林家木久扇の三世代ユニット・木久ちゃんロケッツ「目標は100万枚、この歌で紅白を目指します!」
木久ちゃんロケッツ
落語家の林家木久扇、息子で二代目の林家木久蔵、孫のクミとコタ、元オフコースの鈴木康博によるユニット・木久ちゃんロケッツが6月22日(水)、東京・渋谷HMV&BOOKS TOKYOにてデビュー曲「空とぶプリンプリン」の発売記念イベントを開催した。
今作は、木久扇がかねてより「何か、自分と子(木久蔵)と孫の三世代一緒になって、形になるものを残せないか?」と思っていたところに、NHK『みんなのうた』の制作の依頼があり実現したもの。作詞は木久扇が自ら手掛け、“家族みんなが楽しめる楽曲”をテーマに子供のころに憧れた洋菓子、なかでも“プリン”を中心に得意のダジャレを盛り込みつつ、お菓子を通じて地球の平和を歌う「空とぶプリンプリン」が完成した。作曲・編曲は家族ぐるみでの付き合いがあるという元オフコースの鈴木康博が担当し、木久扇とその息子で二代目の林家木久蔵、孫のクミ、コタ、そして鈴木とユニット「木久ちゃんロケッツ」を結成に至った。
木久ちゃんロケッツ
木久ちゃんロケッツがメンバー全員揃って「空とぶプリンプリン」を披露するのはこのイベントが初めで、木久扇は途中歌詞を間違えつつも“家族みんなが楽しめる”という楽曲テーマ通りに楽しげなステージを展開。
「目標は100万枚、この歌で紅白を目指します!」と宣言すると、「『空とぶプリンプリン』とかけて、イチローの野球ととく。その心は……ヒット、ヒット」と謎掛けで笑いを誘い、息子の木久蔵は「『空とぶプリンプリン』とかけて、おまんじゅうととく。その心は、狙うは紅白です」としっかりPRした。
また木久扇は、戦争によりおいしいものが食べられなくなってしまった自身の経験を語り、「(当時の気持ちを)子どもたちや孫に伝えたい。ふざけているようですけど反戦歌です」と楽曲に込めた想いも明かした。
「空とぶプリンプリン」はNHK『みんなのうた』6・7月のうたとして現在オンエアされている。
木久ちゃんロケッツ「空とぶプリンプリン」
2016年6月22日発売
COCA-17193 ¥1,300(税込)
[収録内容]
1.空とぶプリンプリン
作詞:林家木久扇 作・編曲:鈴木康博
※NHKみんなのうた 2016年6・7月のうた
2.パイパイ プリンプリン
作詞:林家木久扇 作・編曲:鈴木康博
3.空とぶプリンプリン(オリジナル・カラオケ)
4.パイパイ プリンプリン(オリジナル・カラオケ)