『ソードアート・オンライン』ハリウッドにて全世界向け実写映像化 『ミッション:インポッシブル』を手がけたスカイダンスが制作
-
ポスト -
シェア - 送る
川原 礫氏原作の人気小説『ソードアート・オンライン』。TVアニメも放映され、2017年春には『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が公開予定となっている本作の全世界実写映像化権を、アメリカのエンタテイメントを製作する多角的メディア企業“スカイダンス”が、KADOKAWAの協力のもと購入したことが発表された。
実写テレビドラマ化にあたっては、 Laeta Kalogridis(レータ・カログリディス、 『アバター』『シャッター アイランド』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』)がパイロット版エピソードの脚本を担当、 David Ellison(デイビット・エリソン)、 Dana Goldberg(デイナ・ゴールドバーグ)、 Marcy Ross(マーシー・ロス)と共にエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
『ソードアート・オンライン』は、 2016年8月10日発売のシリーズ最新18巻を含み全22冊を刊行、 全世界累計発行部数が1,900万部を突破する小説作品。 アニプレックスを主幹事とする、 A-1ピクチャーズ制作のテレビアニメシリーズでは、 これまでに全世界で93万本以上のビデオを販売。 北米では2014年3月よりNetflixにて配信されており、世界的なコンテンツとなっている。
ソードアート・オンライン
スカイダンス・メディアが手掛ける『ソードアート・オンライン』テレビシリーズでは、 次世代VRオンラインゲーム「ソードアート・オンライン」の世界に囚われた主人公・キリトとその仲間たちがデスゲームのクリアを目指す、 という原作小説のストーリーをベースとし、数々の謎に満ちた壮絶なゲームの世界において、 ゲームオーバー(=現実の死)に立ち向かい、 キリトたちがソード(剣)による死闘を繰り広げていく内容になるとのこと。
『ソードアート・オンライン』実写テレビドラマ化にあたってのコメント
▼原作小説著者・川原 礫氏より
「『ソードアート・オンライン』がハリウッドで実写ドラマ化、 しかもあのスカイダンスによって……という思いがけない展開にとても興奮し、 また感動しています。 映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。 今回のドラマ化を実現させて下さった全ての関係者様、 そして『ソードアート・オンライン』をいままで応援して下さった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします」
▼スカイダンス・メディアCEO デイビッド・エリソン氏より
「スカイダンスでは、 仮想世界を創作するというビジネスに取り組んでおり、 テレビドラマをはじめとした実写展開を計画しています。 『ソードアート・オンライン』は、 壮大なポップカルチャー現象となることでしょう。 世界中の『ソードアート・オンライン』ファンに敬意を表し、 レータや川原 礫、 そしてKADOKAWAやアニプレックスのチームと共に、 真に感動的な新しい『ソードアート・オンライン』の世界を創り上げていくことを楽しみにしています」
▼脚本 兼 エグゼクティブ・プロデューサー レータ・カログリディス氏より
「何年もの間、 『ソードアート・オンライン』シリーズの独創的で見事なストーリーテリングにインスパイアされてきました。 最先端でありながら時代を問わない『ソードアート・オンライン』のストーリーを、 スカイダンスで新しい作品として立ち上げられること、 また優秀なパートナーたちと共に仕事ができることを嬉しく思っています」
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『ワールド・ウォーZ』などを手がけたスカイダンスによる実写化制作ということで、これまでのアニメ―ションの実写化以上に期待がもたれる今回の発表。ハリウッドの力でどのようなものが出来上がるのか、今から期待して待とう。