清水富美加×飯豊まりえ W主演で底なしの闇秘めたセレブ女子高生に “イヤミス”『暗黒女子』映画化へ

秋吉理香子原作のミステリー小説『暗黒女子』が清水富美加と飯豊まりえのW主演で映画化されることが決定した。

小説『暗黒女子』は2013年に発表され、後味が悪く嫌な読後感を抱くミステリー“イヤミス”として人気となった作品。聖母マリア女子高等学院で学院経営者の娘で全校生徒の憧れの的・白石いつみが校舎の屋上から落下したことから物語は始まる。いつみが主宰していた文学サークルの誰かが彼女を殺したという噂が立ち、親友の澄川小百合が「白石いつみの死」をテーマとした物語を朗読する定例会を開催。サークルメンバーそれぞれが犯人を告発する作品を発表していく。

澄川小百合役には、『仮面ライダー フォーゼ』シリーズのヒロイン役やNHK連続テレビ 小説『まれ』出演で知られる清水富美加。バラエティ番組や『HK／変態仮面』での朗らかで明るいキャラクターとはうって変った、底知れぬ闇を持つ女子高生を演じる。また、白石いつみ役でファッション誌・ニコラ、セブンティーンの専属モデルを務める飯豊まりえがW主演を果たす。

そのほか、 女子高生にして現役ライトノベル作家でプライドの高い高岡志夜役で、清水崇監督のホラー『雨女』や宮藤官九郎監督の『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の清野菜名が出演。ブルガリアからの苦労人の留学生ディアナ・デチェヴァ役で『貞子vs伽椰子』の玉城ティナが、老舗料亭の娘でパティシエを夢みる小南あかね役で小島梨里杏が、奨学生であることを負い目に感じている二谷美礼役で平祐奈がキャスティングされるなど、才能豊かな若手女優も集結している。

映画化決定をうけたキャスト・スタッフコメントは以下のとおり。

映画『暗黒女子』は2017年春、全国公開。