主演・稲垣吾郎×今泉力哉監督で描く、完全オリジナルのラブストーリー 映画『窓辺にて』公開が決定
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左から、稲垣吾郎、今泉力哉監督
映画『窓辺にて』が11月に公開されることが決定した。
『窓辺にて』は、稲垣吾郎を主演に迎え、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉氏が監督・脚本を手がける映画。今泉監督にとって、17作目となる完全オリジナル作品だ。
フリーライターの市川茂巳は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った女子高生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。「いるのであれば会わせてほしい」と。
今泉監督作に初参加する稲垣が演じるのは、妻について「ある悩み」を持つフリーライター・市川茂巳。また、撮影は、『ドライブ・マイ・カー』のスタッフを迎え、昨年7月に都内近郊にて行われたとのこと
主演の稲垣と今泉監督のコメントは以下のとおり。
稲垣吾郎(市川茂巳 役)
今泉監督作品のファンでしたので、今回ご一緒させていただきとても嬉しかったです。
僕自身、主人公の茂巳というキャラクターに共感するところもあり、
撮影期間は監督と言葉よりも心で通じ合っているような感覚でいました。
目に映らないものや漂う空気感をとても大切にされている今泉監督。
早く皆さんに観て頂きたい美しい作品になったと思います。
今泉力哉(監督)
稲垣さんと映画をつくりませんか、というお話をいただき、長年温めていた「万人からは理解されないかもしれないとある感情」についての映画をつくろうと思い、脚本を書き進めました。きっと稲垣さんならこの主人公の中に渦巻く複雑な心を体現してくれるのではないかと思ったからです。できあがった映画を今、目の前にして、ああ、この映画の主人公が稲垣さんで本当によかったなと思っています。美しくて、寂しくて、温かくて。2018年の東京国際映画祭で『半世界』と『愛がなんだ』が同じコンペティション部門にノミネートされた出会いから、さまざまな人々との巡り合いを通して、この映画が生まれたことをとても嬉しく思っています。『窓辺にて』楽しんでいただければ幸いです。
『窓辺にて』は2022年11月全国ロードショー。