経験があるフランカーのエドワード・カークは、【過去6年間、『スーパーラグビー』をプレーしてきたが、今回はマーク・ハメットという素晴らしいヘッドコーチのもと、これまでとはまた違うラグビー経験できるので非常に楽しみ」と語った。

エドワード・カーク

トップリーグ・ヤマハ発動機ジュビロ所属でスクラムハーフの矢富勇毅は、【世界最高峰のラグビーに参戦できて光栄。日本チームの礎を築けるように、仲間と一緒に頑張りたい】と語った。

矢富勇毅

2015年ワールドカップ・サモア戦で魅せたトライが記憶に新しい、ウイングの山田章仁は、【自分自身「今やらなければいつやるんだ」という思い。新しい歴史を築き、日本ラグビーの前進のために頑張りたい。】

山田章仁

『スーパーラグビー』は、2/27(土)東京・秩父宮ラグビー場で開幕。2015年ワールドカップ・イングランド大会に出場した選手も多く、全世界が注目している今大会。ワールドカップ同様の迫力と興奮をもう一度、しかも間近で味わえるチャンスがまもなくやってくる。

大会情報
 
[大会名]
スーパーラグビー

[開催日程]
2/27(土) 13:15~ サンウルブズ(日本) vs ライオンズ(南アフリカ)
3/19(土) 13:15~ サンウルブズ(日本) vs レベルズ(オーストラリア)
4/23(土) 14:15~ サンウルブズ(日本) vs ジャガーズ(アルゼンチン)
5/7(土) 14:15~ サンウルブズ(日本) vs フォース(オーストラリア)
7/2(土) 14:15~ サンウルブズ(日本) vs ワラターズ(オーストラリア)
 
[会場]
秩父宮ラグビー場(東京)

[情報]

<5試合通し券>
受付期間:1/14(木)18:00~2/21(日)20:00

<第1戦 2/27開催分>
ファミリーマート先着先行:1/16(土)12:00~1/22(金)20:00
一般発売:1/23(土)12:00~

<第2戦 3/19開催分>
ファミリーマート先着先行:2/6(土)12:00~2/12(金)20:00
一般発売:2/13(土)12:00~
 
 

 

サンウルブズ チーム情報

サンウルブズ

メンバー
 
PR プロップ
稲垣 啓太 (パナソニック ワイルドナイツ)
具 智元 (拓殖大学)
平野 翔平 (東海大学)
山本 幸輝 (ヤマハ発動機ジュビロ)
垣永 真之介 (サントリーサンゴリアス)
三上 正貴 (東芝ブレイブルーパス)

HO フッカー
有田 隆平 (コカ・コーラレッドスパークス)
木津 武士 (神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
堀江 翔太 (パナソニック ワイルドナイツ)

LO ロック
ティモシー ボンド
細田 佳也 (NECグリーンロケッツ)
大野 均 (東芝ブレイブルーパス)
真壁 伸弥 (サントリーサンゴリアス)
リアキ モリ

FL フランカー
アンドリュー デュルタロ
村田 毅 (NECグリーンロケッツ)
エドワード カーク

No.8 ナンバーエイト
トーマス レオナルディ
ファアティンガ レマル (宗像サニックスブルース)

SH スクラムハーフ
井上 大介 (クボタスピアーズ)
矢富 勇毅 (ヤマハ発動機ジュビロ)
日和佐 篤 (サントリーサンゴリアス)

SO スタンドオフ
立川 理道 (クボタスピアーズ)
リアン フィルヨーン
田村 優 (NECグリーンロケッツ)
トゥシ ピシ (サントリーサンゴリアス)

CTB センター
山中 亮平 (神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
デレック カーペンター (トヨタ自動車ヴェルブリッツ)
ジョン スチュワート
パエア ミフィポセチ (NTTドコモ レッドハリケーンズ)

WTB ウィング
アマナキ ロトアヘア (リコーブラックラムズ)
山田 章仁 (パナソニック ワイルドナイツ)

FB フルバック
笹倉 康誉 (パナソニック ワイルドナイツ)
山下 一 (豊田自動織機シャトルズ)

STAFF
マーク ハメット (ヘッドコーチ)
 
サンウルブズ オフィシャルサイト