野田秀樹が立ち上げた「東京演劇道場」第二回公演『わが町』上演が決定
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『わが町』
2023年1月25日(水)~2月8日(水)東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される東京演劇道場 第二回公演『わが町』の上演が決定し、公演詳細とビジュアルが公開された。
東京演劇道場とは、東京芸術劇場の芸術監督・野田秀樹が、さまざまな演劇人と出会うべく立ち上げた団体。2018年末に参加者の公募が行われ、下は8歳から上は70代後半まで、また沖縄から北海道まで全国津々浦々から、商業演劇や小劇団で活躍している俳優から演技未経験の人までさまざまな約1,700名の応募があり、書類選考の末、300名がオーディションに参加。
野田のほかにノゾエ征爾、柴幸男、熊林弘高の演出家陣、黒田育世、井手茂太、近藤良平等振付家陣も立ち合い、60名あまりの演劇を志す面々が、道場生に選出された。さらに2021年には第二回のオーディションを実施。900件を超える応募の中から30名弱のメンバーが二期生として参加することになった。
今回、野田のもとを離れて、道場生と作品を作るのは劇団「ままごと」の主宰・柴幸男。「その時、その場所で、その人たちとしかできない演劇」をテーマに創作し続ける柴が今回テキストに選んだのはアメリカの劇作家ソーントン・ワイルダーの『わが町』だ。
20世紀初頭のアメリカ合衆国での小さな町の物語が、2023年の“東京”芸術劇場で、“東京”演劇道場生によって“東京”の物語に変身(メタモルフォーゼ)する。
■柴 幸男 (しば ゆきお) プロフィール
1982年生まれ、愛知県出身。
「青年団」演出部。「多摩美術大学」専任講師、「四国学院大学」非常勤講師。劇場から船上まで、学芸会から工場見学まで、場所や形態を問わない演劇活動を全国各地で行う。近年は、横浜や小豆島、台湾などに長期滞在し、地域に根ざした演劇作品を継続的に上演している。2010年に『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年より『戯曲公開プロジェクト』を開始。戯曲を無料で公開し多くの上演機会を設けている。
ニューハンプシャー州の小さな町に暮らすエミリーとジョージ。ふたりは善良な両親と近隣の人々に見守られて育ち、恋に落ちて、やがて結婚の日を迎えた。しかし幸せに満ちた九年の夫婦生活の後、エミリーの身には…。人の一生を超越する時の流れのなかで、市民たちのリアルな生の断片を巧みに描きだし、ありふれた日常生活のかけがえのない価値を問う。演劇界に燦然たる足跡を残した巨匠の代表作。ピュリッツァー賞受賞。
公演情報
秋山遊楽 石井ひとみ 大野明香音 大滝樹 緒形敦
小幡貴史 兼光ほのか 川原田樹 佐々木富貴子
代田正彦 末冨真由 鈴木麻美 谷村実紀 鄭亜美
手代木花野 藤井千帆 間瀬奈都美
三津谷亮 水口早香 八幡みゆき 吉田朋弘
李そじん 六川裕史
<前売り> 一般 5,000円 65歳以上 4,500円 25歳以下 3,000円 高校生以下 1,000円
<当日> 一般 5,000円 のみ
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一般発売 2022年12月17日(土)10時~ ※芸劇ボックスオフィス WEB先行あり
■イープラス https://eplus.jp/