『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』本予告&メインヴィジュアル解禁

2024.7.3
ニュース
クラシック
映画

『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』(C)2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ

画像を全て表示(8件)

2024年10月18日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショーされるドキュメンタリー映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』の本予告映像が解禁となった。

2018年に公開され、異例のロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』(監督:小松莊一良 / 配給:日活)から6年。フジコ・ヘミングの新たな日々を見つめたドキュメンタリー映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』は、フジコの2020年から4年間の旅路を演奏と共に描くドキュメンタリー作品だ。4Kカメラで捉えられたダイナミックな演奏シーンをふんだんに盛り込み、多くの観客の心を潤すフジコの音色の魅力に迫る。

映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』

本予告映像と合わせて、フジコの生きざまが伝わるメインビジュアルも完成。上部には、オーダーメイドの艶やかな衣装に包まれ、愛するピアノを演奏するフジコ、下部には、サンタモニカの家の庭で、フジコが好きだと語っていた太くて大きな木に囲まれ、愛犬アンジンと共に写る彼女の姿を映すビジュアルは、フジコのライフワークである演奏と、ライフスタイルが垣間見える印象的なデザインとなっている。

また、フジコの愛したパリでのラストステージで撮影された写真が公開に。その他、フジコの日常や、演奏を終えて笑みをうかべるシーン、パリの自宅に大切に保管されていた宝物、フジコの愛猫の写真などの場面写真も公開となった。

上映情報

『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』
 
公開日:10月18日(金)
上映劇場:新宿ピカデリーほか、全国の劇場
出演・音楽:フジコ・ヘミング
監督・構成・編集:小松莊一良
プロデューサー:大村英治 佐藤現
企画:スピントーキョー 制作プロダクション:WOWOWエンタテインメント
制作:東映ビデオ、WOWOWエンタテインメント、スピントーキョー、WOWOW 配給:東映ビデオ
©2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ
公式サイト:https://fuzjko-film.com/
公式X(旧Twitter):@Fuzjko_film
 
■作品内容
世界中から愛され、人々の心を震わせてきたピアニスト、フジコ・ヘミング。90歳を超えてもなお、世界中で精力的に演奏を続け、公演はどこもソールドアウト。2024年も多くの公演を控えていた中、4月に92歳でフジコは世を去った。サンタモニカ・パリ・東京に家を持ち、愛する猫や犬たちに囲まれ、ピアノを弾く毎日が、彼女の愛すべき世界だった。2018年に異例のロングランヒットを記録した映画『フジコ・ヘミングの時間』から6年。本作は2020年から4年間の旅路を演奏と共に描くドキュメンタリー作品である。戦時中を過ごした岡山に残されているピアノとの再会、父や弟との思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げる演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、そして秘めた恋の話――。2023年3月、フランス・パリ、コンセルヴァトワール劇場でのコンサートでは、「ラ・カンパネラ」「別れの曲」「月の光」「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、数々の名曲が披露された。「最後の演奏会はどんなものにしたい?」の問いに、パリでの演奏会のようにしたいと話していたフジコ。大切な場所で、過去と記憶が交差し、フジコの人生とともにあった魂の演奏に思わず涙があふれる――。いつの時代も、どこで暮らしても、自分らしく生きてきたフジコ。4Kカメラで捉えられたダイナミックな演奏シーンをふんだんに盛り込み、多くの観客の心を潤すフジコの音色の魅力に迫る。