山口淳太(ヨーロッパ企画)が監督 徳永由希、活動復帰のターニングポイントを記した「素晴らしくない日々」のMV公開【コメントあり】
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徳永由希
2023年からの活動休止期間を経てリリースした、徳永由希の1st Full Album『全ての地獄を搔き集めて』より、リード曲「素晴らしくない日々」のMusic Videoが公開された。
監督を務めたのは、クリープハイプ「喉仏」や「イト」のMV、映画『リバー、流れないでよ』など映像コンテンツを幅広く制作している山口淳太(ヨーロッパ企画)。
公開されたMusic Videoは、次々と映し出される活動休止前の写真と徳永由希がライブハウスの前で血を吐きながら倒れている衝撃的なシーンから始まる。様々な過去と現在が交差し、新たなスタートを自分らしく進んでいく徳永由希のターニングポイントを記した映像となった。
MV制作を振り返り、徳永は「MVのラストで過去の自分と今の自分が対面するシーンがあって、それを見た時に、「君がちゃんと地味に地道に選んでやって来たからやな、ありがとうな」と思えて、驚きました。過去の自分に感謝出来たのは初めてかもしれません。」と山口監督への感謝を述べ、山口監督は「 「素晴らしくない日々」を初めて聴いた時は驚きました。 」と最初の楽曲の印象を語りつつ、「アルバム『全ての地獄を搔き集めて』のジャケットは川面のきらめく写真です。その川が僕には三途の川に思えました。戻ってきてくれて、ありがとうございます。」と、徳永への感謝を語った。
本楽曲が収録された1st Full Album『全ての地獄を搔き集めて』は、CDにて発売中/各種ストリーミング配信中。
徳永 由希 コメント全文
この度は「素晴らしくない日々」のMVを映画監督の山口淳太さんに作って頂きました。
この曲は活動休止期間中の2024年に書いた曲で、映像の内容は、歌を作って歌ってきた10年間と向き合うような仕上がりになっていると思います。10年あれば価値観や美学も正反対にひっくり返ってたり、これは自分には必要ないなと削り落としてゴミ箱に捨ててきた自分でもあるので、そんな昔の自分と向き合うのは死ぬ程恥ずかしい作業でした。
でも、MVのラストで過去の自分と今の自分が対面するシーンがあって、それを見た時に、「君がちゃんと地味に地道に選んでやって来たからやな、ありがとうな」と思えて、驚きました。過去の自分に感謝出来たのは初めてかもしれません。
山口さん、大切な事を気付かせてくださりありがとうございました!
山口 淳太(ヨーロッパ企画 映像ディレクター/映画監督) コメント全文
「素晴らしくない日々」のMVを制作しました、ヨーロッパ企画の山口淳太です。
徳永由希さんはかっこいい方です。お話ししていると可愛らしく少女のように笑う方なのに、弾き語りの時は全神経を集中させ、近づくことができない雰囲気さえあります。
「素晴らしくない日々」を初めて聴いた時は驚きました。「きもい もう無理」から始まる負のワードの連続。これは相当暗いMVになってしまうんじゃなかろうかと危惧しました。が、繰り返し聴くうちに、あっ、徳永さんは今、モヤモヤをすべて吐き出して、生まれ変わろうとしているんじゃないか。そう思えたのです。その後、徳永さんとお話ししながら今のMVの形にたどり着きました。たくさん出演もしていただけて感謝しております。
アルバム『全ての地獄を搔き集めて』のジャケットは川面のきらめく写真です。その川が僕には三途の川に思えました。戻ってきてくれて、ありがとうございます。
リリース情報
2025/4/2(水)release
品番:SVSH-1001 / 税込定価:¥2,750 / レーベル:SEVEN’S SOFTHOUSE