今江大地「めっちゃ笑えてちょっと泣ける。そんな作品です」~LEGEND STAGE PRODUCE『夕』が開幕
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LEGEND STAGE PRODUCE 『夕』舞台写真 (左から)今江大地、橘花梨 撮影:佐藤 薫
2023年6月30日(金)シアターサンモールにて、田邊俊喜演出、今江大地主演のLEGEND STAGE PRODUCE『夕』が開幕した。初日公演に先駆けて行ったゲネプロの模様と、出演の今江大地、橘花梨、演出の田邊俊喜のコメントが公開された。
撮影:佐藤 薫
撮影:佐藤 薫
撮影:佐藤 薫
本作は、宅間孝行率いる劇団・東京セレソンデラックス(12年に解散)が2003年に初演し、05年と08年に再演された名作。長崎の民宿「あいかわ」を舞台に、男女の幼馴染たちが高校時代から大人へと移り変わっていく中で、家族や友人や近所の人たちと共に過ごした青春時代を描いたハートフルコメディーで、08年版を観て大ファンとなったという田邊俊喜が、劇団解散後の19年に再演の演出をし、4年後の今年、レジェンドステージのプロデュース公演として再び演出を務める。
撮影:佐藤 薫
撮影:佐藤 薫
撮影:佐藤 薫
主人公には今年関西ジャニーズJr.を卒業して、舞台中心に活躍を続ける今江大地。少女三上夕役に橘花梨ほかを迎え、サタケミキオ名義で書かれた宅間の名作の再演に挑む。
撮影:佐藤 薫
撮影:佐藤 薫
撮影:佐藤 薫
AKBではなくおニャン子。バイキングではなくいいとも。iPodではなくカセットテープ。Appleではなくみかん箱……
そんな古き良き1980年代の長崎から物語は始まる。
舞台は長崎のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」そこに住むヤンキー兄弟、相川欣弥、元弥、雅弥の3人。
地元では「長崎のキングギドラ」の異名で恐れられていた。
そして、底抜けに明るくて底抜けにおバカな次男坊、元弥こと「もっちゃん」に淡い恋心を寄せる隣に住む幼馴染の三上夕。伝えたいけど伝えられない青春の片想い真っ只中!!
でも、そんな想いを知らない元弥はよりにもよって夕の親友である高橋薫に夢中。そんでもって薫はというと元弥の親友の塩屋憲太郎に恋をしてしまっているもんだからもう大変!なんとまあ綺麗な四角関係!
そして、青春時代の甘酸っぱい想いを抱えたまま大人になっていく夕たち。それぞれの初恋はどんな結末を迎えるのか、伝えきれず言葉に出来なかった想いの行方は……
今江大地:相川元弥 役 コメント
はじめまして。
舞台『夕』で相川元弥役で出演します今江大地です。
約1ヶ月、共演者の方々とみっちり稽古をしてきました。無事に本番を迎えられること、
これまで積み重ねてきた経験を劇場にお越しくださる方々にお見せできることが嬉しいです。
この物語は、元弥と夕。幼馴染の二人を中心にたくさんの方の人生を描いたものです。
個性豊かな登場人物たちが、物語を楽しく展開してくれます。
めっちゃ笑えてちょっと泣ける。そんな作品だと思っています。
お時間がある方には是非観て欲しいです。劇場でお待ちしております。
橘花梨:三上夕 役 コメント
まずは座組全員元気に健康で初日を迎えられることを、本当に嬉しく思います。
個人的に稽古期間中は毎日、発見、挑戦、反省の連続でした。演出の田邊さんをはじめ、共演者の皆さんにも沢山導いていただき、前向きに模索してきました。
頑張り屋さんで、人想いで、人間らしい「夕」ちゃんが、本当に愛おしく、大好きです。
公演中も、とにかく嘘をつかず、大切に、新鮮に、丁寧に、逞しく夕として生きていけたらと思います。
『夕』に携われたことは、私の人生において、宝物になりました。
全員野球のようなこの作品、皆さんと千秋楽まで全力で駆け抜けていきます。
どうか、ひとりでも多くのお客様の心にお届け出来ますように。是非、長崎のとある民宿を覗きに来てみてください。頑張るばい!!
田邊俊喜:演出 コメント
舞台『夕』
稽古、稽古、稽古の毎日を経て、思ったこと。
改めて。やっぱり、大好きな作品です。
そして、この尊敬する座組の皆様が愛をもって沢山育ててくれました。
いよいよ開幕です。
色んな事が便利になっていき、デジタルになっていく時代の変化の中で、演劇はアナログだからこそ面白い。
いつの時代も、何に関しても、言葉にして伝えていくことの尊さみたいなものを。
人と人。
沢山の方にこの作品を通して届きますように。
是非、ご堪能ください!
公演情報
会場:シアターサンモール