松本梨香、飯田里穂、高島雅羅、杉田智和が祈祷師とその一族に 『女神の継承』日本語吹替版制作&一夜限りの上映イベント開催が決定
7月29日(金)に封切られる映画『女神の継承』の日本語吹替版が制作されることが決定。“一夜限りの吹替版上映イベント”が開催されることがわかった。
『女神の継承』は、『チェイサー』や、ファン・ジョンミン×チョン・ウヒ×クァク・ドウォン×國村隼ら共演のスリラー『哭声/コクソン』で知られるナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを担当した作品。当初は『哭声/コクソン』の続編として構想されており、ファン・ジョンミンが演じた祈祷師・イルグァンの物語をナ・ホンジン監督が思いついたことからプロジェクトがスタート。その構想は、タイの祈祷師をモチーフとすることで本作に受け継がれているという。
タイ東北部イサーン地方の小さな村で暮らす女性・ミンは、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返していた。途方に暮れた母親は、祈祷師である妹のニムに助けを求める。「ミンは一族の新たな後継者として選ばれて憑依され、その影響でもがき苦しんでいるのではないか」との疑いから、ニムはミンを救うために祈祷を行うが。しかし、彼女に取り憑いたものの正体は、ニムの想像をはるかに超えるほど強大だった。
本作の日本語吹替版では、女神に仕える当代の祈祷師・ニムは松本梨香が演じることに。また、不可解な現象に襲われる祈祷師一族の末裔・ミン役で飯田里穂、ミンの母で祈祷師になることを拒んだノイ役で高島雅羅が声の出演。そして、彼女たちが救いを求める祈祷師・サンティ役を杉田智和が担当する。
松本梨香、飯田里穂、高島雅羅、杉田智和のコメントは以下のとおり。
松本梨香
松本梨香
ドキュメントタッチに描かれている映画。だからこそ身近な出来事のようで恐怖感がものすごかったです。主役の祈祷師のニムを担当させていただき、自分の中の「神」とはなんなのかを強く考えさせられました。
見どころは呪文の吹き替え部分。難しかったぁ〜♪笑笑
飯田里穂
飯田里穂
終始ゾクゾクが止まりませんでした。ドキュメンタリーのようなカメラアングル視点での内容だったので、後半になればなるほど怖いのに次の展開見たさに抜けられなくなるという、どこかに実在するであろう世界と奇妙な世界の狭間に入り込んでしまう、中毒性のある作品でした。
実はここまでのホラー作品をやるのも、憑依されるような人物を演じるのも初でした。なので最初はどのような演技プランが 1 番見ている人に気持ち悪さや違和感を感じてもらえるのだろうかと色々と考えました。実際にミンを演じられているナリルヤ・グルモンコルペチさんの熱量も凄まじかったので練習からアフレコする時まではそのパワーも受けながらやっていました。
吹き替えならではの臨場感や、物語に没入できる視点もあると思うので、ホラー好きの方はもちろん、ホラーを普段観ない方でも挑戦してみる価値のある作品だと思います!本当に最後の最後まで結末が読めない展開になっています。是非沢山の方に楽しんでいただければと思います。
高島雅羅
高島雅羅
始めドキュメンタリー風に入ったので、ゆったりと観ていたのですが中盤からは不気味で、もう怖くて、怖くて…怖かったです。
「どうか娘を返して下さい!」その思いだけを持ってジェットコースターを乗り切った感じです。無事に収録し終わってホッとしました。ドォゴワッ!として ウゲボボボ〜となってフヒャーッとなって、ギャッパラパ〜となります。猛暑の夏におすすめです。
杉田智和
杉田智和
好みの世界観と雰囲気でした。「呪いには呪いをぶつけるんだよ!」のノリを考えていましたが、実際はもう少し真面目です。
わかってはいましたが、考えていた通りの結末でした。それでも心の何処かに「何とかなるかもしれない」の考えがあれば、作品をより楽しめる筈です。先ず、グッズのデザインが秀逸です。そして、絶対に「よろしくお願いします」とおすすめできません。
これもまた、呪いかな。しかし何故か足が映画館に向いていた……。
なお、『女神の継承』日本語吹替版の上映イベントは、8月11日(水)ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催。上映時間などの詳細は、後日発表の予定だ。
『女神の継承』は7月29日(金)全国ロードショー。