奥田民生とNICO Touches the Walls ツーマンイベント開催決定

2016.8.8
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音楽

奥田民生

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音楽評論家・平山雄一の最新評論集『弱虫のロック論2(仮)』が10月4日に発売されることを記念して、発売と同日にリリースパーティとして奥田民生とNICO Touches the Wallsのツーマンライブが決定した。

さらに、9月30日(金)にはディスクユニオン dues 新宿にてプレイベント『弱虫のロック論2(仮)』番外編と、11月9日(水)にはShibuya Milkywayでのアフターイベント『弱虫のロック論2(仮)』ライブハウス・スペシャルの開催も決定。

『弱虫のロック論2(仮)』は、1980~90年代の日本の音楽シーンを回顧・分析した『弱虫のロック論』の第二弾で、激変の2000~10年代のJ-POP&J-ROCKシーンを描き出す。

◆平山雄一コメント

NICO Touches the Wallsは、21世紀の音楽環境の中で育った、最もバンドを感じさせるグループの一つだ。バンドの名前のとおり、目の前に立ちはだかる“壁(Walls)”に真っ直ぐに立ち向かい、乗り越えてきた軌跡がそのまま音楽になっている点が素晴らしい。来年、デビュー10周年を迎えるのにふさわしく、今、最初の“完成形”にたどりついた。これからのジャンプアップが、世の弱虫たちに大きな勇気を与えることだろう。

奥田民生は言うまでもなく、「バンドを楽しみ尽くす王者」だ。ユニコーンの他、サンフジンズ、地球三兄弟、O.P.KING、The Verbsなど、参加バンドは枚挙にいとまがない。さらに凄いのは、そうしたバンド・スピリットをソロでも発揮できること。こんなアーティストは他にいない。

完成を迎えたNICOと、“奥田・弾き語り”が、どんなハッピーな魔法を巻き起こすのか?! みんな、集まれ~!!

そして今回、嬉しいのは、リリース・パーティの前と後にもイベントがあることだ。

『弱虫のロック論2(仮)』番外編で取り上げるのは、ユニコーンの最新アルバム『ゅ 13-14』のアナログ重量盤。メンバーのABEDONがカッティング・ディレクターを務めた話題作で、これとならんでどんなレコードをかけようか、ただいま楽しく思案中。来場、待ってます!

『弱虫のロック論2(仮)』ライブハウス・スペシャルでは、今、バンドシーンをガヤガヤさせているBRADIOとONIGAWARAがガチの対バンを繰り広げる。どちらも『弱虫のロック論2(仮)』最終章に僕のおススメとして登場する気鋭のバンド/ユニットだ。“ライブの時代”と言われて久しいが、彼らはさらにその先にある“ライブの楽しさ”を独自の切り口で提示する。こちらにも、みんな集まれ~!

追伸 もちろん『弱虫のロック論2(仮)』も読んでください。

音楽評論家 平山雄一

NICO Touches the Walls

BRADIO

ONIGAWARA

 

イベント情報
平山雄一 最新評論集『弱虫のロック論2(仮)』リリース・パーティ、イベント

1.『弱虫のロック論2(仮)』番外編 (プレイベント)
9月30日(金)ディスクユニオン dues 新宿 OPEN 19:00 START 19:30
など詳細は、特設サイトをご覧ください。


2.『弱虫のロック論2(仮)』リリースパーティ
10月4日(火)豊洲PIT OPEN 18:00 START 19:00
出演:奥田民生/NICO Touches the Walls
立見¥6800(ドリンク代別/お土産付き)
9月3日(土)発売


3.『弱虫のロック論2(仮)』ライブハウス・スペシャル
(アフターイベント)
11月9日(水)Shibuya Milkyway OPEN 18:30 START 19:00
出演:BRADIO/ONIGAWARA
スタンディング¥3300(ドリンク代別/お土産付き)
9月3日(土)発売

の詳細などは特設サイトをご覧ください。
◎特設サイト http://www.yuichihirayama.jp/yowamushirock/

 

書籍情報
『弱虫のロック論2(仮)』
2016年10月4日発売
 
1980~90年代の日本の音楽シーンを回顧・分析した『弱虫のロック論』から3年。激変の2000~10年代のJ-POP&J-ROCKシーンを描き出す『弱虫のロック論2(仮)』が完成した。
東日本大震災後の音楽やカバー・ブーム、音楽ビジネスの変容に対して、ロックを愛する弱虫たちがどんな闘いを挑んだのか。
21世紀の“弱虫のロック”を熱く論じる『弱虫のロック論2(仮)』に登場するアーティストは、ユニコーン、NICO Touches the Walls、クリープハイプ、スピッツ、[Alexandros]、大橋トリオ、TOSHI-LOW、ハナレグミ、ORIGINAL LOVE、キュウソネコカミ、GLIM SPANKY、椎名林檎、BRADIO、ONIGAWARA etc。カウンターカルチャーに興味があってもなくても、音楽好きなら必読の1冊。