榛名由梨×髙汐巴×壮一帆が登場！　宝塚OGの男性J-POPカバーCD発売イベントレポ＠大阪

◎宝塚OG発、”男唄”アルバムCD第２弾『麗人 REIJIN -Season 2』発売

元宝塚歌劇団・歴代男役トップスター12名によるカバーアルバム『麗人REIJIN -Season 2』が発売された。今作は、時に“男よりも男らしい”と称される男役トップスターが、男性ボーカル限定のJ-POPをカバーした未だかつてない企画。昨年１月に発売された第１弾『麗人 -REIJIN-』に次ぐ注目のコンピレーション・アルバムだ。

これまで女性が男性の楽曲をカバーしたアルバムはあっても、「男役」が男性歌手の楽曲をカバーした例は史上初。男よりも男らしい“理想の男”の歌声で聴けば、耳慣れたヒットソングにもまた違った彩りを与えてくれるはず。収録曲には、1959年に水原 弘が唄った昭和のスタンダードナンバー「黄昏のビギン」＜安奈 淳＞、森山直太朗の大ヒット曲「さくら（独唱）」＜彩輝なお＞、斉藤和義の「歌うたいのバラッド」＜剣 幸＞など、世代を超えた男性歌手による名曲がずらり。“REIJIN”でしか聴けない「男唄」をぜひ聴いて欲しい。

今作では、宝塚歌劇団を代表する不朽の名作ミュージカル『ベルサイユのばら』から、74年初演時に主演した初代オスカル役の榛名由梨を筆頭に、汀 夏子、安奈 淳、そして“平成のオスカル”涼風真世まで、歴代の“男装の麗人”が勢揃い。J-POPとはいえ何気ない歌のフレーズや個性あふれる歌声から、当時の記憶がフラッシュバックするかも。
 

◎『麗人 REIJIN -Season 2』イベントに行ってきた

去る2016年1月23日（土）、タワーレコード梅田NU茶屋町店にて、『麗人REIJIN -Season 2』の発売記念トークショー＆握手会イベントが開催された。

当日は、参加歌手が一新した第２弾『麗人REIJIN -Season 2』より、榛名由梨（はるなゆり／49期生）、髙汐 巴（たかしおともえ／58期生）、壮 一帆（そうかずほ／82期生）の3名がイベントに登壇、詰めかけた約200名のファンを前に、今作の聴き所をアピールした。

「この一枚に歴代トップの歌声と宝塚の歴史が入ってる」（榛名）

「REIJINというタイトルにまず感動しました。“レジェンド”だなんて言われていいのかしら？と思いましたが、同世代の汀夏子さんや安奈淳さんも参加しているので安心して参加しました（笑）。いろんな時代のトップスターが歌いあげているので、この1枚に宝塚の歴史が入っています。しかも、現役時代は歌が得意ではなかった人も上手くなってる（笑）。成長過程を聴いてください」

「色んなことを感じながら聴けた、素晴らしい仕上がり」（髙汐）

「みんなトップスターで卒業をして、その後もいろいろ経験をしました。先輩、後輩の歌を聴かせていただいて、いろんなことを感じながら、私自身を振り返りながら聴いていました。本当に素晴らしい仕上がりになっているので、みなさまもぜひ聴いて下さい」

「私なりの『ロビンソン』を伝えたい、と心を込めた」（壮）

「今回はスピッツさんの『ロビンソン』を歌わせていただきました。身近な歌詞なのですが、壮大な曲です。私なりのロビンソンを聴いているみなさまにも伝えたいと思って、こころを込めて歌わせていただきました」