ローランサンとシャネルが生きた、1920年代のパリの芸術界を俯瞰できる展覧会『マリー・ローランサンとモード』京都でも開催

2023.1.7
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アート

マリー・ローランサン 「ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン」 1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館蔵 (c) Musée Marie Laurencin

4月16日(日)~6月11日(日)の期間、京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階にて展覧会『マリー・ローランサンとモード』が開催される。

二つの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でもあった。とりわけ女性たちの活躍には目を見張るものがあったが、ともに1883年に生まれたローランサンとシャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在だった。

同展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、マドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れる。さらにモダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰し、オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館など国内外のコレクションから、絵画、ドレス、資料など約90点のラインナップで紹介する。

なお東京では2月14日(火)から4月9日(日)までBunkamura ザ・ミュージアムにて開催予定。

イベント情報

展覧会『マリー・ローランサンとモード』
会 期:2023年4月16日(日)~6月11日(日)
会 場:京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階
[〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124]
開館時間:10時00分~18時00分
(展示室への入場は閉館30分前まで)
休 館 日 :月曜日
主 催:関西テレビ放送、産経新聞社、京都新聞、京都市
後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
企画協力:美術デザイン研究所
監 修:絵画:深谷克典(名古屋市美術館)、ファッション:成実弘至(京都女子大学)、カトリーヌ・オルメン(フランス文化財専門官、服飾史家)
観 覧 料 :一般2000円(1800円)、大高生1500円(1300円)、小中生700円(500円)
※未就学児は入場無料
※( )内は前売・団体料金、団体は20名以上
※障がい者手帳等を提示の方は本人及び介護者1名まで無料(確認できるものをご提示ください)
お問合せ :京都市京セラ美術館 075-771-4334
京都会場公式サイト:https://www.ktv.jp/event/marie/
新型コロナウィルス感染症の状況により、予定を変更する場合がございます。最新の情報は展覧会HP等をご確認ください。