宝塚歌劇団星組&ディズニー楽曲が誘う愛と夢のショータイム、ゲネレポ&舞台写真チラ見せ!

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2016.1.26
北翔海莉Dramatic Revue『Love&Dream』(撮影/石橋法子)

北翔海莉Dramatic Revue『Love&Dream』(撮影/石橋法子)

星組トップスター北翔海莉が魅せる、圧巻のパフォーマンス!

東京で好評を博した北翔海莉Dramatic Revue『「Love&Dream」-Ⅰ.Sings Disney/Ⅱ.Sings TAKARAZUKA-』(構成・演出:齋藤吉正)2016年1月23日(土)~28日(木)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演中だ。本作は100年の歴史の中で“愛”と“夢”を育み続けて来た宝塚歌劇団が、全世界に“夢”と“魔法”を贈り続けるディズニーとタッグを組んだドリーム企画。出演は星組トップスターとして抜群の歌唱力を誇る北翔海莉を筆頭に、トップ娘役・妃海風ら全37名の星組選抜メンバーたち。

第1部では「星に願いを」「ミッキーマウス・マーチ」「不思議の国のアリス」「ホール・ニュー・ワールド(新しい世界)」などディズニーの楽曲を使ったレビューを、第2部では「TAKARAZUKA FOREVER」「モン・パリ/吾が巴里よ」「愛あればこそ」「世界に求む―王家に捧ぐ歌―」など、宝塚歌劇団の楽曲で“愛”のショーケースを綴る。ここでは、開幕前日の最終舞台稽古の模様をビジュアル満載でお届けする。

北翔海莉コメント:東京公演で終わりかと思っていましたが、大阪での追加公演が決まり、大変うれしく思います。この梅田のステージにも夢の魔法をかけてくださったスタッフの皆様にも感謝します。

◎プロローグ

右から、北翔海茉&妃海風の星組トップコンビ

右から、北翔海茉&妃海風の星組トップコンビ

「まだ夢を見たことがない」という少女に、愛と夢に出合う旅へと誘う車掌。トキメキを胸に、発車オーライ!

◎第1部は夢の“ディズニー・ワールド”へ

夢妃杏瑠をエスコートする十輝いりす

夢妃杏瑠をエスコートする十輝いりす

「ハイ・ホー」「ビビディ・バビディ・ブー」などディズニー楽曲集では思わずハミングしてしまう耳慣れたナンバーがいっぱい。宝塚らしい華やかな衣裳やセットもディズニーの世界観を盛り上げる。

『アナと雪の女王』から「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」を熱唱する妃海風。エルサと同じ色のドレスを着て「少しも寒くないわ」とこの表情。

◎第2部はこれぞ宝塚!なナンバー目白押し

幕開けはフォーマルな出で立ちで歌う「すみれの花咲く頃」から。その後、トップスターが客席に降り立つ演出に、場内の熱気がグッと上がる。

笑顔を見せる白ジャケットの七海ひろき、綺咲愛里

笑顔を見せる白ジャケットの七海ひろき、綺咲愛里

宝塚の代表作の一つ「ベルサイユのばら」からは「愛の巡礼」「白ばらのひと」などドラマティックなナンバーを披露。

◎全編を彩る愛のシーン

ラブシーンでは男役スターならではのスマートな仕草にうっとり。

宝塚楽曲集から、吸血鬼との恋に胸焦がすナンバー「私のヴァンパイア」での一幕。

◎意外と知られていない“笑える宝塚”

個性豊かなトップスターの中でもとりわけ喜劇女優、藤山直美を敬愛する北翔にとってコミカルな場面は外せない。表情の豊かさやキレのある振付でも笑わせる。

楽曲の合間には、北翔がドレス姿で登場。2008年「雨に唄えば」で初めて演じた女役、映画女優リナ・ラモントに扮し、素っ頓狂な悪声で娘役たちを押しのけるコント的な展開も!

◎北翔海莉が熱い歌声で本領発揮!

コミカルなナンバーから一転して胸打つバラードへと、アップダウンの激しい構成にも集中力を切らさない。北翔が創り出す歌の世界に、劇場にいる誰もが惹き込まれていく。

クライマックスでは全身からエネルギーをほとばしらせ、名作「ノバ・ボサ・ノバ」から情熱的なナンバー「シナーマン」を熱唱、熱唱、熱唱。圧倒的なパフォーマンスに感動必至!

他にも、胸躍るシーンやナンバーが盛りだくさん。夢のタッグは宝塚ファンにとってもディズニーファンにとっても、互いの魅力を発見し、再確認できる、幸福な時間を創り出していた。

イベント情報
北翔海莉Dramatic Revue『「Love&Dream」―Ⅰ.Sings Disney/Ⅱ.Sings TAKARAZUKA-』
 
■日程:2016年1月23日(土)~28日(木)
■会場:梅田芸術劇場メインホール06-6377-3800
■出演:北翔海莉、妃海風 ほか
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