LE VELVETS佐賀龍彦プロデュース、石井琢磨(ピアノ)・高島健一郎(テノール)との初コラボ楽曲が『特別展・木島櫻谷―山水夢中―』のテーマ曲に決定

ニュース
クラシック
アート
2022.10.24
LE VELVETS佐賀龍彦(テノール)、石井琢磨(ピアノ)、高島健一郎(テノール)

LE VELVETS佐賀龍彦(テノール)、石井琢磨(ピアノ)、高島健一郎(テノール)

画像を全て表示(4件)


2022年11月3日(木・祝)より泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)にて開催される『特別展・木島櫻谷―山水夢中―』のテーマ曲を、LE VELVETSの佐賀龍彦(テノール)、石井琢磨(ピアノ)、高島健一郎(テノール)が担当することが決定した。佐賀がヴォーカルとプロデュースも手掛ける本テーマ曲は、ラフマニノフの隠れた名歌曲「春の流れ」を意訳したもので、タイトルは「新しい季節」。近日配信予定。

木島櫻谷は、写生に基づく抒情的な動物画を中心に近年再評価が進む京都の画家。今回の特別展は、2013年、2017年に続き三度目。櫻谷が生涯挑み続けた山水画が集合する予定だ。

櫻谷17年の展覧会でもテーマ曲「寒月」を手掛け歌った、LE VELVETS佐賀龍彦。今回のテーマ曲「新しい季節」もヴォーカルとプロデュースを手掛ける。共演には、YouTubeで話題のピアニスト=石井琢磨、さらにその友人のウィーン在住テノール歌手高島健一郎。佐賀は一年余りの休業から復帰、現在開催中のLE VELVETSコンサート・ツアーにて久しぶりの歌声を披露したばかり。本楽曲が復帰後初のレコーディングであったという。

もととなったラフマニノフの「春の流れ」は、長い冬を抜けて春の訪れを喜ぶ気持ちを、ラフマニノフ特有のピアニズムとテノールの勢いのある歌唱で表現した歌曲だが、今回、佐賀のプロデュースにより、木島櫻谷の山水画の世界に相応しい世界観に生まれ変わったという。今後のテレビ・スポットや木島櫻谷のテレビ特番(BSフジ「百年の眠りからさめた櫻谷<理想郷>の美」11月12日15:30オンエア)で聴くことができる。

なお、本展覧会では、準備のなかで、京都・南禅寺塔頭の南陽院において、櫻谷山水画の代表作ともいうべき障壁画50面、櫻谷34歳渾身の作品群が再発見されている。通常は非公開の南陽院だが、同院協力のもと、展覧会とともに期間限定でこの櫻谷の山水障壁画が特別公開となる。

イベント情報

『木島櫻谷 ― 山水夢中ー』
 
会期:2022年11月3日(木・祝)~ 12月18日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1000円 高大生800円 中学生以下無料
※本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
※20名以上は団体割引20%、障がい者手帳ご呈示の方は無料
主催:公益財団法人泉屋博古館、公益財団法人櫻谷文庫、京都新聞、BSフジ、ライブエグザム
会場:泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
 
【特別連携】
南陽院本堂《木島櫻谷 山水障壁画》特別公開
2022年11月3日(木・祝)~11月13日(日)
2022年11月23日(水・祝)~12月11日(日)
*月曜休
*拝観料:1,000円、時間指定制
*取扱:イープラス
 
【連携企画】
木島櫻谷旧邸 特別公開
2022年11月3日(木・祝)~12月4日(日)の土日祝
*観覧料:600円
 
扇子の老舗 宮脇賣扇庵の天井画制作120周年特別企画
「木島櫻谷の扇展」
2022年11月16日(水)~12月7日(水)
*観覧料:無料
 
 
※泉屋博古館特別展「木島櫻谷 -山水夢中-」と南陽院の特別公開のほか、同時期開催される木島櫻谷が生前暮らした邸宅=櫻谷文庫の入場券、木島櫻谷のすべてがわかる新刊美術書『木島櫻谷―画三昧への道』・泉屋博古館展覧会図録(2冊とも泉屋博古館でお渡し)までも受け取れて、6100円となるプレミアムをイープラス限定でご用意しております。なお、南陽院の特別公開は、特別サイトでの時間予約を推奨しております。30分25名限定での公開となりますので、是非事前にサイトで時間指定をしていただいた上で拝観にお越しください。

【関連番組】
BSフジ「百年の眠りからさめた櫻谷<理想郷>の美」
11月12日15:30オンエア
ナビゲーター:佐賀龍彦(LE VELVETS)/ 石井琢磨
シェア / 保存先を選択