弦の国チェコが誇るチェリストのミハル・カニュカ、カルテットとソロの2形態で来日公演開催

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2024.9.27
ミハル・カニュカ

ミハル・カニュカ

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チェリストのミハル・カニュカが11月10日(日)と11月18日(月)に東京文化会館小ホールにて、来日公演を開催する。

弦の国チェコが誇る国際的チェリストで、現在はプラハの春国際コンクール会長と国際音楽祭芸術委員を務めるミハル・カニュカ。今年で創立60周年を迎える名門ターリヒ・カルテットの一員でもあることから、10日(日)はターリヒ・カルテットとして、18日(月)はソリストとして公演を行う。

ターリヒ・カルテット

ターリヒ・カルテット

10日(日)は『ロータス・カルテット&ターリヒ・カルテット メンデルスゾーン・プロジェクト』と題し、偶然にも同じ時期に「来日」する、日本発祥ながらドイツに本拠を置くロータス・カルテットとの協演で行われる。カニュカとロータス・カルテットはかねてより厚い親交を結び、カニュカ編曲のシューベルト:「アルペジョーネ・ソナタ」(ソロチェロ&弦楽四重奏版)のレコーディングもリリースしている。

ロータス・カルテット

ロータス・カルテット

『メンデルスゾーン・プロジェクト』で演奏される2つの弦楽四重奏曲、ロータスによって演奏される第2番は明らかにベートーヴェンへのオマージュとして書かれたもので、ターリヒにより演奏される第6番は彼の晩年の苦悩を表出した狂信的かつ劇的な作品となる。コンサートの後半には、弦楽四重奏曲第2番と同様10代の作品ながら、ある種の風格さえ湛えた弦楽八重奏曲を演奏する。ヨーロッパで高い評価を得ている2つの弦楽四重奏団による合同演奏を日本で聴ける、決して多くはない機会となる。

伊藤恵

伊藤恵

ソリストとして18日(月)に行う『ミハル・カニュカ ピアノトリオ・プロジェクト』では、カニュカからの提唱により、日本を代表する演奏家でピアニスト伊藤恵、バイオリニスト漆原朝子とのピアノトリオが実現する。当日は、ピアノトリオという演奏形態における「二大巨頭」として知られる、ベートーヴェン「大公」とチャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出に」を演奏する。

漆原朝子

漆原朝子

は各公演、イープラスにて販売中。

公演情報

『ロータス・カルテット&ターリヒ・カルテット メンデルスゾーン・プロジェクト』
日時:11月10日(日)14:00開演(13:30開場)
会場:東京文化会館 小ホール
出演:ロータス・カルテット、ターリヒ・カルテット
曲目:
メンデルスゾーン
弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13
弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80
 
料金(税込):S席6,500円 A席4,500円 学生3,000円
お問合せ:KCMサービス 0570-00-8255

公演情報

『ミハル・カニュカ ピアノトリオ・プロジェクト』
11月15日(金) ザ・フェニックスホール(大阪)
11月18日(月) 東京文化会館小ホール (東京都)
出演:
ピアノ 伊藤恵
バイオリン 漆原朝子
チェロ ミハル・カニュカ
曲目・演目」
ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 op.97「大公」
チャイコフスキー ピアノ三重奏曲 イ短調 op.50「偉大な芸術家の思い出に」
料金:
東京公演/ S席:¥6,000 A席:¥4,000 学生:¥2,500
大阪公演/一般:5,500円
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