ClariS、コンセプトEP『リンクス』インタビュー「自分たちの想いや、言葉もリンクしていきたい――」
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ClariS 左からアンナ、クララ、エリー 撮影:大塚正明
ClariSのコンセプトEP『リンクス』が12月10日に発売される。表題曲「リンクス」は『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズインスパイアソングであり、アニメの物語と常に寄り添ってきたClariSだからこそ出来上がった曲。そして収録される曲も『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの楽曲をClariS第三章として改めて解釈され収録されたもの。そんな切っても切れない関係である、ClariSと『魔法少女まどか☆マギカ』について、そしてClariS第三章の現在地を聞いた。
――コンセプトEP『リンクス』が12月10日に発売されます。『魔法少女まどか☆マギカ』(以後『まどか☆マギカ』)に最初に関わった、TVアニメのオープニングテーマ「コネクト」からもう結構な年月が経ちましたね。
クララ:TVアニメが2011年1月から放送でしたから、2026年で15年ですね。
――もう15年……改めて『まどか☆マギカ』という作品をどう思われているのでしょう?
クララ:15年経って、ClariSとしても「コネクト」という楽曲がずっと愛され続けていて、一番の代表曲である、という改めてすごい曲だなって思いますし、こうして『まどか☆マギカ』が改めて放送されていたり(2025年10月から『魔法少女まどか☆マギカ始まりの物語/永遠の物語』TV Editionが放送中)、劇場版の公開が決定したときもすごい盛り上がりでしたし、この『まどか☆マギカ』という作品は本当に色褪せないんだなっていうのを改めて感じています。
――エリーさんとアンナさんは本放送(2011年)当時見てらっしゃいました?
アンナ:当時は小学生ぐらい……。
エリー:本放送は見ていなかったですね。
――そうですよね……お二人から見た『まどか☆マギカ』の印象ってどういうものなんでしょう?
アンナ:『まどか☆マギカ』という作品の内容を詳しく知らないときの印象としては、本当に可愛らしい絵柄の作品で、魔法少女たちが戦っていく作品なんだろうなという印象でした。
――当時の放送前の僕らと同じようにあの絵柄と「魔法少女」という言葉に騙されていたと。
アンナ:ClariSに加入させていただいてから、しっかりアニメを見させていただいたんですが、底知れないくらい深いテーマや、観ているだけで絶望を感じてしまうような重たい内容だというのを知って驚きました。こうして深く関わらせていただくことができてよかったですし、大好きな作品になりました。
エリー:「コネクト」という曲は知っていたのですが、『まどか☆マギカ』を改めて観て、絶望と希望という対比がいろいろなシーンで描かれていて、こういった人間の心の色々な葛藤を描いている作品が大好きなので、すごく見応えがありました。そしてClariSの歴史を語るうえで切っても切れない作品でもあるので、今回携わらせていただけて、本当に嬉しいし光栄です。
――クララさんでいうとデビュー当時は中学生だったと思います。そんな当時と今はやはり『まどか☆マギカ』という作品から感じる印象は違いますか?
クララ
クララ:当時はキャラクターと同じ目線で見ていて、だからこその衝撃や絶望みたいなものを感じながら見ていたんですけど、今はやっぱりもう少し俯瞰で見れるようになったし、自分自身もいろんな経験をしたうえでキャラクターに向き合うと、口をはさみたくなるというか……「何か私にできることないの?」みたいな気持ちになったりしますね(笑)。この15年っていう長い年月を感じる部分ではありますね。
――「カラフル」に関しては3人になり、第三章が始まった段階でセルフカバーされていましたが、「コネクト」「ルミナス」は新規で録音されています。今回インタビューさせていただくにあたって、改めて過去のものと聴き比べさせていただいたんですが、やはりクララさんの声が大人になっていると感じました。
クララ:それは嬉しいですね。
――変わらないのですが、変わっている。そこにエリーさん、アンナさんの二人の声が入ることで、同じ曲でもちょっと解釈が違う、手触りが違うというか、そういう印象がありました。
クララ:それはすごくわかる気がします。
アンナ:まず今回改めて収録することが決まったときには、本当に嬉しい気持ちだったんですけど、それと同時に責任も感じました。自分なりに『まどか☆マギカ』という作品の解釈も含めて向き合って落とし込んでいったんですけど、歌にちょっと力が入っちゃったかなっていう感じが自分の中であって。でも今はその力強さも作中の少女たちの不器用なところとかを歌にのせることができたのかなと、思ったりもしています。
――やはり自分たちが関わることによって、新しいものを見せていきたい、という思いは結構あった?
アンナ:そうですね。第三章ならではのハーモニーをお見せしたいという気持ちはありました。
エリー:プレッシャーも嬉しい気持ちもあったんですけれども、感覚的には「コネクト」のようなClariSの代表曲を歌って、作品にさせていただいてこそ一人前、という思いがあったんですね。それを受け取ってくださる皆様が前向きに捉えてくださってからが、本当にClariSとしての活動が始まるというか。当時からClariSの代表曲である「コネクト」には、この曲を愛している方々の思い出がいっぱい詰まっていると思うので、これからの新たな歴史も愛していただけるように頑張ろうと思って歌わせていただきました。
――正直、いまだにClariS第三章に触れてないアニソンファンもいると思うんです。そういう人たちに対して、「コネクト」、そして今回のEPは資金石になるかもしれないですよね。
クララ:こうして3回も同じ楽曲を収録し直す、そしてリリースさせていただくという経験はなかなかないと思うんですね。私としても進化した姿を見せたい、という思いもあったので、新曲に取り組む気持ちとは違った緊張感もあったんですけど、最初の「コネクト」は、その当時の年齢なりに、困難なことに立ち向かう、決して強くないけどとにかく前に進んでいく、という思いだけで突っ走るみたいな、そういう荒さがある歌だったと感じていて。そこから「コネクト -2017-」で再録させていただいた時は、もうちょっと俯瞰で見ることができて、キャラクターの想いも汲んだうえで作品に向き合ってレコーディングした楽曲だなっていう風に感じていて。
――時間が経つことで、共感ではなく想いを汲むことができたと。
クララ:はい。そして今回はさらにそこから3人で歩んでいく、っていう部分で、自分も投影できるようになってきたというか。自分の道を振り返った時に、この歌詞が自分に当てはまるなっていう部分が増えてきて。例えば第三章をスタートさせるっていうところでは《閉ざされた扉開けよう》という歌詞ももちろんですし、《振り返れば仲間がいて 気がつけは優しく包まれてた》っていうのも、やっぱり今までClariSとしてアリス、カレンが紡いできてくれた歴史があって、あの温かさがあるからこそ私も前に進めているし、《何もかもが歪んだ世界で 唯一信じられるここが救いだった》というフレーズは私のパートなんですけど、ステージで披露するときは本当にファンのみんなの顔が浮かぶんです。
――「コネクト」という曲と自分とのリンクがより深まってきた。
クララ:ステージという場所が私にとって信じられる場所だなっていうのを思いながら歌える、というのも、すごく今の自分の想いと歌詞がリンクしていているので、そこを表現できたらいいなと思いました。力強くも、エリー、アンナ、二人のことを包み込む優しさだったり、ClariSという概念に対しての自分の思いをのせれたんじゃないかなと思っています。
――……リリースから15年を経て、今「コネクト」の歌詞の分析をクララさんとできるのはすごい事だと思いました。今、正直感動しています(笑)。
クララ:当時はこんなこと全然できなかったですしね(笑)。15年前は「なんかすごいことが起きている!」くらいの感覚でしたし(笑)。
コンセプトEP『リンクス』完全生産限定盤ジャケット (C)Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project
■変わってきたClariSの関係性
――ClariSは『まどか☆マギカ』という作品に対してずっと関わり続けている存在なわけで、そこに加入した2人が入っていく、ということも勇気が必要で大変なことだと思うし、残り続ける勇気、続けているクララさんも僕は凄いと思っているんです。
クララ:ありがとうございます。
――そして前回のインタビューでは「3人は横並びなんです」と語っていましたが、あれから5ヶ月が経ち、何か変化はあったのでしょうか?
クララ:そうですね……海外のステージも経験させていただいたり、国内イベントのステージもそうなんですけど、「3人で横並びだね」って、すごいいい形で進んできたところに、壁にぶつかる瞬間っていうのも感じるようになってきて。じゃあそんな壁をどう越えていくかみたいなものを、またここで新しく体験している期間だなって最近はすごく感じています。
――改めて3人のClariSをどうしていくのか、を考える時期がもうやってきたと。
クララ:だからこそよりエリーやアンナのことを深く知ろうって思ったり、3人でClariSの楽曲を分析する時間だったりっていうのが増えて、より深みというか、解釈としても深いところまで行けたらいいなっていう想いに、3人がなってきているんじゃないかなって感じています。
――なるほど。エリーさん、アンナさんは考え方などは変わってきましたか?
アンナ
エリー:それこそ、本当に今までライブとかでも楽曲に対して、1音1音を全員でスタジオに入って音を合わせたり、アカペラで歌って合わせてみたり、そこからオケを流して歌って合わせてとか、本当に突き詰めることが最近はできているなと感じているので、本当にこれからどんな3人のハーモニーになっていくのか、というのがすごく楽しみな段階ではあります。
――三人の関係性の部分での変化などはどうでしょうか?
クララ:そうですね。先ほども言ったように、私たちも色々と分かってくるようになってきたからこそ、明確な課題を気付くことができるようになって、そういった意味では先輩として頼りにさせてもらってるし、日常生活では引っ張ってもらうことが最近の方が増えたんですよ。
アンナ:本当に(笑)。
――お互いどういう人か、というのがこの約1年弱で、それぞれ見えてきたということですかね。最初の印象と違ったみたいなことってありますか?
クララ:エリーは不思議な空気感を持っている子なので、いまだに急に話す言葉とかがちょっと突拍子もないことが多くて(笑)。そういう面は掴めているんですけど……突拍子のなさが毎回違う方向に来るんですよ(笑)。その見た目とのギャップも魅力的だと思います。アンナは逆にあまりギャップはないですね。本当にこのまんま。一番年下だけど、一つ一つ積み上げて自分の中で落とし込んで前に進んでいく。でも、一番年下なりの可愛らしさとか、甘える部分とかもあって、そういうところはすごく和ませてくれているなって思います。
――それこそ『まどか☆マギカ』という作品にずっと関わってきていて、そして先ほども言いましたが、ClariSというものを続けてきているわけで、作品としてもClariSとしてもその変化をずっと見続けて、でも歌い続けている。それって結構すごいことだと思います。
クララ:本当にそうですね。
■ClariS第三章として生まれた「リンクス」という曲
――そして今回の「リンクス」はエリーさん、アンナさんからすると、歌うこと、そして歌詞も手掛けているということも含め、初めて自分たちの手から生まれた『まどか☆マギカ』の楽曲じゃないですか。
エリー:まさか自分が『魔法少女まどか☆マギカ』の楽曲に携わらせていただいて、歌わせていただける日が来るなんて本当に思ってなかったですし、「リンクス」は作詞を私たち3人でさせていただいたんですけど、本当に嬉しいです。特にAメロのところ、《巻き戻した針が巡る》から《永遠に輝いて》のところなんですけど、最初イントロが始まって、まずクララちゃんの声が一人出てきて、そこに《色づいた確かな世界で》というフレーズから私とアンナのコーラスが入っていくっていうところが、3人としての新たな色みたいなものが出来上がっていく、世界が色付いていく様子とかが表現できているのかなと思ってすごく好きです。
――「リンクス」の作詞はどういう形でやられたのでしょう? 3人が集まって書かれたんですか?
クララ:まずみんなで集まって「じゃあ何をテーマに書きましょう?」みたいな感じから始めました。そして「どこにフォーカスを置きましょう」というところから話し合って。やっぱりまどかちゃんとほむらちゃんの関係性っていうところにフォーカスしつつ、今までの流れだったり、全てのストーリーを振り返られるような、繋がりを感じるようなものにできたらいいねっていう、流れを作るっていうところがすごく難しかったところでした。パート分けもしながらそれぞれが書いてきたものを、これはサビだね、これはAメロかな、みたいに合わせつつ、「ここもっとこういう表現の方がいいんじゃない?」と、それにどんどん肉付けをしていく感じでした。まず1番の歌詞ができて、じゃあ2番はこういう展開だよね、このシーンはまどかちゃんの気持ちを入れたいよね、みたいな部分を細かく話し合いながら作っていきました。
――まず方向性のミーティングがあり、じゃあ一旦Aメロ、Bメロ、サビみたいな担当分けしてそれぞれ1回書いてきて、みたいなのがあったと。
クララ:そうですね。
――「リンクス」は難しい歌詞だと思っているんです。『まどか☆マギカ』という作品は、どうしても、あの二人、鹿目まどかと暁美ほむらの物語になっちゃうじゃないですか。
クララ:そう思います。
――「リンクス」がすごいなと思ったのが作曲を渡辺翔さん、編曲を湯浅篤さんという、『まどか☆マギカ』の楽曲を手掛けてこられたコンビなわけですけど、ClariSらしさがあり、そして『まどか☆マギカ』の曲でありながら、2025年の音にアップデートされているというか、アレンジが非常に今っぽい質感の曲になっていたのが印象的でした。
クララ:「コネクト」や「ルミナス」にあったストリングスの重みみたいなものが、すごく軽やかというか。テンポの早い曲じゃないんですけど、Bメロからサビに繋がる部分から疾走感がありますよね。今回コラボレーションムービーを作っていただいて、間奏に入ってキュゥべえが走り出すところがあるんですけど、すごくマッチしていて、未来に向かって進み出すみたいな展開を感じたりっていうのを、サウンドから感じられたっていうところが素敵だなって。
――確かに。この軽やかさって、それこそ『Iris』というアルバムを通ってきたからこそこの今のClariSなのかなっていう感じがしています。『Iris』は結構意欲作だったと思っていて、『Iris』で様々な挑戦をしたことによって、「リンクス」の軽さ、軽やかさに違和感がなく、ClariSらしさになっている。でも「リンクス」の歌詞はしんどいですよね。
エリー:はい。
――全部知っている、ほむら目線の歌詞じゃないですか。『まどか☆マギカ』ってダブルミーニング(一つの言葉や表現に複数の意味があること)の話で、最初はまどか目線で絶望の話だったのが、実はもっと絶望を抱えてほむらがいたっていう物語だと思っているんです。アニメを見返すと、2周目はほむら目線で見ちゃうじゃないですか。でも今回の歌詞は俯瞰しているのではなく、先ほど言われていたように、まどかとほむらの関係性にフォーカスして、どこまでも二人の関係性みたいなところで描いている。
クララ:そうですね。どっちにも取れるというか《不器用な愛も抱きしめる》とかも、ほむらちゃんの不器用さをまどかちゃんが抱きしめる、というようにも感じられるし、逆にまっすぐすぎるまどかちゃんの不器用なところをほむらちゃんが抱きしめているようにも感じ取れるんじゃないかなっていう。聴いてくださる皆さんの自分の好きなキャラクターにも当てはまるところって必ずあるんじゃないかなっていう、いろいろな楽しみ方をしていただければ嬉しいですし、皆さんの感想も聞いてみたいです。
■ClariSであることへのプレッシャー、そして変化への気持ち
――《幾重にも紡がれた夜を無駄にさせないよ》という部分は、確かにそうだよなって思いましたし、《君の側にいたい》は、ClariSは常に側にいる、っていうのを提示していて、『まどか☆マギカ』と手をつないでる感じがすごく感じました。そんな曲をこれからずっと歌っていくわけですが、やはり作品を背負っているというプレッシャーを感じることはありますか?
エリー
クララ:それはもちろんあります。あるんですけど、そういうプレッシャーが本当に深い理解をしよう、っていうモチベーションにもなっています。
エリー:やっぱり代表曲を歌わせていただくのもそうですし、この『まどか☆マギカ』という作品に携わらせていただくのもそうなんですけど、本当に一つ一つ「ClariSの新メンバーのエリーです」みたいなところから、胸を張ってじゃないですけど、ClariSのエリーとして立っていこうっていう、そういう覚悟みたいなものだったりも時が経つにつれて増していくといいますか、ここにいていいんだなって思える瞬間が増えていっていると感じています。
――これからワンマンライブも決まり、海外イベントも決まり、ClariSというだけではなく、エリーさん、アンナさんという存在ももっともっと知ってもらわなきゃいけない、というプレッシャーがあるんだろうなって思ったのですが。
クララ:このタイミングで改めて『まどか☆マギカ』という作品に関わらせていただけて、CMで3人のMVのコマーシャルが流れたりとかっていうのも、3人のClariSを作り上げていく時間のためにあるのかなと思っていて。どんどん成長してワンマンライブまで3人のことを知っていただいて、今のClariS第三章ってこうなんだよ、っていうのを伝えていけるようになりたいです。
――今回のEPのタイトル「リンクス」は“繋がっていく”“紡いでいく”という意味の言葉なんですけど、今後どういうものとリンクしていきたいと思っていますか?
クララ:今回改めて「コネクト」っていう楽曲がすごくアニメとリンクした作品だったなっていうのを感じることができましたし、自分たちでリンクするような、繋がりを感じていただけるようなものを作りたいというところで「リンクス」の作詞に取り組ませていただいて、こういうふうに一つの作品と自分たちの歌が繋がっていくって、改めて素敵なことだなって思いました。
――作詞を手掛けることで作品との繋がりがより強固になる。
クララ:やっぱり日本のアニメというものをより大事にしたいって思える機会になりました。今までもずっとアニメがあったからこそのClariSなんですけど、この先も自分たちの想いだったり、言葉だったりも、作詞をすることで、もっとアニメに寄り添っていける、自分たちともリンクしていけるようになりたいなと感じました。
――そんなクララさんを見て、エリーさん、アンナさんは今後どうしていこうと思っているのでしょう?
エリー:本当に学ばせていただいていて、本当にClariSというものはこういうものなんだよ、っていうところから一つ一つ丁寧に教えていただいているっていう感じですね。
アンナ:本当にClariS=クララちゃんなので、クララちゃんからもらったClariS成分を、エリーらしさ、アンナらしさで光らせていければ最高なのかなと思ってます。
――ClariSらしさって何だって、先日のインタビューでもお聞きしたのですが、やっぱり何か分からないけど確かに存在していて、クララさんの中では、第三章になり、壊してみたいとか、変化させたいという気持ちはあるのでしょうか?
クララ:15年、ClariSとしてやってきて、新メンバー2人が加入することになって、どうなるんだろうって思いながらClariS第三章になって、今までになかった要素を持っている2人だからこそ、もっと面白いことができそうみたいな。本当にClariSを広げていける。壊すではなく、いい裏切りができるというか。ClariSってこんな面も持ってるの? みたいな部分をどんどん引き出せるんじゃないかなって思っています。自分も楽しみです。どう変わっていくのか。
――では、最後にこのインタビューを読んでいるClariSファン、そして『まどか☆マギカ』が好きな人にですね、今回あえてクララさんではなく、エリーさん、アンナさんからそれぞれコメントをお願いします。
アンナ:今回のコンセプトEP『リンクス』には今までのセルフカバーさせていただいた「コネクト」「ルミナス」「カラフル」の今までの作品との繋がり、そして「リンクス」で『まどか☆マギカ』シリーズを感じていただけるような全てを繋いだ作品になっています。『まどか☆マギカ』シリーズが好きな方でも、そしてClariSを愛していただいていた方にも楽しんでいただける作品だと思うので、ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたいです。
エリー:今回のコンセプトEP『リンクス』を通して聞いてくれる方々。受け取ってくださる皆様と、このEPを通して繋がるリンクできたらいいなと思います。ぜひ何回も聞いて楽しんでください。
取材:加東岳史 構成:林信行 撮影:大塚正明
リリース情報
ClariSコンセプトEP『リンクス』
「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズインスパイアソング
予約:https://claris.lnk.to/1210EP
※LPサイズ大型ジャケット仕様
[Disc 1](CD)
01.コネクト–season 03-
TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』オープニングテーマ
02.ルミナス-season 03-
『劇場版魔法少女まどか☆マギカ「前編」始まりの物語』主題歌
03.カラフル-season 03-
『劇場版魔法少女まどか☆マギカ「新編」叛逆の物語』主題歌
04.リンクス
「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズインスパイアソング
[Disc2](BD)
01.コネクト-season 03- Music Video
02.ルミナス-season 03- Lyric Video
03.カラフル-season 03- Lyric Video
04.ClariS「リンクス」×「魔法少女まどか☆マギカ」Collaboration Movie
05.コネクト-season 03- Behind The Scenes
ClariS YouTube:https://www.youtube.com/c/clarismusic
ClariS X:https://x.com/ClariS_Staff
ClariS TikTok:https://www.tiktok.com/@claris.official
ClariS Instagram:https://www.instagram.com/claris.official_/
ClariS Facebook:https://www.facebook.com/ClariSoffici
ライブ情報
ClariS 2026年春ワンマンライブ
04/17(金)東京・Zepp Haneda
04/26(日)大阪・Zepp Osaka Bayside
放送情報
『魔法少女まどか☆マギカ始まりの物語/永遠の物語』TV Edition
毎週日曜午後5時〜MBS/TBS系全国28局ネット「日5」枠にて放送
放送終了後、TVer・MBS動画イズムにて配信
■STAFF:
原作:Magica Quartet
総監督:新房昭之
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクター原案:蒼樹うめ
監督:宮本幸裕
キャラクターデザイン:岸田隆宏、谷口淳一郎
異空間設計:劇団イヌカレー
音響監督:鶴岡陽太
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト
■CAST:
鹿目まどか:悠木碧
暁美ほむら:斎藤千和
巴マミ:水橋かおり
美樹さやか:喜多村英梨
佐倉杏子:野中藍
キュゥべえ:加藤英美里
エンディングテーマ:「Magia」Kalafina
(C)Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project
上映情報
『劇場版魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』
■STAFF:
原作:Magica Quartet
総監督:新房昭之
脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクター原案:蒼樹うめ
監督:宮本幸裕
キャラクターデザイン:谷口淳一郎
異空間設計:劇団イヌカレ―(泥犬)
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト
配給:アニプレックス
■CAST:
鹿目まどか:悠木碧
暁美ほむら:斎藤千和
巴マミ:水橋かおり
美樹さやか:喜多村英梨
佐倉杏子:野中藍
百江なぎさ:阿澄佳奈
キュゥべえ:加藤英美里
(C)Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project