福山雅治、世界の音楽と触れ合う旅に「初期衝動を確かめたい」

2016.3.21
レポート
音楽

福山雅治

福山雅治が世界各地に“音楽の源流”を訪ねて旅するドキュメンタリー番組「SONGSスペシャル『福山雅治 SONGLINE ~歌い継ぐ者たち~』」が、3月25日(金)よりNHK総合にて放送される。初回放送を控えた本日3月20日に行われた取材会で、福山が番組について語った。

全編4K撮影の大型企画であるこの番組では、福山が世界各国の人々と音楽を通じて交流する姿を追う。3月25日の第1回放送ではオーストラリアのヨルング族と中国のトン族という、2つの少数民族を訪ねる。

福山は今回の番組制作について、2014年に出演したアジアのアーティストを紹介する番組「POPSの遺伝子」と、自身が2015年にデビュー25周年を迎えたことがきっかけだったと語る。「世界には商業音楽とは異なるいろいろな音楽があって親しまれている、ということに非常に興味をもっていて。25周年を迎えて自分の音楽に対する接し方、初期衝動をもう一度確かめたいと思いました」と経緯を明かした。

撮影中のハプニングや印象深いエピソードについて尋ねられると、福山はヨルング族を訪問した際に海辺にワニの足跡が多数残っているのを見つけたシーンを振り返り「ワニがたくさんいるとは聞いていたんですけど、そんなに近くにいるとは知らなかったので帰りたくなりました(笑)」と答えた。また現地に生息するハエ、サンドフライに噛まれたことも明かし、「音楽以外の、生き物たちの力強さを感じました」と旅の苦労を語った。

2000年以上にわたって民族の歴史や愛の歌を歌い継いできた民族、トン族を訪れた際には彼らの結婚式も体験した福山。ラブソングについて聞かれると「ラブソング、って言うと月9の宣伝になっちゃいますけど(笑)」と、4月から放送される自身の主演ドラマを引き合いに出して報道陣を笑わせる。そして「言葉より伝えたいものが歌になることは時代や民族や国が違っても存在する、共感できる文化だなと感じました」と自身の考えを話した。

また、撮影中には新曲も誕生したとのこと。この曲はヨルング族を訪問したときに海岸で撮影中、現地の子供たちが寄ってきたときに生まれたと福山は語り、「『今回は出会えてありがとう、うれしかった』みたいな思いがあったけれど、(言葉で)伝えるすべがなくてその場で曲を作ったらみんな盛り上がってくれました」と、その様子を振り返った。

3月25日の放送に続き、今年夏には第2回が放送予定。この回ではリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催を間近に控えたブラジルを福山が旅する。

NHK総合「SONGSスペシャル『福山雅治 SONGLINE ~歌い継ぐ者たち~』」

2016年3月25日(金)22:00~22:59