ぱんちゃん璃奈がメインで登場！『KNOCK OUT 2023 vol.1』は4/22に開催 | SPICE

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ぱんちゃん璃奈がメインで登場する、4月22日（土）の『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.1』

『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.1』が4月22日（土）、後楽園ホール（東京都）で行われる。

この大会でメインを張るのが、“キューティー・ストライカー”の異名を持つ初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者で、13戦13勝（2KO）のぱんちゃん璃奈（29）。-49.5kg契約の3分3R・延長1Rで、台湾のワン・チンロン（22）を迎え撃つ。

2022年3月の同級王座決定戦で喜多村美紀に勝利後、13カ月ぶりの公式戦となるぱんちゃん。3月5日には代々木第二大会でエキシビションマッチを行い、本来は5月か6月に復帰戦となる予定だったが、女子選手との練習を行う中で4月に前倒しされた。

ぱんちゃんは「約1年ぶりのキックボクシングの試合が決まり、今回は色んな意味での復帰戦になります。しっかり強い姿を見せられるように頑張ります」と気合十分だ。

故障していた膝の状態は100％ではないというが、「4月にリングに立つ時には8割くらいに持っていけそう。他が伸びているので、最後の試合よりは120～130％の仕上がりにはなっているかと思います」と自信をのぞかせている。

チンロンは身長が169cmと自身より4cm高いが、「高身長の選手とやったことがないので楽しみです」と身長差も気にする様子はない。

今回は-49.5kg契約での試合となるが、「1年間ぐらいは49kgでやって、その後に、もう一階級上げようと思っています」と今後も見据える。「世界は52kgの階級の層が厚いので、そこを目指します。パワー負けは一切ないですね。私の半分の戦績は外国人選手で、フィジカルで強いと感じた選手はいないので大丈夫です」と世界の強豪との対戦を視野に入れた。

今回の勝ち方については「蹴りを効かせたいと思います。対人練習で蹴りをメインに使うことを再認識できたので、蹴りで圧倒する姿を見せたい」という。壽美に判定負けしている相手だが、「格闘技って4～5年前とは別人だと思っているので、同じ選手とは考えてないですが、今の自分なら必ず圧倒できると考えています」と圧勝を誓っている。

ぱんちゃんは正道会館本部での石井和義館長、湊谷トレーナーとの稽古の中でパンチを学ぶとともに、ローキックを修正された。

稽古の初日に更新されたツイッターでは、「力みでいつも打ってしまうので、肩の力を全部抜いて、肩甲骨から飛ばすパンチを教えていただきました！！これはすごい...修正できたら...倒せるぞ...ありがとうございました」とつづった。

さらに、翌日には「石井館長、湊谷トレーナーにめちゃちめゃ教えていただき修正しました。そして西尾館長が練習映像撮影に・・・。私1人に、この2日間力を貸してくださった正道会館の皆様の環境に感謝です。ありがとうございました。2週間後リングの上で頑張ります」と投稿している。

レジェンドから格闘技の極意を学んだぱんちゃんには、4月22日のリング上で一皮むけた姿を期待したい。

対戦相手のワン・チンロンは13勝（1KO）6敗の戦績を持つ。ワン・ジンロンのリングネームで2018年10月に初来日し、『Krush』で壽美に判定負けした。2019年には『ONE Championship』にも参戦し、2022年11月にはプロボクシングの試合で勝利している。コロナ禍の影響で、キックボクシングの試合は2021年秋以来だという。

ワン・チンロンは、以前から進化した自分を見せるため、日々トレーニングを積んでいるという。「ぱんちゃん璃奈選手は、外見はきれいですが、試合のときはとても強く、打撃スタイルもきれいで立派な選手。しっかり準備して、勝利を奪いたい」と番狂わせを狙う。

女子大型選手同士による注目の1戦からは目が離せない。