赤西仁の幕張ワンマンでJINTAKA復活!山田孝之は「スペインから来ました」

2016.11.12
レポート
音楽

一夜限りの再結成を果たしたJINTAKA。(Photo by Teppei Kishida)

赤西仁が11月9日、千葉県・幕張イベントホールにてワンマンライブ「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion Special~ in MAKUHARI」を開催した。

これは彼が最新アルバム「Audio Fashion」を引っさげて7月から行ってきた全国ツアーのアンコール公演。当日はおよそ7000人のファンが会場に駆けつけた。

開演時刻になるとオープニングムービーとして、全裸で体を丸めていた赤西が服を着て歩き出す映像が映し出される。映像と交錯するようにしてステージに現れた彼は1曲目「Only Human」でライブをスタート。1人ギターをかき鳴らす「Eat Ya Heart Out」、キーボードプレイを披露した「Can't Get Enough」、そしてレーザー光線が光った「Mi Amor」などさまざまな演出でライブ前半を駆け抜けていく。

「SUMMER LOVING~Good Time~Hey What's Up?」のメドレーで観客との一体感を生み出したあと、赤西は「今年最後のライブなので、悔いのないように楽しんでください」と挨拶。女性ダンサーのポールダンスと共に披露されたバラードナンバー「Body Talk」では「ポールダンスが見たいので、皆さんに背中を向けて歌います。見納めなので!」と話しダンサーに見入る一幕もあった。

ライブ終盤、モニターに「一夜限りの再結成」の文字が映し出されるとステージには赤西と山田孝之によるユニット・JINTAKAの姿が。彼らは9月にシングル「Choo Choo SHITAIN」でデビューしたものの、10月に行われた同作のリリースイベントにて「方向性の違い」を理由に早々に解散を発表していた。赤西が「タカユキヤマダ!」と紹介すると、海外での仕事からライブに駆けつけた山田が「スペインから来ました」と挨拶。2人は大歓声を浴びながら「Choo Choo SHITAIN」を歌唱し、会場の熱気を最高潮へと導いた。

山田が去ったあと、赤西はプロジェクションマッピングを取り入れた演出で「Opaque」「OohLaLa」を投下。「Baila」から始まるダンス曲メドレーではダンサーを従えたアグレッシブなパフォーマンスで観客を魅了する。本編最後にはピアノの音色が映えるバラード曲「Episode」を歌い上げてステージをあとにした。

アンコールで赤西は「TGC」を歌唱したあとトロッコに乗り込む。彼は観客の近くへと移動しながら「Miss California」「Lucky」の2曲を届け、ファンと笑顔を交わして公演の幕を下ろした。

赤西仁「JIN AKANISHI LIVE TOUR 2016 ~Audio Fashion Special~ in MAKUHARI」
2016年11月9日 幕張イベントホール セットリスト

01. Only Human
02. From Her Mama
03. Eat Ya Heart Out
04. Can't Get Enough
05. We The Fire
06. Dayum
07. Mi Amor
08. Pinocchio
09. The Fifth Season
10. Summer Kinda Love
11. メドレー(SUMMER LOVING~Good Time~Hey What's Up?)
12. Body Talk
13. New Life
14. DJ コーナー(Choo Choo SHITAIN~Go Higher~Aphrodisiac)
15. Opaque
16. OohLaLa
17. メドレー(Baila~Temporary Love~Mami Loca~Tell Me Where)
18. Episode
<アンコール>
19. TGC
20. Miss California
21. Lucky