ビートルズのベスト1とワースト1
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ビートルズの最も聴かれた曲と、最も聴かれなかった曲のランキングが発表。
2015年のクリスマスイブ、12月24日に解禁されたザ・ビートルズ(The Beatles)の定額制音楽配信サービスだが、その2日後に配信サービスの一つであるスポティファイ(Spotify)が、最も再生された曲のランキングを発表し、その興味深い結果が世界で話題となっている。
発表されたランキングは、全世界、全米、全英の3種類で、すべての1位を獲得したのは「Come Together」だった。
2位は、全世界では「Let It Be」、全米・全英では「Hey Jude」と、ポール・マッカートニーの楽曲がつけた。
ザ・ビートルズの楽曲の作詞作曲のクレジットは「レノン/マッカートニー」となっており、ジョン・レノンとポール・マッカートニーのいずれが楽曲を書こうとも連名になっているのは有名な話だが、このチャートではジョンの楽曲が1位、ポールの楽曲が2位と、仲良くチャートインしているのが興味深い。
全米、全英の2つのランキングの3位にはジョージ・ハリスンの「Here Comes The Sun」が入っており、ザ・ビートルズというバンドにはいかにソングライティングに卓越したメンバーが揃っていたかが証明される結果となっている。
それぞれのランキングの詳細は、以下の通り。
「全世界での再生」
1. “Come Together”
2. “Let It Be”
3. “Hey Jude”
4. “Love Me Do”
5. “Yesterday”
6. “Here Comes The Sun”
7. “Help!”
8. “All You Need Is Love”
9. “I Want To Hold Your Hand”
10. “Twist And Shout”
「全米での再生」
1. “Come Together”
2. “Hey Jude”
3. “Here Comes The Sun”
4. “Let It Be”
5. “Twist And Shout”
6. “Blackbird”
7. “I Want To Hold Your Hand”
8. “In My Life”
9. “She Loves You”
10. “Help!”
「全英国での再生」
1.“Come Together”
2.“Hey Jude”
3.“Here Comes The Sun”
4.“Twist and Shout”
5.“Let It Be”
6.“I Want To Hold Your Hand”
7.“Help!”
8.“Love Me Do”
9.“I Feel Fine”
10.“She Loves You”
また、アメリカのニューヨーク誌のオンラインサイトであるVultureが、スポティファイ (Spotify)で「最も聴かれなかったビートルズの楽曲 TOP10」を発表。こちらは集計期間が数日長い12月29日までとなっている。
堂々の1位に輝いたのはロック史に燦然と輝く名盤『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の最後に収録されている「Her Majesty」。この楽曲は30秒にも満たない小曲で、アルバムの流れであればまだしも、楽曲単位で聴くことが可能な配信サービスでは聴かれることが少ないことは容易に予想できる。
「最も聴かれなかったビートルズの楽曲 TOP10」は以下の通り。
1. “Her Majesty”
2. “Matchbox”
3. “Bad Boy”
4. “Slow Down”
5. “The Inner Light”
6. “I Call Your Name”
7. “Long Tall Sally”
8. “I'll Get You”
9. “Thank You Girl”
10. “Honey Don't”
現在、Spotifyを含む主要な音楽定額制配信サービスで聴けるザ・ビートルズのアルバムは以下の17枚で、日本では、
Apple Musicと、Amazon Musicの2サービスで聴くことができる。
『プリーズ・プリーズ・ミー』
『ウィズ・ザ・ビートルズ』
『ハード・デイズ・ナイト』
『ビートルズ・フォー・セール』
『ヘルプ!』
『ラバー・ソウル』
『リボルバー』
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
『マジカル・ミステリー・ツアー』
『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』
『イエロー・サブマリン』
『アビイ・ロード』
『レット・イット・ ビー』
『ザ・ビートルズ 1962年 – 1966年』
『ザ・ビートルズ 1967年 – 1970年』
『パスト・マスターズ(Volume 1 & 2)』
『ザ・ビートルズ 1』
定額配信サービスでザ・ビートルズの世界が堪能できることは、考えれば考えるほど本当に素晴らしいこと。
サービスに加入しているのであれば、一度、彼らの世界に触れてみることをお勧めする。