丸山隆平主演の舞台『浪人街』 オリジナル・サウンドトラックの配信が開始
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舞台『浪人街』オリジナル・サウンドトラック
2025年2月の東京・新橋演舞場を皮切りに、名古屋・御園座、京都・南座にて上演された舞台『浪人街』。この度、本作のオリジナル・サウンドトラックが、5月14日(水)、SHOCHIKU RECORDSより配信開始となった。
『浪人街』は、1928年のサイレント映画から始まり何度も映画・舞台でリメイクされた不朽の名作時代劇。今回の舞台は、脚本 倉持裕、演出 一色隆司の手によって、激動の幕末を生きる浪人たちのそれぞれの生きざまが色濃く描かれ、人情、欲望、裏切りなど現代の社会にも通じる人間ドラマだ。
音楽を手掛けたのはシェイクスピアからミュージカルまで数々の舞台音楽を手掛けるかみむら周平。丸山隆平演じる荒牧源内を筆頭に、浪人たちの命と意地をかけた圧巻の殺陣を印象深く彩った劇伴から、厳選された6曲を収録したオリジナル・サウンドトラックとして届ける。
京都での千穐楽からおよそ1か月、舞台の感動を音楽で追体験できるアルバムとなっている。
かみむら周平 コメント
浪人街の音楽はテーマ曲を初めに書いた後、
稽古場でシーン毎にピアノを弾きながら、ほぼ全て即興で作曲しました。
俳優の発する台詞、そして演出の意図から自分が感じ取れる旋律や音色をイメージして。
稽古場という独特な空間の空気を大切にしながら。
音楽は人の記憶を呼び起こす”タイムマシーン”のように思う事があります。
舞台『浪人街』の音楽がみなさんにとってのタイムマシーンになってくれたらと思います。
丸山隆平さんをはじめとしたキャストの皆さま。
演出の一色隆司さん、スタッフの皆さま。
ご観劇頂いた皆さま。
たくさんの感謝と愛を込めて。
一色隆司(演出) コメント
舞台『浪人街』のもう一人の登場人物、それがかみむら周平さんの音楽です。
この作品を凝縮したような、ダイナミックで繊細で、そして、和を感じるものを目指して、テーマ曲を最初に作っていただきました。(カーテンコールの曲)その中で、篠笛の旋律には、曲としてだけではなく、作品の中でも登場人物が奏でることによって物語と音楽をシームレスに繋ぐ役割を与えました。そこには、邦楽監修の堅田喜三代さんと、篠笛を丸山さんや玄理さんに教えていただくだけではなく、実際に演奏していただいた鳳聲千晴さんに参加いただき、かみむらさんとのコラボレーションによって、互いに刺激しながら、それを一つの世界観にまとめ上げていくというとても贅沢で濃厚な時間を共有させていただきました。このテーマ音楽を起点として、この作品のすばらしい音楽が次々に生まれていったのです。
登場人物の心情だけではなく、物語の世界観、そして、推進力となるような楽曲の数々を改めて皆様に堪能いただける機会ができたこと、本当に嬉しい限りです。
リリース情報
配信開始日:2025年5月14日(水)
音楽:かみむら周平
配信先: https://lnk.to/RONINGAI
<収録曲>
1. 浪人街 幕開き
2. 源内の意
3. 武士の意
4. 赤牛の意
5. 源内とお新ー空の下でー
6. 浪人街 カーテンコール
舞台『浪人街』
2024年2月~4月 新橋演舞場、御園座、南座公演
スタッフ 原作 山上伊太郎、脚本 倉持裕、演出 一色隆司、音楽 かみむら周平
出演 丸山隆平
玄理 入野自由 藤野涼子
入江甚儀 佐藤誓 矢柴俊博
神保悟志 板尾創路
製作 松竹株式会社 東京グローブ座
舞台『浪人街』
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/2025roningai_enbujo/