映秀。 約1年ぶりとなる新曲「Fly You to the Moon」のリリースが決定　二次元と現実が交差する新曲の漫画も登場

シンガーソングライターの映秀。が、約1年ぶりとなる新曲「Fly You to the Moon」を2026年1月7日にリリースすることを発表すると同時に、新ビジュアルとジャケット写真を公開した。

新曲「Fly You to the Moon」は、前作3rd Album『音の雨、言葉は傘、今から君と会う。』から約1年ぶりのリリースとなる。往年の名曲「Fly Me to the Moon」とアニメ『サイバーパンク：エッジランナーズ』から着想を得たこの曲には、映秀。が今まで描いてこなかった《二人》で見る希望の形が印されているという。

今年11月13日でデビュー5周年を迎えた映秀。は、「〈僕〉対〈みんな〉ではなくて、〈僕〉対〈あなた〉一人ひとりと向き合いたい。」「これまでは、自分が“どんなアーティストでいたいか”を考えることが多くて、自分の音楽が“誰かにとってどうあってほしいか”は、正直あまりわかっていなかったんだと思います。だから今回は自己理解の曲ではなく、自分がかけてほしかった言葉を託し、誰かの心に寄り添うための曲を書きました。」と語る。

普遍的なテーマの受け手としての〈あなた〉ではない、今そこで落ち込んでいる〈あなた〉に対して《いっそここから抜け出しちゃおっか》と手を差し伸べ、《二人で夢を見よう／永遠に》とロマンチックに寄り添う姿は、今までの映秀。が提示してきたものとは一線を画す、新しい希望の形を曲に込めている。また同時に、本当は自分もそんな言葉をかけられたいと自分の弱くて繊細な一面も素直に表現した１曲でもあるという。嫌なことなんて一瞬で吹っ飛ばして、どこかに連れ出してくれるような確かなパワーが内包されたサウンドは、彼が持つ繊細さと快活さを同時に表現した、聴く人に安心感を与える１曲に仕上がっている。

リリース発表と同時に公開となったジャケット写真は、映秀。の実の祖父母の姿を撮った写真から創られている。2人がベンチに座り寄り添うように月を見上げる姿は、まさにこの楽曲を１枚の画で表現したようなジャケット写真となっている。

なお、明日・12月21日（日）からは音源解禁に先駆けて、新曲「Fly You to the Moon」を題材にした漫画も投稿される。映秀。が兼ねてから好きだった絵師eba（X @ebanoniwa）に依頼をして新曲を題材にしたオリジナルの漫画が完成。これから公開される同曲のMusic Videoや来年1月に開催されるワンマンライブにも繋がっていく、二次元で始まった物語と現実（リアル）とが交差する内容になっているという。漫画は全４話。明日・12月21日（日）から映秀。のオフィシャルX（@EISYU0317）をはじめ、各オフィシャルSNSにて公開される。

また、映秀。は1月15日に『ワンマンライブ2026「新年FEVERしまSHOWTIME!!」』を開催する。同公演は“音楽とともに新年をみんなで祝おう”というテーマを掲げ、会場である“新代田FEVER”にちなんでライブタイトルは「音楽で一緒に“FEVER(熱狂)”する」という強い意志を詰め込み名付けられた。映秀。自身が選んだバンドメンバーと共にバンド編成でのパフォーマンスに期待しよう。