『RIZIN.45』でアーチュレッタvs朝倉海、堀口恭司vs神龍誠！大晦日に2大王座戦

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『RIZIN.45』の対戦カード発表記者会見に出席した榊原信行CEO（中央左）と朝倉海（同右）ら

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『RIZIN.45』が12月31日（日）、さいたまスーパーアリーナ（埼玉県）で行われる。

同大会の対戦カード発表記者会見には、榊原信行CEOのほか、参戦が決まった朝倉海、神龍誠、クレベル・コイケ、斎藤裕、扇久保博正の5名が登壇した。

榊原信行CEO

この場で榊原CEOが発表したのは、タイトルマッチを含む4カード。当初、7月の『超RIZIN.2』で対戦が決まっていたフアン・アーチュレッタvs朝倉海戦はバンタム級タイトルマッチとして、同大会で偶発的なアイポークによりノーコンテストとなった堀口恭司vs神龍誠戦はフライ級のタイトルマッチとして実施されることになった。

さらに、RIZINフェザー級第3代王者のクレベル・コイケと初代王者の斎藤裕が対戦するほか、フライ級では扇久保博正とRIZIN2連勝中のジョン・ドッドソンの対戦も決まった。

榊原CEOはこれらのカードについて、「RIZINの9年間の歴史のその先に、このカードが誕生しています。そして、未来に向けての試合になります」と期待を込めている。

朝倉海

バンタム級タイトルマッチは、朝倉海の怪我からの復帰により改めて決まった。アーチュレッタは、今回がRIZINバンタム級のベルト初防衛戦となる。

朝倉海は、「前回、僕の怪我でこのカードが流れてしまって、また今回実現することができたので本当にうれしく思います」と笑顔を見せた。そして、前回の欠場で心配したファンに対して「次は生きてる限り必ずリングに立つので安心しててください」と話すと、「やっぱりRIZINのベルトは日本人が持ってなきゃいけないと思うんで、絶対僕が倒したいと思います」と意気込んだ。

リモート参加したアーチュレッタは、「怪我を負ってリングに立たないという判断をしたところで、男としての質が、そこで垣間見えたんじゃないかと思います」と、7月に欠場した海に対し厳しくコメント。そして、「そんな男に対して試合をするので、全く負ける心配はしていません。この試合は楽しんで応援してください」と呼びかけた。

神龍誠

そして、『超RIZIN.2』のBELLATORフライ級タイトルマッチが、今回はRIZINフライ級タイトルマッチとして仕切り直しされる。

フライ級最強を公言する神龍は、「しっかり完全決着でぶっ倒して、僕がRIZIN初代フライ級チャンピオンになります。あとこの期間に僕めっちゃ強くなっちゃったんで、試合楽しみにしててください」とアピールした。

一方、リモート参加の堀口は、「しっかりぶっ飛ばすんで、まぁ見ててください」と意気込みを語った。

クレベル・コイケ（左）と斎藤裕

9月の『RIZIN.44』で金原正徳に敗戦し、今回が復帰戦となるクレベル・コイケは、4月の復帰戦で勝利をあげた斎藤裕と対戦する。この2人の対戦は、斎藤が王者だった2021年に組まれる可能性があっただけに、ファンからの注目度は高い。

斎藤は「クレベル選手とは2年前にやるかも知れないという流れがあった中で、なかなか実現出来なくて、心残りというか、何か引っかかってるところがあった」と話す。今回の対戦については、「ここでちゃんと白黒はっきりできるっていうことが、自分の中ですごくうれしく思います」と喜んでいる。そして、「ここは確実に勝ちたいなと思います」と静かに闘志を燃やした。

また、クレベルもこの対戦の実現を喜んだ。「サイトウが同じ事を言っていましたが、2年前に試合、私できなかった。で、私が前に怪我をして、でももう1回チャンスがあって、でも絶対、自分が勝ちます！」とコメント。初代王者である斎藤を下し、その勢いのままチャンピオンへの返り咲きを目指す。