Ladies’Code　故リセと故ウンビの追悼コンサートを日本で開催

Ladies’Code　リセとウンビの追悼コンサート

2013年にデビュー、ほどなくして人気を博し前途洋洋だったにも係わらず、2014年9月メンバー5人全員を乗せたワゴン車が事故を起こし、2人が死に至ってしまった韓国ガールズグループ、Ladies’Code（レディーズ・コード）。昨年KPOP界における最大級の悲痛な出来事だった。

亡くなったリセ（享年23歳）とウンビ（享年21歳）の一周忌が近づく中、8月22日、品川のステラボールで彼女たちの追悼コンサートがおこなわれることとなった。タイトルは「I’m Fine Thank you」。事故後に韓国チャートで1位をとった曲の名だ。

なぜ日本で追悼コンサートを開くのか。故リセが福島県出身の在日韓国人で成蹊大学経済経営学科に通っていたこともあり、彼女たちは、いつか日本でコンサートを開催できる日を夢見ていたのだという。日韓情勢が必ずしも良好とは言い難い昨今だからこそ、在日のリセが両国間の架橋となり、くすぶるわだかまりを歌のチカラで吹き飛ばして欲しかった、と思うKPOPファンは筆者だけではあるまい。

故人を偲び、キム・ボムス、ヤン・ドングン、IVY(アイビー)、Rumble Fish、ソンウ、ハン・ヒジュンという豪華な顔ぶれが勢揃いする。また、LADIES’CODE 生存メンバーのアシュリー、ソジョン、ジュニは参観はするが、出演するかどうかは未定という。また今回の追慕公演の収益金全額は寄付と追慕事業に使われる。