『エージェント・オブ・シールド』来日したクラーク・グレッグがコールソンの魅力を分析「視聴者のみなさまを代表するような役柄」

12月26日（月）、東京港区で行われたドラマ『マーベル エージェント・オブ・シールド』ファンイベントに、フィル・コールソン役のクラーク・グレッグが登壇。コールソン役の日本語吹替えを担当する村治学とトークを行った。

グレッグが演じているフィル・コールソンは、アメコミ実写化映画『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』『アベンジャー ズ』に登場するキャラクター。スーパーヒーローを管理する国家組織S.H.I.E.L.D.（シールド）の捜査官ながら、超人的な特殊能力を持たない異色の人物だ。そのコールソンを主役にすえたドラマ『マーベル エージェント・オブ・シールド』は『アベンジャーズ』のスピンオフドラマで、S.H.I.E.L.D.の活躍を描く。映画同様ジョス・ウェドン監督や 原作者スタン・リーらが製作総指揮を担当している。最新のシーズン3では、スーパーパワーを使う“インヒューマンズ”の存在に世界が混乱する中、コールソン率いるシールドが彼らを保護しようと活動を続ける。

 

 

グレッグは同ドラマを放送するDlifeの開局5周年と、日本でのシーズン3の放送開始を記念して来日。イベントに登壇したグレッグは「こんにちは、ありがとうございます」と流暢な日本語で挨拶し、「シーズン3をDlifeでみな さまにお届けできることを大変興奮しております」とファンに手を振った。また、日本に到着してすぐに銀座を訪れたという。さらに「家族で初めて日本に来ることが出来て嬉しい。これから京都にも行くんだ」と、日本訪問を満喫していることを明かした。

グレッグがファンからの質問に答えていくコーナーでは、このシリーズでのコールソンの人気についての質問が。グレッグは「大変幸いな ことに、9年程前に、友人であるジョン・ファヴローから、『アイアンマン』に出て見ないかと誘われて、 “エージェント”という名前で初めて出演した。それから『アベンジャーズ』などで、登場シーンや出演作品も増えていった」と経緯を振り返る。さらに「エージェント・コールソンは何のスーパーパワーもなく、死んでしまう可能性のあるキャラクターだ。ごく普通の人間だからこそ、視聴者のみなさまを代表するような役柄だと思う」と自身で魅力を分析している。 ステージには、コールソン役を日本語吹替えで演じる村治学も登場。クラークとの初対面に、「本物や！っていう感じがしました。にこやかで、なによりお優しい」と喜び、「こんなに長い素敵な作品になると思っていなかったので、大感激しております。今日何を着て行ったらいいのか分からないほど、舞い上がっています」と挨拶した。

 

 

会場には、クロエ・ベネット演じるデイジー・"スカイ"・ジョンソンの吹替えを演じる渋谷はるかや、花輪英司、沢海陽子、落合佑介、宮下ともみ、間宮康弘らが駆けつけていた。すると、グレッグは予定にはなかったが「ステージへ。命令だ」とキャストたちを招いて紹介。 そして、「シーズン3では、さらに挑戦的な内容となっていく。ワードが戻ってきて、彼によって、コールソンのダークな部分が呼び出されてしまうんだ」と、シーズン3の見どころを語った。 

 

 

『マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3』は、2017年1月21日（土）21：00よりDlifeで無料初放送開始する。また、2月3日にはブルーレイ・DVDもリリースされる予定だ。