実写映画『3月のライオン』に有村架純、佐々木蔵之介、伊藤英明、豊川悦司、倉科カナら主役級キャストが集結

2016.7.7
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2017年春に前・後編2部作で公開される映画『3月のライオン』に、佐々木蔵之介、伊藤英明らが出演者することがわかった。

『3月のライオン』は、ヤングアニマル(白泉社)で2007年から連載されている羽海野チカ原作の同名漫画を実写映画化した作品。幼くして家族を事故で亡くし、孤独に生きてきた17歳のプロ棋士・桐山零が、川本あかり、ひなた、モモの3姉妹との出会いをきっかけに成長してく姿を描く。

これまでに、『るろうに剣心』で知られる大友啓史監督がメガホンをとり、主人公・桐山零を神木隆之介が演じることが発表されていた。

 

桐山零役の神木隆之介 (C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 

第2弾のキャストとして発表されたのは、島田開役の佐々木蔵之介、後藤正宗役の伊藤英明、宗谷冬司役の加瀬亮、川本あかり役の倉科カナ、川本ひなた役の清原果耶、川本モモ役の新津ちせ、川本相米二役の前田吟、幸田香子役の有村架純、幸田柾近役の豊川悦司だ。主演映画の総数にして50作品を超える、主役クラスのそうそうたる顔ぶれが出演することになる。 

棋士・島田を演じる佐々木蔵之介は「ご期待に応えられるのか、島田八段のごとく胃がキリキリ痛んでおります」と、胃痛持ちの原作キャラ設定を意識したコメントで意欲を見せている。

川本三姉妹の長女・あかり役を演じる倉科は、「もし演じるなら、いつかは『あかりさん』を演じたいなっと思っていた」と明かしている。また、プロ棋士の中でも天才・宗谷を演じる加瀬は「食堂で食券を渡す時に人差し指と中指で挟んで渡してしまうくらい疲れています」と語り、すでに撮影に没頭しているようす。後藤九段を演じる伊藤は「男と男の勝負の世界にどっぷり浸かっていくのにゾクゾクしました」と、撮影現場についてのコメントも。

NHK連続テレビ小説『あさが来た』で注目され、500人のオーディションを勝ち抜いて川本家次女・ひなたに選ばれた清原は「自分の中に強い芯を持っているけど、どこか儚い。そんなひなたを私なりに精一杯演じたいと思います」と決意を語っている。『プラチナデータ』以来の大友組となる豊川は零の義父・幸田役について「久しぶりに大友作品に帰ってこれて、とても嬉しく思っています」と喜びのコメント。

そして、零の義姉で、美しくも気性の激しい香子を演じる有村は「毎回密度の濃い撮影でした。何度も何度もテイクを重ねて作られていくシーンが不思議と心地よくて、まだまだ役を演じていたい思いでした」と撮影を振り返っている。 

そのほかの競演陣も随時発表されるとのこと。各キャストのコメントは以下のとおり

■佐々木蔵之介 島田開(しまだ かい)役
映画『3月のライオン』に参加させて頂くことを、心より光栄に思います。私が演じる島田開八段は、原作の漫画でも、とても魅力的な人気あるキャラクターの一人です。羽海野チカさんの、原作ファンの皆様のご期待に応えられるのか、島田八段のごとく胃がキリキリ痛んでおります。劇場公開、楽しみにしてください。


■伊藤英明 後藤正宗(ごとう まさむね)役
繊細さと豪快さを持った、憧れの大友組に参加できる喜びを感じながら、今回初めて棋士の役を演じさせて頂きました。
対局の場面をやっていくうちに、ただ将棋を指すだけではなく一手一手に意味と感情があり、男と男の勝負の世界にどっぷり浸かっていくのにゾクゾクしました。


■加瀬亮 宗谷冬司(そうや とうじ)役
将棋の撮影は思ったより過酷で、
スタジオの食堂で食券を渡す時に
人差し指と中指で挟んで渡してしまうくらい疲れています。

■倉科カナ 川本あかり(かわもと あかり)役
原作はずっと読んでいて、
もし演じるなら、いつかは「あかりさん」を演じたいなっと思っていたので、
お話を受けてとても嬉しく、ただ、とてもプレッシャーに感じました。
でも、そのプレッシャーを糧にして、
楽しみながら演じたいと思います。

■清原果耶 川本ひなた(かわもと ひなた)役
原作を読んだ時に“どうしてもひなたになりたい”と強く思い、オーディションを受けました。
今、キャストやスタッフの皆さんと楽しく撮影をさせて頂けていることがとても嬉しいです。
自分の中に強い芯を持っているけど、どこか儚い。そんなひなたを私なりに精一杯演じたいと思います。

■前田吟 川本相米二(かわもと そめじ)役
大友監督の作品では、いつも俳優陣が生き生きとしている印象があります。
今回初参加の大友組で、生き生きとしている「川本相米二」を是非皆様に見ていただきたいです。

■有村架純 幸田香子(こうだ きょうこ)役
今回は今までに演じた事のない役柄に挑戦し、
毎回密度の濃い撮影でした。
何度も何度もテイクを重ねて作られていくシーンが
不思議と心地よくて、まだまだ役を演じていたい思いでした。
一人一人の葛藤や想いが将棋を通して描かれている人間ドラマだと思います。
大友組、素敵な共演者の方々の中に自分も仲間入り出来た事が本当に嬉しいです。
私も全編早く観たいです。楽しみにしています

■豊川悦司 幸田柾近(こうだ まさちか)役
久しぶりに大友作品に帰ってこれて、とても嬉しく思っています。
孤高な男達の静かなる決闘の世界に、神木君とどっぷり浸りたいと思います


映画『3月のライオン』は2017年春、前編・後編2部作・全国ロードショー

作品情報

映画『3月のライオン』 

監督:大友啓史
主演:神木隆之介
原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
制作プロダクション:アスミック・エース、ロボット   
配給:東宝=アスミック・エース
【あらすじ】
中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山 零(きりやま れい)。彼は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった…。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく。

(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 

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