『スター・トレック BEYOND』サイモン・ペッグら来日ゲストに声優・野水伊織が決死のインタビュー! ジャパンプレミアをレポート
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左から、J.Jエイブラムスプロデューサー、前田敦子(『スタートレック』50周年記念アンバサダー)、サイモン・ペッグ、ジャスティン・リン監督
10月19日、新宿歌舞伎町のシネシティ広場にてSF大作映画『スター・トレック BEYOND』のジャパンプレミアが行われた。
『スタートレック』シリーズといえば、アメリカのテレビドラマとして1966年に放送されて以来、5本のドラマシリーズ、12本の劇場版、1本のアニメが公開され、世界中で愛されてきた作品だ。『スター・ウォーズ』と並ぶSFシリーズの金字塔として、日本でもよく知られている。そんな歴史を引き継ぎながら、リ・イマジネーション作品として新たなスタートをきったのが、J.J.エイブラムスプロデュースによる『スター・トレック』シリーズだ。『スター・トレック BEYOND』はその3作目にあたり、『ワイルド・スピード』シリーズなどのアクション大作を手がけてきたジャスティン・リン監督がメガホンをとっている。
去る10月5日にエイブラムス氏、リン監督、そして出演・脚本のサイモン・ペッグがジャパンプレミアで来日することが発表されると、シリーズのファンだけでなく、3人それぞれのファンの間にも衝撃が走ったことだろう。そして同日、SPICE編集部に「ジャパンプレミアを取材させてくれませんか?」と、ある人物からの連絡が入る。その人物こそ、弊サイトで映画コラム『#野水映画 “俺たちスーパーウォッチメン”』を担当している声優・女優の野水伊織である。ペッグの大ファンであることを公言し、『スター・トレック』にもハマってしまった野水は来日を知り、いてもたってもいられなくなったというのだ。
これを受け、編集部の映画担当は『スター・トレック BEYOND』日本宣伝スタッフにコンタクトをとり、ペッグらへのインタビューを打診。結果、サウンドバイツと呼ばれるショートインタビューを取り付ける。サウンド・バイツとは、レッドカーペットを歩く途中で報道陣の前にたちより、簡易的な取材を受けるシステムのこと。多忙を極めるエイブラムス氏、リン監督、ペッグらがサウンド・バイツで質問に答えることができる時間は、約1~3分である。上手く質問できなければ、何の成果も得られない可能性も……。このレポートでは、ただペッグに近づきたい一心で困難なミッションに挑んだ、野水の姿をお送りする。果たして、『スター・トレック BEYOND』の3人(なかでもペッグ)にどこまで肉薄できるのか?
当日はサウンドバイツの時間変更などハプニングもあったものの、まずはジャスティン・リン監督に「J.Jエイブラムスと初めて組んでみて、J.Jはボスとしてどうでしたか?」という質問をぶつけることに成功。そして、念願であった、ペッグには「今回、スールーがゲイであるという設定を新たに加えています。LGBTの側面をナチュラルに見せるために、ジョン・チョウ(スールー役)とどんな取り組みをしましたか?」と質問。ミッションを見事に成し遂げている。さらに、野水とペッグが固い握手を交わす場面も。真摯な態度で応じるペッグを前に、野水の瞳にはこころなしか涙が浮かんでいるようだった。
J.Jエイブラムスプロデューサー
サイモン・ペッグ
ジャスティン・リン監督
限られた時間での取材のため、エイブラムス氏には質問することは叶わなかった。しかし、サウンドバイツの終盤には、気さくなエイブラムス氏が報道ブースに立ち寄り、野水に何かを手渡すハプニングが発生。野水の手には、エイブラムス氏が代表をつとめる制作会社バッド・ロボット・プロダクションズの特製ゴルフボールセットが握られていた。
何かを手渡すエイブラムス氏
J.Jエイブラムスが野水に手渡したゴルフボールセット
ボールにはバッド・ロボット・プロダクションズのロゴが
こうして、野水の『スター・トレック BEYOND』突撃ミッションは、予想外の成果を得て成功裏に終わった。SPICEでは機会があれば再びクリエイターや俳優に突撃する野水の姿を追う予定だ。
映画『スター・トレック BEYOND』は全国公開中。
(C) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.STAR TREK and related marks are trademarks of CBS Studios Inc.
製作:
J.J.エイブラムス 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(監督)『スター・トレック』(監督)『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(監督)
ジャスティン・リン 『ワイルド・スピード MAX』『ワイルド・スピードMEGA MAX』『ワイルド・スピード EURO MISSION』
サイモン・ペッグ(共同脚本)『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』(脚本)『宇宙人ポール』(脚本)
クリス・パイン (カーク)『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 『エージェント・ライアン』
ザカリー・クイント (スポック)『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』
ゾーイ・サルダナ (ウフーラ)『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『アバター』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
サイモン・ペッグ (スコッティ)『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
カール・アーバン (ボーンズ)『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』『リディック:ギャラクシー・バトル』
アントン・イェルチン (チェコフ)『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 『ターミネーター4』
ジョン・チョー (スールー)『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 『トータル・リコール』
イドリス・エルバ 【新キャスト】『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『マイティ・ソー』『プロメテウス』『パシフィック・リム』
ソフィア・ブテラ 【新キャスト】『キングスマン』
ジョー・タスリム 【新キャスト】『ワイルド・スピード EURO MISSION』
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