韓国音楽界の革命児10CM(シプセンチ)が初の台湾ワンマンライヴ成功、日本公演もいよいよチケット発売
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10CM台湾ワンマンライヴ (写真提供:Magic Strawberry)
8月20日(土)、韓国を代表する男性アコースティックデュオ、10CM(シプセンチ)が台北のATT SHOW BOXで700人を超える観客を魅了し、初の台湾でのワンマンライヴ『10CM LIVE INTAIPEI』を成功させた。K-POP人気が根強い台湾。その人気がアイドルに集中する中で、10CMがアイドル以外の韓国音楽の存在を強烈にアピールし、中華圏進出を果たした瞬間となった。
台湾で10CMが知られるきっけとなったのは、少女時代ユナとのコラボ曲だった。台湾版「VOGUE」9月号で表紙モデルを務めるなど、台湾でのユナの人気は他の女性アイドルの中で群を抜いており、そのソロ活動が常に注目されている。その中でリリースされた、少女時代としてデビューして以来、9年目にして初めてのソロ作品「Deoksugung Stonewall Walkway(徳寿宮石垣道の春)」でフィーチャリングされたのが、10CMのボーカル、クォン・ジョンヨルだった。アイドル以外の韓国音楽がまだまだ知られていない台湾で、一度耳にしたら離れない、クォン・ジョンヨルの歌声は、リスナーの心も掴むにはあまりあるものだった。10CMへの注目は台湾の音楽関係者を動かし、今回のワンマンライヴへと繋がっていった。
最新曲「春が好き??」のYouTube再生回数も間もなく950万回。アイドル以外で初めて、韓国国内最大の屋内コンサート会場でワンマンライヴを行い、アメリカ単独公演も成功させるなど、歌謡曲以外の音でも商業的に成功することができるということを証明し続けている10CMの台湾での成功は韓国でも大きく取り上げられている。
その10CMが、初めて海外進出を果たしたのが、実は日本だった。2013年の「SUMMER SONIC」への出演以来、10CMは日本の事務所にも所属し、日本オリジナルのCDのリリース、ライヴイベント「10CM Night~オヌルパメ」を定期的に行っており、10CMの日本への想いは強い。10CMは過去にとあるインタビューでこんな風に答えたことがある。
「僕たちはストリート・ライヴから活動を始め、弘大ライヴハウス(弘大:下北沢と渋谷ミックスしたような音楽文化の発信基地となっている場所)で歌ってきた。今では会場がどんどん大きくなって、その時のようなライヴハウスで歌うことはないけれど、日本では大きな会場でいきなり力を誇示するのではなく、あの時のようなライヴの気持ちに戻れるような、そんなライヴをして行きたいんだ。
それが『10CM Night~オヌルパメ』という日本オリジナルの僕たちのライヴイベントなんだ。日本でありながら、僕らが好きな弘大のカフェで歌っているような、空間を大事にしたライヴで僕たちのことをもっと知ってほしい。そしていつか武道館でもパフォーマンスしたいと思ってる。必ずね」
韓国から世界を視野に活動の幅を広げ、韓国国内のワンマンライヴではトップクラスの集客力を誇る10CM。しかし、10CMの原点であるライヴの形が日本にある。
1年半ぶりとなる来日公演、『10CM Night~オヌルパメ Vol.3』が10月30日(日)に渋谷にある「eplus LIVING ROOM CAFE&DINING」で開催される。過去の公演がいずれもプレミアム
■会場:eplus LIVING ROOM CAFE&DINING
■日時:2016年10月30日(日) OPEN16:00 START17:30
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■問合せ先TEL:イープラス・ライブ・ワークス TEL:03-6452-5650
□eplus LIVING ROOM CAFE&DINING公式HP
http://livingroomcafe.jp/event/10cm-night~オヌルパメ vol-3
□10CM公式サイト
http://www.10cm-kjmusic.com
□KJ-MUSIC公式サイト
http://www.kj-music.com/