KANIKAPILA 憧れの先輩ガールズバンド・SCANDALと念願のライヴ初共演

福岡・久留米在住の現役女子高校生7人組によるガールズバンド・KANIKAPILA（カニカピラ）が、憧れの先輩・SCANDALと念願のライヴ初共演を果たした。

KANIKAPILAは、昨年6月より地元・福岡博多から音楽を盛り上げるためにマンスリーライヴ『KANIKAPILA “HAKATA” BASE』を実施しており、第10回目のファイナル公演を3月18日（金）九州ビジュアルアーツのホールで開催。「カラクリ乙女のLOVE仕掛け」や「青春の答え合わせ」などを息の合ったパフォーマンスで披露し、会場を一気に盛り上げた。

「この10カ月はマンスリーライヴを中心に活動してきたので、ファイナルというのがとても寂しいのですが、みなさんが最後まで楽しんでもらえるように頑張ります！」とYOSHIKAが宣言し、続いてマンスリーライヴと並行して昨年7月から3カ月連続配信限定でリリースしていた楽曲の中から「夏の日の思い出」と「WEST GO GO!」を演奏。そして、MIZUHOを残しメンバーは一度ステージを降りると、MIZUHO（Vocal & Guitar）が「ここで1人目のゲストをお呼びします！ SCANDALからMAMIさんです！」と紹介しMAMIが登場。

MIZUHOが小学生の時から憧れていたというMAMIと、『SCANDALコピーバンド&ヴォーカリストコンテスト』にて初めて会った時のほっこりとしたエピソードを披露し、和やかな雰囲気の中、SCANDALの楽曲からMAMIがボーカルを務める「声」をパフォーマンス。MIZUHOのエレキギターとMAMIのアコースティックギターというスペシャルな編成により、2人でしっとりと歌い上げた。
 
そしてKANIKAPILAのメンバーが再びステージに登場すると、YOSHIKAから「本日はもう1人ゲストをお呼びしています！ SCANDALからHARUNAさんです！」と呼び込み、「SCANDALがいなければこうして、このマンスリーライヴを開催することもなかった」と自身のルーツでもあるSCANDALとのステージでの初共演に喜びと感謝の気持ちを述べた。
 

そして、この季節にぴったりなSCANDALの「SAKURAグッバイ」とSCANDALのデビュー曲でもある「DOLL」を、KANIKAPILAとHARUNAとMAMIの9人で演奏し、憧れの先輩であるSCANDALのメンバーと、ステージでの初共演を果たした。

2013年12月に行なわれた『SCANDALコピーバンド&ヴォーカリストコンテスト』のファイナルに勝ち進み、応募総数550組の中からグランプリを受賞したKANIKAPILAにとって、今回のステージは貴重なコラボレーションになったことから、感動して涙する観客の姿もあった。

アンコールでYOSHIKAは「こうやって毎月、みなさんとライヴを楽しむことができて本当にありがたく、嬉しく思います！ そして、これからもみなさんと音楽を楽しみたいし、もっともっと私たちもパワーアップしていくのでこれからも宜しくお願いします！」と今後の活躍を期待させる力強い言葉で締めくくった。

KANIKAPILAは、初のワンマンツアー『KANIKAPILA LIVE TOUR 2016「カニのゴールデンウィーク」』を、5月2日（月）TSUTAYA O-Crestを皮切りに、5月4日（水・祝）梅田 Shangri-La（大阪府）、5月6日（金）DRUM Be1の東京・大阪・福岡の3都市で開催する。