OSK日本歌劇団『春のおどり』が京都・南座、東京・新橋演舞場にて上演決定

2025.10.20
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2026年4月南座、4・5月新橋演舞場にて、OSK日本歌劇団『レビュー 春のおどり』の上演が決定した。

1922(大正11)年に松竹楽劇部として誕生したOSK日本歌劇団。松竹創業者・白井松次郎の発案により創設された少女歌劇団は、宝塚歌劇団、姉妹劇団である松竹歌劇団(SKD/1928~96)と並ぶ日本三大少女歌劇のひとつとして日本のレビュー文化を牽引。同じ関西の宝塚歌劇団とはしのぎを削り、「歌の宝塚、ダンスのOSK」と称され、特に圧倒的な群舞、スピード感溢れる息の揃ったラインダンスは「ダンスのOSK」の象徴として現在に受け継がれている。OSKとはかつての劇団名「大阪松竹歌劇団(Osaka Shochiku Kagekidan)」の略称だ。

NHK連続テレビ小説『ブギウギ』のモデルとなった笠置シヅ子が在籍したOSK。劇中では、トップスター役として翼和希が出演し、その圧倒的な存在感で一躍全国区の人気を博した。また、劇団員役として現役のOSK劇団員も出演し、ドラマに特別な彩りを添えたのも記憶に新しいところ。世界的な映画俳優・京マチ子をはじめ、数多のスターを輩出し、100年を超える歴史を紡ぐ。

春の訪れを告げるOSK伝統の『春のおどり』は、1926(大正15)年に誕生して以来、春の風物詩として長年にわたり愛されてきた。2026(令和8)年の『春のおどり』は「桜咲く国 桜 桜 花は西から 東から」の歌い出しで始まり、公演のフィナーレを盛り上げるOSKのテーマソング「桜咲く国」の如く、日本を象徴する桜の、その桜前線と同じく、京都から東京へ満開の桜が咲き誇っていく。さらに、京都・南座で『春のおどり』が初めて開催されることも注目だ。

東京で73年ぶりに開催された2013(平成25)年4月日生劇場での『春のおどり』は、現在のトップコンビ・翼和希と千咲えみが初舞台を踏んだ記念碑的な公演。2025(令和7)年にトップスターに就任し、各地でのお披露目公演を大成功に導いた翼和希と劇団員が一丸となって臨むOSK伝統の『春のおどり』に期待しよう。

トップスター・翼和希コメント

翼和希

OSKが大切に受け継ぐ「春のおどり」。
この伝統に誇りと責任を持ち、
今のOSKの魅力を存分にご覧いただけますよう、
出演者一丸となってまいります‼

OSKの春は必ず来ます!
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!

公演情報

2026(令和8)年4・5月 南座・新橋演舞場 
OSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」
 
■公演日程/会場:
4月10日(金)初日~4月19日(日)千穐楽 南座(京都市東山区四条大橋東詰)
4月30日(木)初日~5月5日(火・祝)千穐楽 新橋演舞場(中央区銀座6-18-2)