バレエ『ドラゴンクエスト』2023年度は全国4都市での公演開催が決定

2023年8月から2024年1月にかけて、全国4都市にてバレエ『ドラゴンクエスト』が上演される。3年ぶりとなる東京公演に加え、愛知、大阪、山形において初の開催が決定。新たなPVも解禁となった。

1995年の初演から数え国内外での上演回数延べ50回、これまで28年に渡り幅広い層を魅了してきたバレエ『ドラゴンクエスト』。2019年には、パリで開催される世界最大の日本文化の祭典《JAPAN EXPO》に初登場したことでも大きな話題となった。

さらわれた王女を救うべく勇者が悪に立ち向かうという王道ストーリーに、ケチだけどどこか憎めない《武器商人》や鞭を使いこなす《女戦士》など個性的なキャラクターも登場し、RPGのフィールドに迷いこんだかのような臨場感あふれる世界が繰り広げられる。ストーリーはバレエオリジナルで、作中で使用される音楽は、「序曲」「コロシアム」「そして伝説へ」等を含む、ドラゴンクエストシリーズI～VIの楽曲に、バレエのための書き下ろし曲を加えた全41曲（すべてすぎやまこういち氏作曲）。すべて生オーケストラによる演奏で、バレエならではのテンポを楽しめる楽曲も注目だ。さらに、2017年に舞台装置と⾐裳をリメイクし、世界で活躍するディック・バード氏がデザインを手掛けている。⾐裳はすてロンドンで製作され、その製作陣には映画「スター・ウォーズ」の特殊⾐装を手掛けたスタッフも参加しているという。

今回は、東京公演のみのスペシャルゲストとして、イギリス、アメリカの名門バレエ団で活躍する注目の兄弟ダンサー、アクリ瑠嘉（英国ロイヤル・バレエ団ファースト・ソリスト）＆アクリ士門（ヒューストン・バレエ団ソリスト）の出演も決定している。