プラシド・ドミンゴ＆ホセ・カレーラスが『パヴァロッティに捧げる奇跡のコンサート』開催直前に思いを語る

2023年1月26日（木）東京ガーデンシアターで『パヴァロッティに捧げる奇跡のコンサート　プラシド・ドミンゴ＆ホセ・カレーラス』が開催される。

「３大テノール」のツアーから20年。 2007年に亡くなったパヴァロッティに捧げる、ドミンゴとカレーラスの夢の共演が実現する。

埼玉県内で24日にリハーサルが行われ、2人は時折、笑顔で話し合いながら進行。つややかで情感豊かな歌声がホールを包み込んだ。

2人はリハーサルの合間に、3大テノールのツアーを振り返りつつ「今回の共演をとても楽しみにしている」と話し、公演を前にパヴァロッティへの思いなどを語った。

【ドミンゴのコメント】

三大テノールのコンサートを通じて、それまでオペラを知らなかった方にもオペラを楽しんでもらえるようになりました。3人集まってどういうプログラムにしようかと曲を選ぶのも、リハーサルも楽しかったです。コンサートには家族を伴い、それまで知らなかった世界の各地を知ることができたのも楽しいことでした。ホセと会えてとてもうれしい。今回のコンサートをとても楽しみにしています。

【カレーラスのコメント】

今回はパヴァロッティさんに捧げるコンサートですので、特にうれしい気持ちです。（三大テノールの3人で）共に舞台に立てることは素晴らしい経験でしたし、一緒に旅をし、リハーサルをしたことはとてもエキサイティングでした。大好きなサッカーのこと、社会のこと、いろいろな話をした。パヴァロッティさんは素晴らしいアーティスト。オペラにおいて最大のテノールの一人です。芸術面だけなく、人生の様々なことについて彼から学ぶことができたのは素晴らしかった。ドミンゴさんと共に舞台に立てるのは、いつも楽しくうれしいこと。楽しみにしています。