「宇宙の入り口」に篠原ともえも大興奮!『宇宙と芸術展』が六本木で開幕

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(人物)篠原ともえ/(作品)トム・サックス 《ザ・クローラー》 2003年/Galerie Thaddaeus Ropac, Paris/ Salzburg

(人物)篠原ともえ/(作品)トム・サックス 《ザ・クローラー》 2003年/Galerie Thaddaeus Ropac, Paris/ Salzburg

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この夏、六本木に「宇宙の入り口」が現れた――。森美術館にて7月30日(土)から開催される『宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ』は、古今東西さまざまなアートや資料を通して多様な宇宙観を探っていく展覧会だ。音声ガイドを務める"宙(そら)ガール"篠原ともえも登場したプレス内覧会から、本展のみどころをご紹介しよう。

(左)南條史生と(右)篠原ともえ、篠原オリジナルイラストを手に笑顔を見せた

(左)南條史生と(右)篠原ともえ、篠原オリジナルイラストを手に笑顔を見せた

日本最古のSF『かぐや姫』から、チームラボの最新作体験型アートまで

これまで他の美術館にないユニークなテーマを掲げ、私たちに新しいものの見方を投げかけてきた森美術館が最新のテーマとして選んだのは「宇宙」。4つのセクションからみどころをピックアップしてみよう。

まず、セクション1『人は宇宙をどう見てきたか?』では、古来の宇宙観を表した曼荼羅をはじめ、日本最古のSF絵巻『かぐや姫』の貴重な原版などが見られる。また、鉄の隕石から作られた刀剣・流星刀もロマンと想像力を掻き立てる。

『竹取物語絵巻』 (第三巻) 江戸時代前期/巻子/33×約1440cm/所蔵:國學院大學図書館、東京

『竹取物語絵巻』 (第三巻) 江戸時代前期/巻子/33×約1440cm/所蔵:國學院大學図書館、東京

岡吉国宗 流星刀 1898年 隕鉄 刃長 68.6cm 反り 1.5cm 所蔵:東京農業大学図書館 撮影:木奥惠三

岡吉国宗 流星刀 1898年 隕鉄 刃長 68.6cm 反り 1.5cm 所蔵:東京農業大学図書館 撮影:木奥惠三

続くセクション2『宇宙という時空間』では、現代美術のスターが勢ぞろいする。中でも、多元宇宙理論を表したビョーン・ダーレムの大型インスタレーションや、コンラッド・ショウクロスの日時計からヒントを得た作品からは、自然現象から規則性を見出してきた人類の歩みを感じることができる。

ビョーン・ダーレム 《ブラックホール(M-領域)》 2008年/木、スチール、蛍光灯、電球、塗料/450×500×900cm

ビョーン・ダーレム 《ブラックホール(M-領域)》 2008年/木、スチール、蛍光灯、電球、塗料/450×500×900cm

コンラッド・ショウクロス 《タイムピース》 2013年/アルミニウム、鉄、機械、ライト/サイズ可変

コンラッド・ショウクロス 《タイムピース》 2013年/アルミニウム、鉄、機械、ライト/サイズ可変

さらに、セクション3『新しい生命観―宇宙人はいるのか?』では、宇宙に関する研究者の間で今もっともアツイと言われている“地球外生命体”に言及した作品や、空山基の《セクシーロボット》が観る者を怪しく魅了する。

セクション3展示風景

セクション3展示風景

(人物)篠原ともえ/(作品)空山 基 《セクシーロボット》 2016年/FRP、鉄、金・銀メッキ調塗料、LEDネオンライト/182×60×60cm

(人物)篠原ともえ/(作品)空山 基 《セクシーロボット》 2016年/FRP、鉄、金・銀メッキ調塗料、LEDネオンライト/182×60×60cm

そして、セクション4『宇宙旅行と人間の未来』では、宇宙開発の歴史をさまざまな表現方法で一望する。チームラボの最新作は、宇宙空間を飛翔する八咫烏(やたがらす)とともに浮遊しているような体験ができる作品だ。最後を飾る火星用住居の模型からは、SF映画のような未来が近づいてきていることを感じられる。

チームラボ 《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》 2016年/インタラクティブ・デジタル・インスタレーション/4分20秒/サウンド:高橋英明

チームラボ 《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》 2016年/インタラクティブ・デジタル・インスタレーション/4分20秒/サウンド:高橋英明

スペース・エクスプロレーション・アーキテクチャ・アンド・クラウズ・アーキテクチャ・オフィス 《マーズ・アイス・ハウス》 2015年 3Dプリント模型、台座に内照ライト、映像 作家蔵

スペース・エクスプロレーション・アーキテクチャ・アンド・クラウズ・アーキテクチャ・オフィス 《マーズ・アイス・ハウス》 2015年 3Dプリント模型、台座に内照ライト、映像 作家蔵

宇宙から見た「人間」を今一度みつめてみる

本展を企画した森美術館館長・南條史生氏は、「人間とはどこから来てどこへ行くのかという、哲学的視点から宇宙を取り上げました。アートもそうでないものもごちゃ混ぜになった展覧会です。ジャンルを超えた面白さを見出してもらえたら。」とこの企画展に込めた思いを語った。

篠原ともえが展覧会をガイド&オリジナルグッズも

本展の音声ガイドには、近年"宙(そら)ガール"として天文学への知識の深さが注目されている篠原ともえが抜擢された。自身がデザインした浴衣でトークショーに登場した篠原は「会場の入り口に立った瞬間、本当に宇宙の入り口ができた!と思いました。ファミリーにもカップルにも、年齢問わず何度でも見ていただきたい展覧会です。」と本展の魅力をアピール。さらに、会期中には篠原オリジナルデザインのグッズも販売されることを嬉しそうに語った。

自身がデザインした浴衣で登場した、本展音声ガイドを務める篠原ともえ

自身がデザインした浴衣で登場した、本展音声ガイドを務める篠原ともえ

 
イベント情報
宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ

会期:2016年7月30日土)~2017 年1月9日(月・祝)
会場:森美術館 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
開館時間:10:00~22:00|火10:00~17:00 
*いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで *会期中無休
入館料:一般1,600円、学生( 高校・大学生)1,100円、子供(4歳~中学生)600円
*表示料金に消費税込 *展望台 東京シティビュー、屋上スカイデッキへは別途料金がかかります。

展覧会公式サイト:http://www.mori.art.museum/contents/universe_art/index.html

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